
Samsungはメモリ価格の大幅値上げを発表すると噂されており、これは過去最大規模の値上げの一つとなるでしょう。
これは、今後、一般消費者向けRAMの価格がさらに高騰する可能性があることを意味します。
SamsungはAIブームの余波を受け、DDR5メモリを最大50%値上げしたと報じられています。
現状のRAM価格が「高騰している」とお考えなら、Samsungはさらに値上げを計画しているようです。ロイター通信の報道によると、この韓国の巨大企業は、AI分野の需要に対応し、安定したサプライチェーンを確保するため、メモリ価格を60%も値上げする可能性があると噂されています。
32GB DDR5モジュールの契約価格は239ドルに上昇したと発表されており、これは前月比で約50%という驚異的な上昇率であり、まさに衝撃的です。
このペースで推移すると、一般消費者向けメモリモジュールはますます高価になるでしょう。
これに加え、16GBおよび128GBのDDR5メモリの価格も50%上昇しており、メモリモジュール全体の価格動向がここ数週間上昇傾向にあることを示しています。
韓国の巨大メモリメーカーであるIntelは業界最大手のDRAMサプライヤーの一つであり、同社がメモリ製品の価格を値上げしたことを考えると、他のサプライヤーもより「積極的な」値上げを模索する可能性が高いと考えられます。
これはPCゲーマーにとって決して良いニュースではありません。メモリのアップグレードがはるかに困難になるからです。

RAM不足の理由については、前回のレポートで説明しました。簡単にまとめると、需要の大部分は、HBMやDDRモジュールにDRAMを活用し、メモリレイテンシを最大化しようとしているデータセンターから来ています。
現在、データセンターの増設はピークを迎えているため、DRAMやNANDなどのコンポーネントが不足することは間違いありません。
また、メーカーは「数年分の供給」を確保する大規模な注文を受けているため、最終的には消費者市場も打撃を受けるでしょう。
多くの読者は、DDR5およびDDR4メモリの価格が急騰していることに既に気づいているでしょう。
メモリ不足がさらに深刻化すると、Corsair、Adataなどの企業は、製品の価格を値上げすることで安定した供給を確保しようとするでしょう。
解説:
サムスンがメモリの契約価格を最大60%引き上げ。
いよいよ値上げの波が具体的に迫ってきました。
サムスンがメモリの契約価格の提示をやめたという話が出ていました。
メモリには契約価格とスポット価格という2つの価格があります。
契約価格は顧客に対して提示した価格で長期の契約を結ぶときに提示する価格です。
こちらは価格の変更を行う際には交渉が必要になります。
下がっても場合でも上がった場合でもです。
価格の変動が少ないのが利点です。
もう一つはスポット価格です。
スポット価格は日々変動する価格です。
今般、サムスンの契約価格が最大60%程上がるようです。
これは今後発売されるITデバイスの価格に致命的な打撃を与えると思います。
これを受けてSKハイニックスやその他のメーカーも価格を引き上げると思われます。
原因は以前からずっと書いている通り、AIサーバーへの供給のためです。
AIサーバーにはHBMという高速なメモリが使われていますが、こちらを生産するためにほかのメモリの生産設備を回すため、今回のような事態になっているということです。
こちらは今年との頭から供給不足になるといわれていました。
その通りになりましたね。
ですから、当サイトを初めとしたITニュース系のサイトでは繰り返し報じられていましたから、今回の事態に備えることができたはずです。
ただ、メモリの供給不足は長期化するという観測もあって、長期化した場合は影響は避けられないでしょう。
メモリ不足がどうなるのかは続報が出たらお知らせします。