当サイトで使用している検証機材について説明いたします。
テストマシンの構成
CPU | intel Core i9-9900K |
メモリ | DDR4 32GB 8GBX2X2(セット) [マザーボードのレビュー内で解説しています。] |
SSD | Corsair MP510 480GB |
HDD | Seagate IronWolf 4TB ST4000VN008 |
マザーボード | GigaByte Z390-M Gaming |
電源 | Seasonic FOCUS 750W SSR-750FM |
CPUクーラー(水冷) | Corsair H100i V2 |
ケース | Fractal design Define Mini C |
※ テストマシンは取り回しの都合や設置場所の問題があり、推奨マシンの構成とは若干異なっていることをお断りしておきます。各パーツの名称をクリックすると別窓でレビューが開きますので参考にしてください。
また、モニターには4K HDR環境での測定を行うため、IO DATA社製の4K HDRモニターEX-LD4K271DB(KH2750V-UHD)を使用しております。
EX-LD4K271DBとKH2750V-UHDの違いは販売チャンネルが違うだけで中身は全く同じ製品になります。
テストに使う場合、「出来る」ことと「出来ない」ことの間には埋められない差が存在しますので、HDRモニターを使用しています。
当サイト4Kモニターレビュー:EX-LD4K271DB(KH2750V-UHD)レビュー
以下に現状の4K HDRモニターの問題点やメリット、活用方法などを記事にまとめておりますので、一緒に読まれるとより理解が深まります。
参考記事:
CPUについて
当サイトの検証機材ではCPUにCore i9-9900Kを使用しております。
テストに当たっては設定を変更し、仮想的にCore i7-9700KとCore i5-9400F相当として使用する場合があります。
これらを仮想i7-9700Kと仮想i5-9400Fと呼称します。
本物のCore i7-9700KとCore i5-9400Fとの違いはスマートキャッシュの容量のみとなります。
これはスマートキャッシュの容量がBIOSの設定によって制御ができないことによります。
特に但し書きのない場合は通常のCore i9-9900Kとして使用しますが、仮想i7-9700K、仮想i5-9400Fと但し書きをつける場合は以下の設定を使用しております。
ベースクロック(GHz) | ターボクロック(GHz) | コア数/スレッド数 | スマートキャッシュ(MB) | |
Core i9-9900K | 3.6 | 5.0 | 8/16 | 16 |
仮想i7-9700K | 3.6 | 4.9 | 8/8 | 16 |
仮想i5-9400F | 2.9 | 4.1 | 6/6 | 16 |
Core i7-9700K | 3.6 | 4.9 | 8/8 | 12 |
Core i5-9400F | 2.9 | 4.1 | 6/6 | 9 |
Cinebench R15の結果に見る、実物との違い
Single | Multi | |
Core i9-9900K | 214 | 2004 |
仮想i7-9700K | 209 | 1515 |
仮想i5-9400F | 177 | 969 |
Core i7-9700K | 214 | 1520 |
Core i5-9400F | 174 | 966 |
Cinebench R15にてネット上に公開されている実物との結果と比較してほぼ同様であることを確認しております。
GPUについて
当サイトでは推奨GPUがありますが、残念ながら入手時にRTX2000シリーズのRTX2080Ti/RTX2080/RTX2070は品薄で推奨品が入手できなかったため、やむを得ず推奨外の製品を使用しています。
すべて上位版である400A系列を使用していますが、あまり過激なOCモデルではありません。
標準、Founder's Editionと違う箇所のみ黄色にしてあります。
なお、nVidia製品のブーストクロック表記に関しては最低保証値の記載となっており、実際に運用すると温度などの動作条件値を満たす範囲で可能な限りクロックを上げてくれるようです。
そのため、GPUを発売している各社とも高価な上級モデルには巨大なヒートシンクとファンをつけてできる限り性能が落ちないようにしてあります。
私のテスト機材に関してもRTX2080Tiに関しては2000MHz近くまで回ってくれます。
Geforce RTX 2080 Ti
TU102-400A
Standard | Founder’s Edition | テスト機材 | |
CUDAコア数 | 4,352 | ||
ブーストクロック(MHz) | 1,545 | 1,635 | 1,650 |
メモリ種類・容量 | GDDR6 11GB | ||
メモリバス幅(bit) | 352 | ||
メモリクロック(MHz) | 14000(データレート) | ||
インターフェイス | PCIeX16 | ||
消費電力(W) | 250 | 260 | |
推奨電源(W) | 650 | 650 |
ボードサイズ | 約292×112×58mm | ||
補助電源端子 | 8ピン×2 | ||
出力端子 | Displayport 1.4×3、HDMI 2.0b×1、USB Type-C×1 | ||
付属品 | ドライバディスク、マニュアル |
Geforce RTX 2080
TU104-400A
Standard | Founder’s Edition | テスト機材 | |
CUDAコア数 | 2,944 | ||
ブーストクロック(MHz) | 1,710 | 1,800 | 1,815 |
メモリ種類・容量 | GDDR6 8GB | ||
メモリバス幅(bit) | 256 | ||
メモリクロック(MHz) | 14000(データレート) | ||
インターフェイス | PCIeX16 | ||
消費電力(W) | 215 | 225 | |
推奨電源(W) | 650 | 650 |
ボードサイズ | 約292×112×40mm | ||
補助電源端子 | 8ピン x 1, 6ピン x 1 | ||
出力端子 | DisplayPort x 3 (v1.4) / HDMI 2.0b x 1 / USB Type-C x 1 | ||
付属品 | ドライバディスク、マニュアル |
Geforce RTX 2070
TU106-400A
Standard | Founder’s Edition | テスト機材 | |
CUDAコア数 | 2,304 | ||
ブーストクロック(MHz) | 1,620 | 1,710 | 1,725 |
メモリ種類・容量 | GDDR6 8GB | ||
メモリバス幅(bit) | 256 | ||
メモリクロック(MHz) | 14000(データレート) | ||
インターフェイス | PCIeX16 | ||
消費電力(W) | 175 | 185 | |
推奨電源(W) | 550 | 550 |
ボードサイズ | 292 x 112 x 40 mm | ||
補助電源端子 | 8ピン x 1, 6ピン x 1 | ||
出力端子 | DisplayPort x 3 (v1.4) / HDMI 2.0b x 1 / USB Type-C x1 | ||
付属品 | ドライバディスク、マニュアル |
Geforce GTX1660Ti
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