Zhaoxinは、主に中国の州のITインフラストラクチャで使用するプロセッサを製造するブランドであり、独自のITハードウェアを固有のものにするという中国政府の野心的な計画の一部です。
ZhaoxinのX86-64 CPUコアは、VIAのライセンスを受けて共同開発されています。
具体的には、NCORE AI対応のx86プロセッサを製造するCenTar子会社です。
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ZhaoxinのKaiXian KX-6780A 8コアCPUは、組み込みプロセッサを搭載したマザーボードの形で中国のDIY市場で市販されています。
KX-6780Aは、8 MBのL2キャッシュ、デュアルチャネルDDR4-3200メモリコントローラー、PCIe、SATA、USB、および統合DirectX 11.1対応グラフィックスを含む最新のIOインターフェイスを備えた8コアX86-64プロセッサーです。
このプロセッサの基本周波数は2.7 GHzですが、適応型またはブーストオーバークロックテクノロジーはありません。
Zhaoxin 8コアCPUは組み込みプラットフォームの一部であり、中国のDIY市場で入手できます。
CPUコアは社内で設計されたLuJiaZuiコアであり、SSE 4.2やAVXのような最新の命令セット拡張と暗号化および仮想化テクノロジーをサポートする、スーパースカラーのアウトオブオーダーマイクロアーキテクチャを中心に構築されています。
このプロセッサは、TSMCの16 nmプロセス技術を使用して作られています。
x86アーキテクチャは、政党および政府の部門によるWindowsからLinuxへの移行の移行段階をサポートし、ソフトウェア開発においてより多くの指示のショートカットを提供できます。
このプロセッサには、最大4Kのビデオ再生をサポートするDP / HDMI / VGAディスプレイインターフェイスをサポートする高性能統合グラフィックがあります。
この統合グラフィックスは、最大2台のディスプレイをサポートします。 このプロセッサは、Windowsおよび国内/一般Linux OSのサポートも提供します。
Xingying C1888組み込みシステムは、標準のITXコンパクトマザーボード設計を採用しています。 このマザーボードは、わずか17 cmという非常に小さなサイズで、このマザーボードをMini-ITXフォームファクターに保ちます。
このマザーボードのIOは、DC電源インターフェイスのサポートを追加し、ルーターサイズのシャーシに取り付けることができます。このマザーボードは、標準の24ピン電源との互換性も提供します。
このマザーボードには、高性能アプリケーション用の独立したグラフィックスカードとの互換性を提供するPCIeスロットがあります。
このマザーボードのIOは比較的良好で、4つのUSBポートがあり、2つはUSB 3.0、2つはUSB 2.0ポートです。
HDMIポートは、DCポートの電源プラグのすぐ下にあり、HDMIポートの下にはVGAポートがあります。 このシステムは現在、oba宝網で4,300.00元で販売されています。 米ドルに換算すると、このシステムは$ 619.89になります。
ソース:wccftech - Zhaoxin Kaixian x86 8 Core CPUs Now Available in the DIY Channel
解説:
往年のEPIAシリーズを彷彿とさせるVIAの名前が出ていますが、中国の企業がVIAのライセンスを受けて自作市場向けの一体型8コアPCマザーボードを発売したという話です。
中国市場向けで、タオバオで4300元($619)ほどで売られているようですね。
内臓のGPUは1080Pのゲームなら60FPS近く出るようです。
しかし、設定などはよくわかりませんので、Vega11より高性能なのかどうかというのははっきりしません。
TDPはこの手のシステムとしてはかなり高めの70Wということなので、どこに向けたシステムなのかちょっと不思議な感じです。
また、写真を見ると別途GPUも付けられるようです。
CPUはBGAなので、直付けされており、交換などはできないようになっているようです。
CPU直付けのシステムとしては異例なほど高性能のようです。
詳細は本当にこれだけなので興味のある人はタオバオかAliexpressをこまめにチェックしてみるとよいかもしれません。
私も代行サイトやAliexpressで検索してみましたが、現時点では見つかりませんでした。