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Intel Gen 11 GPUのAshes of the Singularity BenchMarkスコアがリーク - MX130パフォーマンスレベルを達成

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Intelが次期Gen11アーキテクチャの詳細を明らかにしてから最初のベンチマークがTUMAPISAKによってリークされてから数時間しか経っていません。

Intelの第11世代GPUは、統合型GPUが1TFLOPsの可ぺを初めて突破したとマークされました。(これを視野に入れると、Xbox Oneはもともと1.3 TFLOPのパワーを持つように設計されていました)。

 

Intel Gen 11統合LP GPUリークの初期ESベンチ - nVidia MX130と同等のUHD620を+100%超えるパフォーマンス向上

あなたが目にすることになっているベンチマークは、

1)ほぼ確実にエンジニアリングサンプルで

2)早期のドライバーであり

3)低電力状態のプロセッサを表す(これはモバイルチップです)

であることを覚えておいてください。

そうは言っても、パフォーマンスは第11世代のGPUとしてほぼ私の期待通りでした。

 

ここでのパフォーマンスは、Intel UHD 620の約2倍で、NVIDIAのMX 130とほぼ同じです。

これは、本質的に、Gen11 GPUが採用されればMX110とMX130の存在理由が無くなることを意味します。

先に進む前に、ここにベンチマークがあります。

Intel Gen11 GPU Ashes of Singularity Benchmark  Result

 

Intel UHD20 Ashes of Singularity Benchmark Result

 

 

Intel Gen 11 GPU ESのサンプルは、1080pのLow設定で平均20.4 fpsです。

Intel UHD 620はおよそ10 fpsで、MX110とMX130はそれぞれ17.7と20.1をマークします。

つまり、Intel Gen 11 iGPUはMX110とMX130とほぼ同等です。

これは、注文時にアップグレードする予算がなくても、カジュアルゲーム(主にMOBAなど)や、もちろんモバイルPCを購入するすべてのPCビルダーにとって朗報です。

 

現在、多くのOEMメーカーがMX110またはMX130(MXシリーズはウルトラブックに最適なブランドです)用に別々の冷却ソリューションを用意する必要があり、これにより、設計が複雑になり、障害が増えるため、このGen11 GPUはウルトラブックに最適です。

同レベルの性能を達成することができる内蔵GPUによって、OEMはコストを削減してより低価格で同等の性能を提供することができるでしょう - それはすべてのゲーマーの勝利です。

ただし、MX150は依然としてGen11 GPUよりも快適であり、Low設定の1080pベンチで28.9 fpsであり、最低許容レベルの性能があると考える必要があります。

そうは言っても、これはほぼ確実に初期のドライバであるを含めて低消費電力バージョンなので、Intelがさらに性能を向上させる余地は十分に残っていると考えられるため、フルパワーの上位バージョンを設定したとすれば、MX150を手の届く距離内に置くことができるだろう

ソース:wccftech - Intel Gen 11 GPU Ashes of the Singularity Benchmarks Leaked – Achieves MX130 Performance Levels

 

解説:

Intelの次期内蔵GPUの性能がすごいという話です。

リークした画像をUHD620のものと比較すればわかりますが、128MBのeDRAMキャッシュを内蔵したモバイル向けの高性能版GT3ではなく、デスクトップなどに搭載されているGT2でこの性能のようです。

私もこれには驚きました。

過去記事でいろいろと穿った見方をしてintel社を疑ってしまったので、この偉業を達成したintel社に敬意を表して比較グラフを作成させていただきました。

皆さんもこんな心の汚れた大人にならないように気を付けてください。(笑

現在の内蔵GPUまでは非力すぎて、ゲームに何とか使える程度の性能にしたければnVidiaのGeforce MX110/MX130/MX150を用意しなければならなかったのですが、これには別にGPUの冷却システムを用意しなければならず、メーカーにとって非常に負担になっていたが、Gen11GPUではそんな心配はないということです。

記事中ではMX150よりは性能は低いが、例えばAC電源につないだ時ののみに動作するフルパワーモードなどを設定すれば、解決できる問題だろうと指摘しています。

ただし、Comet Lakeが発売されるとすれば、内蔵GPPUはUHD630になる可能性が高く、デスクトップユーザーにGen11GPUがもたらされるのは2020年に入ってからになる可能性が高いです。

intelの内蔵GPUは10nmの製造が軌道に乗っていないこともあり、2017年1月に発売されたKabyLake世代から基本的には進化していません

※UHD600系はHD600系のクロックアップ版のため

そのため、Gen11GPUはかなりの飛躍的性能向上を遂げることとなりそうです。

下位の外付けGPUはこれによって消滅することになるでしょう。

 

 

第14世代intelCore i5/7/9シリーズ

 

※ 末尾にFがついているモデルはGPUがありませんのでご注意ください。

 

 

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