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AMDの次世代Zen 5コアが、チーフアーキテクトのプロファイル「将来のRyzen向けの2020年以降のチップアーキテクチャ」、「Threadripper」および「EPYC CPU」に登場

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AMDは7nmベースのZen 2コアアーキテクチャをリリースしたばかりですが、2020年以降のコアの開発はすでに進行中です。

Zen 3とZen 4については知っていますが、遠い将来のZen 5アーキテクチャが再びオンラインで登場し、Ryzen、Threadripper、およびEPYCプロセッサの将来の世代でもほぼ確認されているようです。

AMD Zen 5次世代コアCore、Threadripper、EPYC CPUがチーフアーキテクトのプロフィールで確認

AMDのZen 5は、2020年以降のコアアーキテクチャで、Ryzen、Threadripper、EPYCファミリの次世代プロセッサに搭載される予定です。

AMDが2020年以降も同じCPU命名規則を使用するかどうかは確認できませんが、現在と同様に、すべてのプロセッサファミリが新しいアーキテクチャを採用することになります。

AMD Zen 5コアは、しばらく前にZen +の発売中にスライドで開発中であることが確認されました。

AMD Zen 2およびZen 5マイクロプロセッサコアのチーフアーキテクトであるDavid Suggsによって、これは再度確認されました。

AMDはCPU部門内に異なるZenコアを並行して作業しているチームを持っています。

特に、DavidはAMD Zen 2コアのチーフアーキテクトで、最近Ryzen 3000プロセッサとその次のZen 5コアでデビューしました。

AMDのZen 2は7nmアーキテクチャに基づいており、次のZen 3は7nm +プロセスに基づいており、2020年に発売が予定されています。

AMD Zen 4コアは現在設計中で、2021年に発売が予定されています。この頃には、AMDは5nmプロセスノードへの移行が予想されています。 

AMDがTSMCの最新の5nmノード(N5とも呼ばれる)を利用する場合、同社は次世代のZenベースのRyzenシリーズで、トランジスタ密度が80%、全体的な性能が15%、そしてダイ面積が45%減少すると見込んでいる。

TSMCが5nmプロセスノードについて言うべきことは次のとおりです。

 

N5は第1四半期にリスクプロダクションを開始しましたが、今四半期から顧客のテープアウトが開始され、2020年前半には量産が開始されると予想しています。

1.8nmのロジック密度と15%の速度向上、7nmと比較してARM A72コアで、私たちはN5技術が業界で最も競争力があると信じています。

 

最高の密度、性能、電力、最高のトランジスタ技術により、今日7ナノメートルを使用しているお客様のほとんどが5nmを採用することを期待しています。

N5により、私達は私達の顧客製品ポートフォリオを拡大し、私達のアドレス可能な市場を拡大しています。

このように、我々は5nmもTSMCのための大きくて長持ちするノードになると確信しています。

TSMCより

2022年から2023年の間に発売予定のZen 5コアは、パフォーマンスを大幅に向上させることができる、さらに最適化された5nmプロセスをベースにすることができます。

Zenファミリには「+」が含まれなくなったため(例:Zen +)、改良されたチップレット相互接続とともにIPCをさらに向上させるような目立ったアップグレードが予想されます。

AMDのZen 5コアは発売までにAMDに新たな飛躍的進歩をもたらすでしょうが、競合他社はまだ社内の7nmノードに依存しています。

ソース:wccftech - AMD’s Next-Gen Zen 5 Core Shows Up In Chief Architect’s Profile, Post-2020 Chip Architecture For Future Ryzen, Threadripper & EPYC CPUs

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解説:

Zen2 7nm 2019年

Zen3 7nm+ 2020年

Zen4 5nm 2021年

Zen5 5nm+? 2022年?

長らく音沙汰の無かったZen5の話が出てきました。

製造プロセスは5nm+と予想され、2022年か2023年に出るとの予測です。

現在TSMCは台湾の新竹市で3nmの研究を始めたところですが、2022年には間に合わないという見込みのようですね。

まあ、間に合ったとしてもスマホのSoCに最初に使われるでしょう。

果たして、Zen5は大きく手が入る予定ということですが、ジム・ケラー氏が去った後のAMDがZen2と同じくらい性能を向上させられるのか?注目です。

Zen2コアのチーフアーキテクト、David Suggsが手掛けるとのことで、Zen2と同じように旧モデルと比較して15%前後のIPC向上が望めるのかどうかというところです。

対するintelはSkylakeコアと比較して18%IPCを向上させたといわれるIceLakeを2020-2021年に発売します。

こちらとマッチアップするのはZen3かZen4ということになります。

Zen2がSkylakeコア比でIPCで7%程向上しているといわれていますので、約10%程の差がついていることになります。

これをZen3とZen4でどのくらい埋められるかというのが一つの争点になると思います。

私は結構いい勝負になるのではないかと思っています。

intelも10nm(=TSMC7nm相当)以降の話が出てきませんが、次のプロセスの立ち上げに失敗すれば、また差をつけられるということになりますね。

いずれにしてもまだまだ先の話になるでしょう。

 

 

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