インテルの次期フラッグシップCPU「Core i9-13900K Raptor Lake」が、PassMarkベンチマークランキング内でシングルスレッド最速のチップとなったことが明らかになりました。
PassMarkのシングルスレッドベンチマークで全プロセッサを上回るCPU「Intel Raptor Lake Core i9-13900K」が登場
Intel Core i9-13900Kは、Raptor LakeのフラッグシップCPUで、24コア32スレッド、8Pコア(Raptor Cove)、16Eコア(Gracemont V2)構成で提供されるのが特徴。
CPUの構成は、ベースクロック3.0GHz、シングルコアブーストクロック5.8GHz(1-2)コア、オールコアブーストクロック5.5GHz(P-Core8個全て)です。
CPUは68MBの複合キャッシュを搭載し、PL1定格は125Wで、最大250Wまで対応する。
また、今回詳しく紹介した「Unlimited Power Mode」を使用した場合、CPUは最大350Wの電力を消費することができる。
- Core i9-13900K 8+16 (24/32) - 3.0 / 5.8 GHz - 66 MBキャッシュ、125W (PL1) / 253W (PL2)
- Core i9-12900K 8+8(16/24) - 3.2 / 5.2 GHz - 30 MBキャッシュ、125W(PL1)/ 241W(PL2)
Intel第13世代Core Raptor Lake CPUに伴う周波数の大幅な向上は、以前からさまざまなベンチマークを通じて検証されてきた。
しかし、最近のPassMarkの例では、Core i9-13900Kのシングルスレッド性能をテスト&従来のAlder Lakeプロセッサーより9.5%高いスコア、4833ポイントを獲得している。
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マルチスレッドテストでは、インテル Core i9-13900Kプロセッサーのスコアは54433点で、同じテストでAMDのRyzen 9 5950Xプロセッサーよりも19%高い。
しかし、AMDの最新Ryzen 7000シリーズプロセッサーは、インテルより先に発売されたAMDの次世代CPU、Raptor LakeシリーズでもPassMarkのテストでは抜けているのだそうです。
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1枚目の画像のランキングでは、Intel Core i9-13900Kプロセッサだけでなく、i7-13700、i5-13500、i5-13400のいずれかのCPUの結果も出ています。
Intel Raptor Lake CPUは、来週のInnovationイベントで発表され、その後10月に正式発表される予定です。
解説:
Raptor Lake Core i9-13900Kのシングルスレッドベンチマーク結果がPassmarkで首位に。
ゲームに重要なシングルスレッド性能においてまだ発売されていないCore i9-13900Kがトップに立ったということです。
演算性能としては恐らく、Ryzen 9 7950XよりCore i9-13900Kの方が優れていると思います。
しかし、Socket AM5が長く使えること、Zen4 X3D、Zen5、Zen5 X3D
リークで判明しているだけでも最低3世代は使えるでしょう。
また、Zen5からはAMDもハイブリッドを採用しますので、評価がまた変わってくると思います。
現時点ではIntelの方が性能が良いですが、将来的にどうなるのかまでは分かりません。
AM5と言う波に乗ることが成功なのか失敗なのかと言うことは誰にも言えないと思います。
それを踏まえたうえで、RaptorLake Core i9-13900Kは素晴らしい製品であり、買って損はないと私は思います。
AMDとIntel、どちらでも好きな方を選べるという消費者の特権を十分に味わいながら、自作を楽しみましょう。
Core Ultra 200Sシリーズ
ソケットLGA1851
Intel 第14世代Coreシリーズ
ソケットLGA1700
※ 末尾にFがついているモデルはGPUがありませんのでご注意ください。