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AMD RyzenデスクトップCPUの噂。Zen 2「Renoir X」はIntel Core i3に、Zen 3「Vermeer X」はAlder Lakeに、Zen 4「Raphael」はRaptor Lakeに対応、X670 & B650マザーボードはPCIe Gen 5をサポート

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AMD社のデスクトップ用CPU「Ryzen」に関する一連の噂が、これまでのリーク情報に信憑性が高いとされてきたリーカー、Enthusiast Citizen氏によって投稿されました。

噂されている情報には、AMDのZen 2、Zen 3、Zen 4アーキテクチャをベースにしたRenoir X、Vermeer X、Raphaelファミリーが含まれています。

AMDはIntel Core i3に対抗するためにZen 2「Renoir X」を、2022年第1四半期にAM4用のZen 3「Vermeer X」を、2022年下期にAM5用のZen 4「Raphael」を発売すると噂されています。

この情報には、すでに聞いたことがあるものと、新しい情報が含まれています。このリーク情報によると、来年発売されるデスクトップ用CPU(APUではない)には3つのラインナップがあり、これまでに聞いたことのない「Renoir X」ファミリーからスタートするとのことです。

AMD Renoir X: Zen 2 RyzenデスクトップCPU

Renoir Xは、7nmのZen 2コアアーキテクチャを採用し、既存のRyzen 4000G APUと同等のスペックを持つデスクトップCPUだが、iGPUを搭載しない点が大きな変更点だという。

Renoir XデスクトップCPUは、統合グラフィックスを搭載しないため、APUとは呼べないと言われています。

Ryzen 4000Gのようなモノリシックデザインであることに変わりはありませんが、最も興味深いのは、ネーミングスキームの中にある「X」です。

AMD RyzenデスクトップCPUは、同じくハイブリッドアーキテクチャーを持たず、最大4個のGolden Coveコアしか搭載していないIntelのCore i3 Alder Lakeチップに挑むことになります。

もしそうだとすれば、Alder Lakeの4個のGolden Coveコアに対して、Renoir Xシリーズでは8個のZen 2コアが搭載されることになります。

これらのチップは、最終的にVermeer X(3Dチップレット)SKUを含む同じRyzenファミリーの一部となる可能性があるため、ブランドは異なるかもしれません。

つまり、Renoir Xの最上位SKUは、Ryzen 7 4700Gと同じ8コア16スレッドを搭載していますが、2世代前のCPUアーキテクチャを採用しているため、Ryzen 7 SKUとしてはブランド化されず、Ryzen 5またはRyzen 3にトーンダウンされることになります。

Renoir Xの発売時期は明らかになっていませんが、インテルがAlder LakeのCore i3ラインナップを発表するのと同時期に発売される可能性が高いと思われます。

AMD Vermeer X:Zen 3 RyzenデスクトップCPU

2つ目のラインナップとして、AMD Vermeer XのRyzenデスクトップCPUファミリーもよく知られています。

このファミリーは、同じZen 3コアアーキテクチャを採用し、7nmノードでいくつかのプロセス最適化を行いますが、このファミリーでの主な違いは、3D積層チップレットデザインになります。

積層チップレット技術を採用した初めてのCPUファミリーとなります。

Vermeer X/Sシリーズのチップは、2022年のCESで発表され、2022年第1四半期に発売される予定です。

これらのCPUは既存のAM4プラットフォームと互換性があり、ゲーミング性能を最大15%向上させることが期待されています。ラインナップの詳細はこちらをご覧ください。

AMD Rapahel : Zen 4 Ryzen デスクトップCPU

最後にご紹介するのは、5nmの新コアアーキテクチャ「Zen 4」を採用したAMD Raphael RyzenデスクトップCPUです。

これらのチップは、2022年のAMDによる最新かつ最高のものとなり、2022年の後半に導入される予定です。

新たな情報として、X670およびB650プラットフォームは、PCIe Gen5とDDR5の両方をサポートすると述べています。

DDR4はCPUとの互換性がないため、どのプラットフォーム(X670、B650)にも搭載されません。

次世代AMD Ryzen Zen 4ラインアップの詳細はこちらをご覧ください。

AMDメインストリーム・デスクトップCPUの世代間比較:

