Intelは12月14日に新しいCore Ultraシリーズを発表します。
これによって長い間続いてきたCore i9/7/5/3と言う名称が変更になります。
第一世代のCore 5 Ultraは100シリーズとなり、コードネームはMeteorlakeと呼ばれています。
デスクトップのRaptorLakeはCore i9/7/5/3ですが、これは最後の古いネーミングになるでしょう。
同時期に出てもモバイルCPUは新しい命名方法になり、デスクトップは古い命名方法のままと言うのはIntelの方針を明確に表しているようで非常に印象的です。
ウェィボーアカウントHXLを通じて、Core Ultra 5 125HとそCore i5-13500H、Ryzen 7 7840Uを65Wで比較した結果がリークしています。
Core Ultra 5 125HはHシリーズの中でも一番下位のモデルであることに注意してください。
Core Ultra 5 125HはAMD Ryzen 7 7840Uと比較するとCPU性能で負けているがGPU性能では勝っている。
ただし、Core Ultra 5 125HはCore Ultra 9 185Hから6つのPコアのうち2つのコアが無効化され4つとなり、8つのうち2つのGPUコアが無効化され6つとなっている。
また、CPUのクロックは4.5GHzでCore Ultra 9 185Hは5.1GHzとなっていることに注意が必要です。
IntelのGPUは3D Markの総合結果において実際の用途よりも高い結果を示す傾向が強いです。
Lenovoが65Wモードを予告
中国の総合PCメーカーLenovoは、Core Ultra 100シリーズを採用した次世代のノートPCの概要を提供しています。
これらのノートPCは65Wモードを搭載し、高いパフォーマンスを発揮できるように設定されています。
65Wモードはターボブーストとは違うTDPモードであるとされています。
Core Ultra 100HシリーズのデフォルトTDPは28Wですが、65Wモードによって47.1%マルチコア性能が向上するとされています。
Intel Core Ultra 100Hシリーズの概要
コア数/ スレッド数 | コア構成 | ブーストクロック | iGPU | TDP(W) | |
Core Ultra 9 185H | 16C/22T | 6+8+2 | 5.1GHz | 8Xeコア | 45 |
Core Ultra 7 165H | 16C/22T | 6+8+2 | 5.0GHz | 8Xeコア | 28 |
Core Ultra 7 155H | 16C/22T | 6+8+2 | 4.8GHz | 8Xeコア | 28 |
Core Ultra 5 135H | 14C/18T | 4+8+2 | 4.4GHz | 6Xeコア | 28 |
Core Ultra 5 125H | 14C/18T | 4+8+2 | 4.5GHz | 6Xeコア | 28 |
ソース: Baidu, Lenovo China HXLより