
DDR5 RAMの価格が高騰を続ける中、世界各地で旧式のAM4プラットフォームへの劇的な移行が見られます。
AM4 CPUはMindfactoryで34%近くの市場シェアを獲得し、Amazon USのベストセラートップ10にも4つランクイン
DDR5 RAMを使用したPC構築コストの上昇により、多くのユーザーが旧式のDDR4プラットフォームに戻りつつあります。
DDR5 RAMの価格と入手性はすぐには安定しないと予想されるため、これは予想通りの展開です。AM4プラットフォームは、以前よりかなり古い製品であるにもかかわらず、依然として好調でしたが、現在では急速に成長しており、AM5からベストセラーの座を奪う可能性も秘めています。

大手小売店の動向を注視していたところ、一部の有名小売店におけるCPU販売に劇的な変化が見られました。
ドイツでは、人気小売店MindfactoryがAMDのAM4対応CPUラインナップの3分の1近くを販売しています。
わずか2週間前の販売統計と比較すると、AM4 CPUの販売が急増していることがわかります。
当時は出荷台数の約24%を占めていましたが、現在は約34%にまで達しています。
このような急上昇は異常ですが、DDR5 RAMの価格がほとんどの地域で3倍、4倍に上昇していることを考えると、差し迫った事態と言えるでしょう。

2週間前は出荷全体の約70%を占めていたAM5 CPUは、60%を下回りました。MindfactoryのCPU売上トップ10のうち、Ryzen 5000 CPUは現在3つですが、トップ20には9つあります。
これは他の地域でも見られる現象であり、Amazon USの最新のCPU売上トップ10リストによると、そのうち4つはAM4プラットフォームの製品です。
Amazon USでも、売上トップ20のうち9つがAM4 CPUで、引き続きあらゆるところでAM4 CPUが目立っています。

Ryzen 7 5800XTはAmazon USで最も売れているCPUであり、驚くべきことにRyzen 5 3600もトップ10入りを果たし、6位にランクインしました。
AMDが5800X3Dや5700X3DといったRyzen 5000X3Dプロセッサの製造を中止していなければ、このチャートは全く異なるものになっていたでしょう。
7800X3Dや9800X3Dとの販売で拮抗する展開が見られたでしょうが、AMDはそろそろこれらを復活させるべき時が来ていると思います。
Ryzen 5000がEOL(販売終了)になるまでどれくらい販売されるかは不明ですが、数百ドルも余計な出費をせずにゲームを楽しみたいゲーマーにとって、今のところは唯一の希望と言えるでしょう。
ソース:wccftech - AM4 CPUs See A Sudden Surge In Sales; Ryzen 5 3600 Also Makes A Comeback In The Top 10
解説:
メモリ価格高騰の影響か?今度はAM4が売れ始める。
メモリ価格高騰の影響なのか?今度はAM4のCPUが売れ始めているようです。
DDR5メモリの価格が3倍4倍になっていることに値を上げた層がDDR4メモリが使えるAM4に人が殺到しているのでしょう。
しかし、それも焼け石に水で現在では順調にDDR4も値上がりをしています。
残念ながら、カメの様に手足と頭を引っ込めて嵐が過ぎ去るのを待つしかない状況です。
AM4のX3Dは生産中止になっているそうですから、数字に上がってきていませんが、まだ製造していたらトップは間違いなくX3Dだったのではないでしょうか。
問題なのはこれから。
新製品のZen6やNova Lake-Sがどうなるのか、想像力があまり豊かでない人でも理解できるのではないでしょうか?
AMDもIntelも価格を上げるといっていますが、どこの販売店や流通も高いCPUなんて扱いたがらないでしょう。
だって、実際に今、CPUは売れてないでしょう。
別に製品が悪いとは言いません。
しかし、時期が悪いとしか言いようがないです。
まあでも、Intelはともかく、AMDはAIアクセラレーターで利益を上げている側ですから、よくわかっていると思うのですがね。
AIアクセラレーターがもたらす利益に比べたらCPUが多少売れなくても十分カバーできるのかもしれません。
Ryzen 5 3600は出た当時は革新的な製品だったと思いますが、2025年クリスマスシーズンから見ると完全に終わった製品だと思います。
これがトップ10に入っていることから考えてもこれから出る製品がどうなるのかは火を見るより明らかです。