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PCI-Express Gen 6が開発のマイルストーンに到達、2021年に向けて順調にロールアウト

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PCI-Express gen 6.0仕様は、バージョン0.5の最初のドラフトの公開により、重要な開発マイルストーンに達しました。

これは、gen 6.0がもたらすことを期待している機能と設計の変更、およびその重要な数である帯域幅に関するPCI-SIGメンバーへの重要な指針を提供します。

PCIe gen 6.0は、gen 4.0〜64 GT / s(gen 5.0の2倍)でレーンごとの帯域幅を4倍にし、x16構成で256 GB / sの双方向帯域幅を実現します。

この仕様では、新しい物理層の変更も導入されています。PAM4(パルス振幅変調)シグナリングは、世代帯域幅倍増努力の重要な要素であるNRZ(ゼロに戻らない)を置き換えます。 それにもかかわらず、PCIe gen 6.0はすべての古い世代のPCIeとの後方互換性を保持しているため、マザーボードのPCIeスロットはまったく変わらない可能性があります。

PCIe gen 6.0にはFEC(forward error-correction)も導入されており、PCIe gen 5.0と同様のチャネルごとのリーチがあります。 Intel独自のCXLに関する以前の記事では、帯域幅がgen 4.0の2倍であるスケーラビリティに加えて、PCIe gen 5.0の主要な機能について概説しています。

2021年の完了を目標としていますが、このテクノロジーがエンタープライズコンピューティングセグメントを超えてクライアントに届くまでにはさらに数年かかる可能性があります。
PCI-SIGは、2025年までに業界でgen 6.0帯域幅の必要性を予測しています。

ソース:techpowerup - PCI-Express Gen 6 Reaches Development Milestone, On Track for 2021 Rollout

 

解説:

PCI Express6.0はローンチに向けて着々と作業が進む

PCI Express5.0も未だ姿を見せない中、PCI Express6.0の規格が策定に向けてさぎょうが進んでいるようです。

PCI Express 6.0はPCI Express3.0の8倍の帯域幅があります。

4.0はInelが10nmの立ち上げに失敗し、Intelプラットフォームに取り入れることができなかったため、立ち上げが進みませんでしたが、ライバルであるAMDがプラットフォームに取り入れたことによってようやく日の目を見ました。

PCI Express5.0はIntelがおそらくはAMD対策として早期に立ち上げたようですので、間もなく姿を見せると思います。

個人的には物理層が変わるのに互換性があるというのはすごいなと思います。

 

PCプラットフォームのI/O性能(足回り)が速くなると何が変わるのか?

I/O性能が速くなると何が変わるのかですが、当然ながら、CPUに直結されているI/O性能が上がりますので、まず最も恩恵を受けるのがPCI ExpressX16で接続されているGPUです。

次に進化が速く、すでに速度が飽和しているNVMe SSDでしょう。

またCPUとチップセット間のリンクも速くなるため、高速なI/Oデバイスを搭載しやすくなります。

Tiger LakeはPCI Express4.0に対応し、Thunderbolt4.0に対応するといわれていますが、Thunderboltの速度を上げられるのはひとえにPCI Express4.0の速度のおかげでしょう。

このようにIntelのプロセスの立ち上げ失敗がI/O性能に影響を与え、PC全体の進化を遅らせたということになります。

最初の14nmプロセッサであるBroadwellが出てから5年、秒進分歩のPCの世界で5年も進化が遅れれば、取り残されて当然といえます。

 

IntelのPCI Express4.0実装は何時になるのか?

ゲーミングPC向けのPCI Express4.0実装は何時になるのかですが、早ければRocket Lake-Sで対応になると思います。

要するに次のLGA1200(一説にはLGA1159)で対応する可能性があるということです。

Rocket Lake-SはTiger Lakeの14nm移植版(バックポート)といわれており、さらにLGA1200に互換性があるという話ですので、そこまで考えている可能性は0ではないと思います。

AMDのSocketAM4は一部の300シリーズ、400シリーズマザーボードでもPCI Express4.0に対応したように、不完全でも一部対応する可能性は0ではないと思います。

Comet Lakeもズルズルとローンチが遅れています。

これ以上遅れてRocket Lakeのローンチに影響を与えるならば、今度はI/O性能の観点からもIntelがズルズルとAMDに押し負ける可能性は大だと思います。

どうなるのかはその時になってみないとわからないというレベルでしょう。

2020年は半導体業界にとっても激動の年となるでしょう。

IntelがPCプラットフォームで脱落する可能性があるということです。

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