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GTX 1660は買いなのか?

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かねてからのうわさ通り、3月14日にGeforce GTX 1660が発売された。

nVidiaの公式発表によるとGTX1060 6GB版より15%程高速とされている。

GTX970からは約70%程性能が上昇しているとされ、主にGTX900シリーズからの買い替えに最適とされている。

GTX1660の概要

GTX1660 GTX1660Ti RTX2060/FE GTX1060 6GB GTX1070
GPU世代 Turing Turing Turing Pascal Pascal
CUDA
コア数
1408 1536 1920 1280 1920
RTX-OPS 無し 無し 37T 無し 無し
Giga Rays/s 無し 無し 5 無し 無し
ベース
クロック
1530 1500 1375 1506 1506
ブースト
クロック
1785 1770 1680 1708 1683
メモリ速度 8 Gbps 12 Gbps 14Gbps 8 Gbps 8 Gbps
メモリ構成 6GB GDDR5 6GB GDDR6 6GB GDDR6 6GB GDDR5 8GB GDDR5
メモリインター
フェース幅
192bit 192bit 192bit 192bit 256bit
メモリ帯域幅
(GB/sec)
192 288 336 192bit 256
SLI対応 No No No No Yes
GPU消費電力 120W 120W 160W 120W 150W
推奨電源容量 450W 450W 500W 400W 500W
補助電源
コネクタ
8PX1 8PX1 8Px1 6PX1 8PX1

GTX1660の概要は上のようになっている。

先日発売され、当サイトでもテストGPUとして採用したGTX1660Tiと比較すると128CUDAコアが減らされている。

また、メモリがPascal世代と同じGDDR5になっている。

リーク情報の時からここが一つのポイントとなると説明してきたが、GTX1660Tiと大きく性能が異なっているのはこのメモリの帯域で、GTX1660の192GB/sに対して、GTX1660Tiが288GB/sと2/3ほどになっていてる。

これだけ見ると大して性能が低下していないように感じるが実際はどうなのか見てみよう。

 

GTX1660のFireStrikeとTimeSpyのスコアを見ると上のようになる。

相変わらずPascalと比べると、FireStrikeには弱く、TimeSpyには強い傾向が出ているが、いずれもGTX1060以上でGTX1070の性能には届かないと考えてよいだろう。

スペックが似ているものの一部のテストがGTX1070以上の結果を出すこともあるGTX1660Tiとは対照的といってよい。

なお、この値は一部3DMarkの公式サイトから拾ってきたものなので環境は統一されていない。

そのため参考程度にしてほしい。

テストによってはRX590/RX580の後塵を拝することもあるようだ。

 

実ゲームでの性能

 

 

BattleField I,FF15,Far Cry5,Grand Theft Auto Vの四つのゲームでのFPS測定の結果だ。

比較対象はいずれもFullHDでは60FPS以上が出せるGPUだが、ゲームによってはやはり有利・不利が出る。

明確なトップグループとしてRTX2060FE/GTX1070FEがあり、次点がGTX1660Tiでその次がGTX1660、RX590/RX580、GTX1060 6GBだ。

ゲームによってばらつきがあるがRX590とかなり近い結果になっているといってもよい。

WQHDではゲームによって60FPSを下回ることがあるので、その点は注意したい。

GTX1070と同じ結果を出すこともあるGTX1660Tiとは対照的な結果となった。

ソース:anandtech -  The NVIDIA GeForce GTX 1660 Review, Feat. EVGA XC GAMING: Turing Stakes Its Claim at $219 (一部抜粋)

 

結論:

FullHDでは60FPSを出すので十分な性能を持ってはいるもののWQHDでは下回ることもある。

前世代でもマストバイはGTX1070/Tiと言われていたが、FullHDでも一歩余裕が欲しいならば、やはりGTX1660Tiを選びたいところだ。

また、GTX1060 6GBからの買い替えの場合、確かに性能向上は果たしているのだが10%前後であり、あまりパワーアップしたという実感がわかないかもしれない。

しかし、nVidiaの公式発表通り、GTX900シリーズからの買い替えならば、非常に良い選択肢と言える。

 

Pascal世代と違い、一番よく売れると思われる3万円台の価格帯に隙間なくびっしりと埋めてきており、どれを選んだらよいのか悩ましいライナップとなっている。

GTX1070=GTX1660Ti

GTX1060 6GBより少し上(10%前後)がGTX1660

程度だと考えてもらって差し支えないだろう。

GTX1660Tiと比較すると1408というCUDAコア数の割に性能が奮わないのはメモリの帯域がボトルネックになっているのだろう。

CUDAコアで性能を比較すると10%以下の差でもよいとは思うが、実際にはおおむね10-20%程度の差がついている。

この辺をどう考えるかだ。

当サイトとしては、BTOの紹介を行っていた時もパーツリストになった現在も一貫してGTX1070/Tiをメインとしてプッシュしてきたこともあり、どうせならGTX1660Tiを購入した方が安心できる性能であるというのがファイナルアンサーだ。

 

 

 

 

 

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