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AMDは、「リブランド版」となるZen 2ベースのRyzen 10シリーズおよびZen 3+ベースのRyzen 100シリーズモバイルCPUを準備している。

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AMDは、Zen 2およびZen 3+アーキテクチャを採用したプロセッサを、Ryzen 10シリーズとRyzen 100シリーズとして名称変更して再び投入しました。

AMDは、Zen 3+ベースの「Rembrandt」Ryzen 100シリーズとZen 2ベースの「Mendocino」Ryzen 10シリーズを、元のSKUとほぼ同じ仕様でひっそりとリリースしました。

リフレッシュ版CPUの投入は、AMDとIntelの両社にとっていつものことですが、これまで両社がどのように行ってきたかを見ていれば、「パフォーマンス向上」が必ずしもすべてのリフレッシュチップの真の目的ではないことが明らかです。

数ヶ月前、IntelはCore 5 120および120Fプロセッサを発売しましたが、これらは実質的にCore i5 12400および1200F CPUの名称変更版です。

そして今回、AMDもモバイルCPUラインナップの2つのシリーズで同様の戦略をとっています。

AMDは、Zen 2「Mendocino」およびZen 3+「Rembrandt R」モバイルシリーズに属する、いくつかの改良版、あるいは「リブランド版」とも言えるCPUの製品ページをすでに公開しています。

AMDはこれらをそれぞれRyzen 10シリーズとRyzen 100シリーズと呼んでいます。

Zen 2 Mendocinoの改良版シリーズ、すなわちRyzen 10シリーズには、4つの新しいSKUが追加されています。

Ryzen 10シリーズ

Specs/SKURyzen 5 40Ryzen 3 30Athlon Gold 20Athlon Silver 10
アーキテクチャーZen 2Zen 2Zen 2Zen 2
コア数/
スレッド数
4/84/82/42/4
クロック
(ベース/ブースト)
2.8/4.8 GHz2.4/4.1 GHz2.4/3.7 GHz2.4/3.5 GHz
L2+L3 キャッシュ2+4 MB2+4 MB1+4 MB1+2 MB
iGPURadeon 610MRadeon 610MRadeon 610MRadeon 610M
TDP15W15W15W15W
発売時期2025/10/012025/10/012025/10/012025/10/01

スペック面では、これらのプロセッサはオリジナルのZen 2ベースのモバイルチップ(Ryzen 7000HS/Uシリーズ)のリフレッシュ版と完全に同一です。

スペックを比較すると、新しいRyzen 10シリーズプロセッサは以下のプロセッサに対応していることがわかります。

  • Ryzen 5 40 → Ryzen 5 7520U
  • Ryzen 3 30 → Ryzen 3 7320U
  • Athlon Gold 20 → Athlon Gold 7220U
  • Athlon Silver 10 → Athlon Silver 7120U

次に、Zen 3+アーキテクチャに基づいたRembrandt CPUファミリーに対応するRyzen 100シリーズがあります。

上記と同様に、スペックはRyzen 7000 Rembrandt RシリーズのSKUと同一であることがわかります。

Ryzen 100シリーズ

Specs/SKURyzen 7 170Ryzen 7 160Ryzen 5 150Ryzen 5 130Ryzen 3 110
アーキテクチャーZen 3+Zen 3+Zen 3+Zen 3+Zen 3+
コア数/
スレッド数
8/168/166/126/124/8
クロック
(ベース/ブースト)
3.2/4.75 GHz2.7/4.75 GHz3.3/4.55 GHz2.9/4.55 GHz3/4.3 GHz
L2+L3 キャッシュ4+16 MB4+16 MB3+16 MB3+16 MB2+8 MB
iGPURadeon 680MRadeon 680MRadeon 660MRadeon 660MRadeon 660M
TDP45W28W45W28W28W
発売時期2025/10/012025/10/012025/10/012025/10/012025/10/01
  • Ryzen 7 170 → Ryzen 7 7735HS
  • Ryzen 7 160 → Ryzen 7 7735U
  • Ryzen 5 150 → Ryzen 5 7535HS
  • Ryzen 5 130 → Ryzen 5 7535U
  • Ryzen 3 110 → Ryzen 3 7335U

これらのプロセッサは2025年10月10日に発売され、近いうちに今後のノートパソコンやモバイルデバイスで既存のプロセッサに取って代わるものと予想されます。

命名規則に関して言えば、AMDがSKU名に2桁と3桁の形式を採用したのは今回が初めてだと思います。

これは、以前にもお話ししたように、Intelが第12世代Alder Lakeシリーズの一部のSKU名を変更した方法と似ています。

ソース:wccftech - AMD Prepares “Rebadged” Zen 2 Ryzen 10 and Zen 3+ Ryzen 100 Series Mobile CPUs

 

 

 

 

解説:

かつてモバイル向けでRyzen 5 7520UやRyzen 7 7735HSなどとして発売されていたCPUをリブランドしてRyzen10/100シリーズとして販売するようです。

ちなみにメモリはリブランド前からLPDDR5に対応しています。

史上ではDDR4系のメモリは生産停止になっていますので、本当にリブランドしただけですね。

それだけモバイル需要や安価なモデルの需要が高いということなのでしょう。

Ryzen10シリーズはZen2、Ryzen100シリーズはZen3+が搭載されているようです。

Ryzen 10シリーズはMendocino、TSMC6nmで製造されています。ダイサイズは100mm2です。

Ryzen100シリーズはRembrandt、こちらもTSMC6nmで製造されています。ダイサイズは210mm2です。

Rembrandtなどはついこの間発売されたばかりだったような気がしますが時が経つのは早いですね。

今はZen5で来年にZen6ですから、2世代前の製品、来年になれば3世代前の製品ということになります。

これらの製品はモバイルでは発売されていますが、高性能志向が強い自作リテール市場だとなかなか難しいのでしょう。

Athlon 3000Gよりはこっちの方が有難いと思うのですが・・・

 

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