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NVIDIA(NASDAQ:NVDA)の膨らんだ評価の懸念で格下げ

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NVIDIA(NASDAQ:NVDA 266.19 1.23%)は、投資銀行会社Craig-Hallumによって「購入」から「保留」の格付けに格下げされました

同社のアナリストは、NVIDIAの「大幅に」買い推奨とする評価をこの格下げの主な推進力として挙げ、株価の目標価格を7.69%下げて$ 300にした。

復習すると、NVIDIAの株価は現在まで11.75%上昇しています。

一方、フィラデルフィアセミコンダクターインデックス(INDEXNASDAQ:SOX)(30社の半導体企業で構成される時価総額加重インデックス)は、同じ期間中に15.16%減少しました。

この評価が比較的高まっているため、Craig-Hallumは、5月21日に予定されているNVIDIAの2020年第1四半期の収益リリースに先立ち、より魅力的な購入機会を探すようクライアントにアドバイスしました。

もちろん、ここ数週間のアナリストのアップグレードの無数は、NVIDIAの株価を現在の高騰した評価に推進する上で重要な役割を果たしてきました。

たとえば、バンクオブアメリカ証券(NYSE:BAC 24.175 -2.76%)のアナリストであるVivek Aryaは、2020年3月に投資メモを発表し、2020年下半期または2021年には、H1が弱いにもかかわらず、

ゲーム機の需要は回復する可能性が高いと主張しました。

2020年後半の新しいゲーム機の登場は、この需要の拡大に重要な役割を果たすと予想されます。

ゲーム機市場の活性化も、2021年にPCゲームの中古GPUも含めたアップグレードサイクルを促進すると予想されていることを覚えておいてください。

その結果、AryaはNVIDIAとAMD(NASDAQ:AMD 50.01 3.37%)を、続くPC GPUアップグレードサイクルの主要な受益者と見なしました。

証拠として、アナリストは、NVIDIAのPCゲームの売上高がその後の3年間で35%のペースで成長するのを見た最新のゲーム機のアップグレードサイクルを挙げました。

Vivek Arya氏はさらに次のように述べています。

  「急速にGFNが採用され、Steamが最近報告した同時使用数(24時間で20百万人のユーザー)が記録されていることから、PCゲームの需要は依然として回復力があることが示唆されています。

AryaはAMDとNvidiaの両方で「購入」の評価を繰り返し、それぞれの価格目標は53ドルと300ドルでした。

同様に、3月24日に、NVIDIAはニーダムのアナリストによって、以前の「保留」の推奨事項から「購入」にアップグレードされました。

ニーダムアナリストのラジビンドラギルが書いた投資メモによると、投資家は、マクロな不確実性が急増している現在の環境の中で、「優れたバランスシートと堅牢なフリーキャッシュフロー」を備えた企業に向かうべきです。

ギル氏は、進行中のコロナウイルス(COVID-19)の大流行の中で、分散コンピューティング医療アプリケーションでGPUの必要性が高まっていることを、アップグレードの背後にある主要な強気の要因と見なしました。

復習として、Folding @ homeなどのプロジェクトは、分散コンピューティング能力を利用して、タンパク質のフォールディングと凝集から生じる疾患と合併症に加えて、タンパク質のフォールディングのプロセスをシミュレーションおよび分析します。

ソース:wccftech - NVIDIA (NASDAQ: NVDA) Downgraded on Inflated Valuation Concerns

 

解説:

「コロナウィルス何するものぞ」の半導体業界

nVidia株の評価が「買い」から「保留」に格下げになったとのことです。

「Vasly Outperform」がその原因ということで、outperformとは投資用語「買い推奨」(指標よりも株価上昇率が上回っていること)のことです。

これだけ見ると格下げする意味が分からないのですが、フィラデルフィアセミコンダクターインデックス(30社の半導体企業で構成される時価総額加重インデックス)があまりに加熱しているため、今は買い時ではないというだけのことのようです。

また、コロナウィルス禍でもゲーム機需要はPS5やXSXによって回復すると判断されており、まさに「コロナウィルス何するものぞ」の半導体業界といった印象を強くしています。

ゲーム機の性能が上がると、現在のGPUが陳腐化して、さらに(中古も含めた)買い替え需要が発生し、AMDのみならず、nVidia製GPUのアップグレードも活発になるとみなされているようです。

こちらは、PS4 ProやXbox oneが発売されたときにそのような状態が起きたということです。

コロナウィルスは生産スケジュールに影響を与えることがあっても基本的に、PC業界とゲーム業界に与えるマイナスの影響はあまり大きくなさそうです。

ちなみにコロナウィルスのことを英語でCOVID-19(コーヴィッド・ナインティーン)と言っているようです。

※ Vtuberの桐生ココさんもそのように言っています。

日本語と違って厨二病っぽくてかっこいですね(笑

私はこういった翻訳をしているので日常会話にうっかり出そうになるのですが、皆さんはそうならないように気を付けてください。

 

 

 

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