NVIDIAは、AMDのCPU「Threadripper 3990X」に対して、フラッグシップグラフィックスカード「GeForce RTX 3090」のレンダリング性能を誇示した。
NVIDIA、GeForce RTX 3090が64コアCPU「AMD Ryzen Threadripper 3990X」に対して1時間相当のレンダリング時間を短縮したと発表
NVIDIAは、April Studio Driverスイートにおいて、Unreal Engine 5、Cinema 4D、Chaos Vantageといった最も人気のある3Dアプリケーションのための様々な最適化をもたらしました。
この新しいドライバは、BlenderとRedshiftの新しいNVIDIA Omniverseコネクタをサポートすることが明記されています。
NVIDIAは、レンダリング性能の向上を示すために、同社のグラフィックスカード「GeForce RTX 3090」と、Zen 2コアアーキテクチャを採用した64コアCPU「AMD Ryzen Threadripper 3990X」を比較した。
NVIDIAによると、MaxonのCinema 4DバージョンS26には、NVIDIA RTX GPUによって加速される全く新しい布とロープのダイナミクスが含まれています。
「The City」のシーンをレンダリングするのに、Ryzen Threadripperが1時間以上（正確には65分）かかったのに対し、GeForce RTX 3090はわずか7分程度で完了しました。
NVIDIAはEpic Gamesと協力し、多数の主要なRTX技術をUnreal Engine 5と統合しました。これらのプラグインは、Unreal Engine Marketplaceでも入手可能です。RTXで加速されたレイトレーシングとNVIDIA DLSSは、ビューポートにおいて、新しいアイデアの反復と改良をよりシンプルかつ迅速に行うことができます。完成した作品では、同じ技術が美しいレイトレーシングのグラフィックを実現し、AIがより高いフレームレートを可能にします。
UE5の標準機能であるNVIDIA Reflexは、個別のプラグインやダウンロードを必要とせず、RTX GPU上で動作するPCゲームは、想像を絶する低レイテンシーを体験することができます。
NVIDIAリアルタイムデノイザーは、リアルタイム性能を提供し、アートパイプラインの効率を向上させます。RTXグローバルイルミネーションは、リアルなバウンス照明をリアルタイムで生成し、Unreal Editorのビューポートに即座にフィードバックされます。RTX GPUの処理能力、高品質なRTX UEプラグイン群、そして次世代UE5があれば、クリエイションに限界はありません。
NVIDIAより
AMD Ryzen Threadripper 3990Xはコンテンツ制作の強豪ですが、
CPUはシーンのレンダリングにおいて、特にRTXテクノロジーを活用するために最適化されたドライバーやアプリがある場合は、GPUには絶対にかないません。
この比較は、NVIDIAが行ったもので、レンダリングアプリケーションではGPUが依然として主流であることを証明するために行われたもので、GeForce RTX 3090などのカードがこのようなアプリケーションにおいて圧倒的であることは疑いの余地がありません。
とはいえ、GeForce RTX 3090をAMD Ryzen Threadripper CPUと組み合わせれば、コンテンツ制作者の夢のようなセットアップになることは間違いありません。
解説：
nVidiaがなんかよくわからんことを言い出した。
比べるならば、Radeon Instinctとじゃないかなあと思います。
GPUとCPUレンダリングはGPUレンダリングの方が圧倒的に速いのは事実ですが、GPUレンダリングにはノイズが載ることがあり、用途やソフトによっては使えないと判断している人もいるのではないかと思います。
Radeon Instinctと対応ソフトや時間を比較するならわかりますが、なぜにThreadrippr 3990X？
私があまりレンダリングしない人だからなのかもしれませんが、意図がわかりません。
プリレンダの話をしている途中で、リアルタイムレンダリングのUE5の話が途中で出てくるのも脈絡がなく、意図がわかりません。
プロ向けのレンダリングソフトはプリレンダ(レンダリング時間がリアルタイムではない高品質レンダリング)で、ゲーム用のリアルタイムレンダリングとは用途や品質が全く違います。
何か雑な比較だなあと思います。
今後はGPUレンダリングが主流になっていくとは思いますが、ホント雑な比較ですね。
どうしちゃったnVidia。