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インテルArc A750 8GBグラフィックスカードが日本の小売店で150USドルで販売されました。

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Intelは最近、Arc A750 Limited Editionグラフィックカードを250USドルまで値下げしましたが、日本の小売店ではさらにお得なキャンペーンを実施しています。

インテルArc A750リミテッドエディショングラフィックスカードが日本の小売店でわずか150ドルで購入できます。

Intel Arc A750 Limited Editionグラフィックスカードは、250ドルですが、すでに信じられないほどの価値で、GeForce RTX 3060やRadeon RX 6600に対して非常に競争力のある製品になっています。

このカードは、ゲームやコンテンツ制作の用途で驚くほどの可能性を提供します。

ドライバは確かに良くなってきていますが、この世代のArcグラフィックカードには、今後の最適化でできることがまだまだたくさんあります。

日本の販売店である工房日本では、IntelのArc A750 Limited Editionグラフィックスカードの新しい割引を提供しています。

この販売店では、数枚のカードの在庫があり、日本円で19,800円(150米ドル換算)という驚くべき価格で表示されています。

これは、A750 LE の新価格より100ドル安く、このカードの価値提案を新たな高みへと導くものです。

この販売店では、予約不可、一人1枚のみ販売、店頭販売のみなどの制限を設けています。

日本のゲーマーにとって、この価格帯のArc A750は絶対に見逃せない。なお、販売は2月11日(日本現地時間)より開始されている。

グラフィックスカードに加えて、NightingaleとThe Settlers New Alliesの2タイトル(約99ドル相当)と5つのクリエイティブ・アプリケーションも無料で提供されます。

新しい価格帯のIntel Arc A750は、まさに破壊的なグラフィックスカードです。

Arc A750に加え、GUNNIRは、A380、A750、A770の各モデルを含むArcラインアップ全体の値下げを中国で発表しています。

  • Arc A380 インデックス - 949 人民元 (-150 人民元)
  • Arc A380 フォトン - 999 人民元 (-150 人民元)
  • Arc A750 Photon - 1999 人民元 (-500 人民元)
  • Arc A750 FLUX - 2199 人民元 (-500 人民元)
  • Arc A770 Photon - 2499 人民元 (-300 人民元)
  • Arc A770 FLUX - 2599 人民元 (-350 人民元)
  • Arc A770 Photon 16G - 2999 人民元(-300人民元)

インテル Arc A シリーズ デスクトップ グラフィックス カードのラインアップ「正式版」:

グラフィック
カードモデル
GPUダイシェーディング
ユニット数 (コア数)
XMX
ユニット数
GPUクロック (グラフィック)メモリ容量メモリ速度メモリバス幅帯域幅TGP価格
Arc A770Arc ACM-G104096
(32 Xeコア)
5122.10 GHz16 GB GDDR617.5 Gbps256-bit560 GB/s225W$349
Arc A770Arc ACM-G104096
(32 Xeコア)
5122.10 GHz8 GB GDDR616 Gbps256-bit512 GB/s225W$329 US
Arc A750Arc ACM-G103584
(28 Xeコア)
4482.05 GHz8 GB GDDR616 Gbps256-bit512 GB/s225W$249 US
Arc A580Arc ACM-G103072
(24 Xeコア)
3841.70 GHz8 GB GDDR616 Gbps256-bit512 GB/s175W$249 US
Arc A380Arc ACM-G111024
(8 Xeコア)
1282.00 GHz6 GB GDDR615.5 Gbps96-bit186 GB/s75W$139 US
Arc A310Arc ACM-G11512
(4 Xeコア)
64不明4 GB GDDR616 Gbps64-bit不明75W$59-$99 US

ソース:wccftech - Intel Arc A750 8 GB Graphics Card Being Sold For Just $150 US By Japanese Retailer

 

 

 

解説:

日本のPC工房でA750が19,800円で特価販売されたことは既に知っている方も多いと思います。

これが海外で話題になっているようです。

恐らく、仕入れたものが余って仕方なく特価販売と言う形ではなく、どこかから特価で流れてきたものをPC工房が買い取ったという形なのではないかと思います。

さすがにA750を大量に仕入れる店があったとしたらセンスを疑います。

A750はA770とあまり性能差がなく、A580は日本では売ってないため、非常に微妙な立ち位置になっています。

せめてARCのブランドが確立していればまた結果が違ったのかもしれませんが、第一世代目と言うことで、先日解消されましたが、ドライバ関連の不具合もあって、やはり処分に困るほど余ってしまったのでしょう。

A750はRTX3060Tiよりやや上の性能で、19,800円ならばかなり破格の価格と言うことになります。

実績がないというのはこういうことですね。

認知がされていないので目を向けてすらもらえないということです。

BTOをオーダーするような初心者の方はまず絶対に選ばないでしょう。

誰かに勧められない限り。

私は初心者にalchemistを勧める人はかなり凶悪なアドバイザーだと思います。(苦笑

今はARCは下積みの期間で、次世代で性能的にGeforceを超えることが出来れば、Intelと蜜月の関係を築いている商業メディアが大きく取り上げてくれるのではないかと思います。

何れにしてもプライスリーダーになっているnVidiaの牙城を頑張って崩してほしいところです。

 

 

 

Intel GPU ARC Aシリーズ

 

 

 

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