
AMDに続き、同社のボードパートナー各社がパッシブヒートシンク設計を採用したカスタムRDNA 4プロフェッショナルGPUを発表した。
複数のGPUベンダーがRDNA 4プロ向けファンレス設計を公開
AMDは最近、RDNA 4ベースのプロフェッショナルワークステーション向けGPUを2機種追加し、プロ向けGPUラインナップを拡充した。両GPUともファンレス設計を採用しており、AMDのボードパートナー各社によるカスタム版でもその設計が踏襲されている。複数のAIB※1が独自デザインを発表し、NAVI 48チップを搭載したRadeon AI PRO R9700SとRadeon AI PRO R9600Dの両モデルが登場した。R9700Sは2スロット厚、R9600Dは1スロット厚※2の設計となっている。
PowerColorのシンプルデザイン
PowerColorが発表したRadeon AI PRO R9700S 32G-Pは、おそらく最もストレートなデザインを採用している。ブラックシュラウド※3にはPowerColorのロゴすら配されていない。GPUの端部には16ピン電源コネクタが配置され、バックプレート※4も装備されている。映像出力端子は4つのDisplayPort 2.1aポート※5を搭載している。
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Sapphireの装飾的アプローチ
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Sapphireからは、Radeon AI PRO R9700SとR9600Dの32GBエディションが登場した。シンプルながらもやや装飾的なシュラウドを採用し、AMD RadeonとSapphireのロゴに加え、バックプレートにアクセントが施されている。こちらも4つのDisplayPort 2.1ポートを搭載し、PCB※6の端部に12V-2x6コネクタ※7が配置されている。
一方、Radeon AI PRO R9600Dは1スロット設計を採用し、DisplayPort 2.1ポートは1つ、12V-2x6コネクタを搭載している。消費電力150WのGPUに16ピン電源コネクタを採用した理由は不明だが、主流の600W級GPUと比較すればはるかに安全性は高いはずだ。
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ASRockの独自デザイン
ASRockは、両カードともパッシブ冷却ソリューション※8を採用しながらも、大きく異なるデザインを展開している。ASRock Radeon AI PRO R9700S Passive PS 32GとRadeon AI PRO R9600D Passive PS 32Gは、グレーのヒートシンクシュラウドにホワイトのアクセントを配している。接続端子は他社製品とほぼ同様だが、R9600Dには1つではなく4つのDisplayPort 2.1aポートが装備されている点が特徴的だ。
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注釈
※1 AIB(Add-in Board):GPUチップメーカー(この場合AMD)からチップの供給を受け、独自設計のグラフィックボードを製造・販売するパートナー企業
※2 スロット厚:PCに装着する際に占有する拡張スロットの数。1スロットは薄型、2スロットは標準的な厚み
※3 シュラウド:GPUの冷却機構を覆うカバー部分
※4 バックプレート:GPU基板の裏面を保護し、補強する金属製プレート
※5 DisplayPort 2.1a:最新の映像出力規格。高解像度・高リフレッシュレートのディスプレイ接続に対応
※6 PCB(Printed Circuit Board):プリント基板。電子部品を実装する基板
※7 12V-2x6コネクタ:最新の電源供給規格。従来の16ピンコネクタの改良版
※8 パッシブ冷却:ファンを使わず、ヒートシンクのみで冷却する方式。静音性に優れる
解説:
ファンレスのRadeon AI PRO R9700S / R9600DがAIB各社から登場しました。
発売が一度遅れて、トラブル続きの印象のあるRadeon AI PROシリーズですが、各社からファンレスモデルが登場しているようです。
これらはファンが必要ないというより、サーバーケースのファンでまとめて冷やすというイメージでしょうね。
サーバーでは限られたスペースにGPUを詰め込むような運用方法も行われているので、特に性能を重視してないわけではないです。
自作PCではあまり見ない、350mm厚で超高速回転する80mmファンが2個とか使われることもあります。
冷却能力は高いですが、キーンと耳障りな高音が響き渡り、一般の家庭で使うのは難しいと思います。
普通自作マザーだとファンヘッダー1個当たり1Aなので普通です。
350mmで13000rpmなどの超高速回転するファンは1A以上になるのが普通です。
そういうのが普通に使われるような世界なので自作と同じようには考えられないことは覚えておいた方がよいと思います。








