
サプライチェーン内の販売業者は、メモリ不足を利用して利益を伸ばす方法を見つけ出したようです。これは、消費者にRAMを購入する際にマザーボードも購入するよう「強制」することで行われているようです。
RAMモジュールの購入をお考えですか? もしかしたら、新しいマザーボードも購入せざるを得なくなるかもしれません。
小売業者が、品薄のコンポーネントを含む「高価な」コンボを提供する傾向が見られ、Ryzen 7 9800X3DのようなCPUでは特に顕著でした。
しかし、台湾経済日報の報道によると、台湾の販売業者は、顧客にRAMモジュールを購入するたびにマザーボードも購入するよう強制していることが明らかになりました。
つまり、DDR5 RAMを購入する場合、互換性のあるマザーボードの購入が必須ということです。
これは、業界の現状を如実に表しており、衝撃的であると同時に「滑稽」です。
この動きの背景には、在庫一掃の狙いがあると考えられます。CPUが独自のチップセットラインナップを持つ新時代を迎えようとしているからです。
流通業者は、マザーボードとRAMの組み合わせを探している顧客をターゲットに、メモリに対する消費者の需要に乗じているようです。
しかし、メモリモジュールだけを探している顧客にマザーボードの購入を強制するのは、全くもって不合理です。
小売サプライチェーンは、厳しい状況下で利益率を上げるという点において、常に失敗しています。

この戦略が台湾市場に限定されることを願いますが、ASUS、MSIなどのベンダーが顧客へのRAMモジュール供給に採用する可能性のある手段の一つとなるかもしれません。
マザーボードの売上を伸ばすことで、より広範な販売の牽引力となるからです。
メモリ市場が「パニック買い」の段階に入っていることは間違いありません。顧客と小売業者の両方がDRAMの在庫確保に苦戦しています。
同時に、消費者向けメモリの価格はわずか数週間で急騰し、ゲーマーはメモリのアップグレードを待たざるを得なくなりました。
解説:
台湾の小売業者がDRAMとマザーボードを抱き合わせ販売
倫理無き昏き時代の悲劇
台湾の小売業者がDRAMとマザーボードを抱き合わせ販売を始めたようです。
日本でも起きる現象ではないかと思います。
小売店側に立って説明すると、マザーボードとDRAMやGPUなどはある程度組み合わせて売れることを前提に販売しています。
そこでDRAMが不足になったからと言って転売屋がDRAMだけを買っていったら小売店側も困りますので基本抱き合わせという話になります。
これだけ転売屋が社会問題になっているのは日本だけで、海外では立派なサイドビジネスという扱いになっています。
そのため、小売店側も自営せざる得ないということです。
自由というのは倫理や道徳を失い、好き勝手に行動する人が増えたら制限せざるをえません。
自由というのは使いこなせない人が多数いる社会にとっては他人を傷つける凶器になってしまうからです。
非常に残念ですが、致し方無いのではないかと思います。
元の小売店側もやはり商売である以上売れる製品だけを持っていかれると成り立たなくなってしまうからです。