AMD CPU
ファミリ
コードネーム製造プロセス最大コア数/
スレッド数
TDPプラット
フォーム
チップセットサポートメモリPCIe世代発売
Ryzen 1000Summit Ridge14nm (Zen 1)8/1695WAM4300-SeriesDDR4-2677Gen 3.02017
Ryzen 2000Pinnacle Ridge12nm (Zen +)8/16105WAM4400-SeriesDDR4-2933Gen 3.02018
Ryzen 3000Matisse7nm (Zen 2)16/32105WAM4500-SeriesDDR4-3200Gen 4.02019
Ryzen 5000Vermeer7nm (Zen 3)16/32105WAM4500-SeriesDDR4-3200Gen 4.02020
Ryzen 6000Warhol?7nm (Zen 3D)16/32105WAM4500-SeriesDDR4-3200Gen 4.02021
Ryzen 7000Raphael5nm (Zen 4)16/32?105-170WAM5600-SeriesDDR5-4800Gen 4.02021
Ryzen 8000Granite Ridge3nm (Zen 5)?未確認未確認AM5700-Series?DDR5-5000?Gen 5.0?2023

ソース:wccftrech - AMD Ryzen Desktop CPU Rumors: Zen 2 ‘Renoir X’ To Tackle Intel Core i3, Zen 3 ‘Vermeer X’ To Tackle Alder Lake, Zen 4 ‘Raphael’ To Tackle Raptor Lake, X670 & B650 Motherboards To Feature PCIe Gen 5 Support

 

 

 

解説:

AMDは4コアのi3 Golden Coveに対して、Zen2コア8コアのRenoir Xで挑む

Golden Cove4コアに対して、Zen3との差別化のためか、Zen2コア8コアで低価格帯をラインナップするようです。

Zen3コアとGoldenCoveのシングルスレッド性能の勝負では分が悪いと踏んだのか、AMDはコア数を増やすことによって対抗していくようです。

また、3Dキャッシュを搭載したVermeer XとAM5で展開するZen4 Rahpaelも準備されています。

またX670、B650はDDR5とPCIe Gen5.0をサポートすることによるようです。

 

残念なお知らせ

私が当初懸念していた通り、AM5はDDR4のサポートは行われず、DDR5のみとなるようです。

そのため、1-2年は

  • 高性能プラットフォーム=AM5
  • 低価格向けプラットフォーム=AM4

となるようです。

これは非常に残念なところですが、I/Oダイを分けてしまっている都合上、どうしようもないのだと思います。

 

AMDが今年、AlderLakeに対抗するプラットフォームとしてAM5が出せなかったのは、DDR4を切り捨てるにはまだ時期が早すぎると判断しているのかもしれません。

4コアのZen3を12nmで製造するMonetは噂が出ていましたが、中止かもしれませんね。

Zen3コアで同じコア数のGolden Coveに対抗していくのは厳しいでしょう。

Renoir Xは低価格帯へ向けたAMDの出したここ数年の回答なのかもしれません。

内蔵GPUはオフにされるようですが、Zen4コアを搭載したAPUであるPhenixやRahpaelまでのつなぎとしては十分に役割を果たしてくれることと思います。

もちろんですが、Renoir XとVermeer XはAM4向けとして発売され、RahpaelはAM5向けとして発売されます。

ここでプラットフォームによる製品の分断が発生するということになります。

DDR5は思ったより価格が高くなったので影響は小さいと思われますが、シームレスにDDR5に移行を行うIntelに対してこれが吉と出るか凶と出るかは出てみないとわからないものと思います。

AMDがこのような対応になった背景にはやはり開発に使えるリソースが小さいからという理由があるのでしょうが、なかなか厳しい戦いになりそうな予感です。

 

 

Ryzen 5000シリーズ

 

Ryzen 5000GシリーズAPU(GPU内蔵・並行輸入品)

 

Ryzen PRO 4000Gシリーズ(GPU付きZen2コアAPU・並行輸入品)

 

旧シリーズの安価なモデル

Ryzen 5

 

 

Ryzen3

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