NVIDIAはまだGA102 GPUを計画しているとの疑惑。
NVIDIA、9984個のCUDAコアを搭載したGeForce RTX 3080 Tiの計画を復活させる?
Kopite7kimi氏は、GeForce RTX Ampereシリーズの詳細を数ヶ月前に明らかにしていることで知られているリーカーで、GeForce RTX 3080とRTX 3090のSKUの間にある(すでに狭い)ギャップを埋める新しいSKUについての報告をしています。
このグラフィックスカードは、伝えられるところによれば、RTX 3080よりも1280コア多い9984個のCUDAコアを搭載するという。Kopiteのレポートによると、このSKUのGPUはGA102-250である可能性が高いという。メモリ構成も384ビットのバスに変更される(RTX 3080の320ビットと比較して)。バスが広くなるということは、カードの容量が12GBか24GBになることを意味します(RTX 3090と同じ)。
なお、昨日コピテ氏が言及したSKUについては、まだ確認できていない。Kopite7kimi氏の情報によると、NVIDIAは7424個のCUDAコアを搭載したGA102-150モデルのリリースも計画しているとされており、おそらくコードネームはRTX 3070 Tiとなるだろう。
GA102-250-A1, 9984FP32, 384bits GD6X
— kopite7kimi (@kopite7kimi) October 27, 2020
すでにRTX 3080 20GBとRTX 3070 16GBの両SKUのキャンセルについては報告しています。Kopite7kimi氏が報告していない2つのモデルは、もう少し良いスペックのものが発売されるかもしれません。
NVIDIA GeForce RTX 30シリーズ(10月27日時点の噂によるフルラインナップ):
製造プロセス GPU型番 | リファレンス ボード型番 | CUDAコア数 | メモリ容量・種類 バス幅 | 状態 | |
RTX 3090 | 8nm GA102-300 | PG136/132 SKU 10 | 10496 | 24GB G6X 384b | 9/24発売済 |
RTX 3080 Ti | 8nm GA102-250 | PG136/132 SKU ?? | 9984 | 12 GB G6X 384b | SKU未確認 |
8nm GA102-200 | PG133/132 SKU 20 | 8704 | 20GB G6X | キャンセル | |
RTX 3080 10GB | 8nm GA102-200 | PG133/132 SKU 30 | 8704 | 10GB G6X 320b | 9/17発売済 |
RTX 3070 Ti | 8nm GA102-150 | PG133/132 SKU 35 | 7424 | 10GB G6X 320b | SKU未確認 |
8nm GA104-400 | PG142/141 SKU 0 | 6144 | 16GB G6 256b | キャンセル | |
8nm GA104-300 | PG142/141 SKU 5 | 5888 | 16GB G6 256b | キャンセル | |
RTX 3070 8GB | 8nm GA104-300 | PG142/141 SKU 10 | 5888 | 8GB G6 256b | 10/29予定 |
RTX 3060 Ti | 8nm GA104-200 | PG190 SKU 10 | 4864 | 8GB G6 256b | 11/中旬予定 |
NVIDIAがRTX 30シリーズを発表する前に、ASUSの3080 Tiグラフィックカードをフィーチャーしたリークがありました。
このモデルはこれまでこのようなフェイスプレートを搭載したモデルはリリースされていませんでしたが、ASUS ROG Strixのデザインリークは事実であることが判明しました。
もう一つの興味深い事実は、NVIDIAはすでにそのRTX 3080モデルの11GBと12GBのモデルの両方をテストしていることが目撃されているということです。これらのカードは、エンジニアリングサンプルだけだったが、ポイントは、そのような構成が評価されていたということだ。
ソース:Videocardz.com - NVIDIA preparing GeForce RTX 3080 Ti with 9984 CUDA cores?
解説:
また新モデル・・・・
あまりに迷走のし過ぎで、ここまで来るともはやnVidiaによるリーク潰しなのかと思うほどです。
今度はCUDAコア有効率93%(9984CUDAコア)のRTX3080Tiが用意されているようです。
リファレンスボードのIDも振られていますので、今までキャンセルされた製品と同様に企画されているのだと思います。
これを一体いくらで売る気なのかわかりませんが、何度も書いていますが、バックオーダーを多数抱えたRTX3080の供給を優先すべきではないでしょうか。
少し出して圧倒的に需要に応えられない状態を作るのはいかがなものかと思います。
RTX3090はすでに在庫が残るようになっており、さすがに229,800円は高すぎたのだろうなあと思います。
今回のAmpereは生産から販売モデルの選定に至るまで大失敗していると思います。
ここまで無残にコケたのは初めてではないでしょうか。
Samsungが悪いのか、すぐに方針を変更するnVidiaが悪いのか・・・。
AmpereでnVidiaに対する見方が変わってしまいそうです。
nVidiaが一体何を考えているのか理解不能です。
これだけ新しいモデルが出ては消えするとBTOやっている会社(特にOEMディストリビューターを取っている会社)は大変でしょうね。(苦笑
それなりに検証などをしなくてはいけないはずですから、時間がかかると思いますが、いくら何でも企画倒れが多すぎます。
nVidia RTX4000SUPER
nVidia RTX4000
nVidia RTX3000シリーズGPU
RTX3060 12GB GDDR6
RTX3050 6GB