リークされたスライドでは、IntelはSPECint_rate_base2006_IC16.0ベンチマークでCore i9-10900KをCore i9-9900Kより30%高くしています。
Intel Core i9-10900K Core i9-9900Kより2%から30%高速
ITHomeが最初に公開し、Tom's Hardwareが共有した写真は、Core i9-10900Kとして知られるIntelの今後の10コアおよび20スレッドのComet Lake-S CPUのCoffee Lake-R Core i9-9900Kに対するパフォーマンスを示しています。
両方のCPUは、2019年11月4日に利用可能なすべてのセキュリティパッチでテストされたと報告されています。
Cinebench R15などのベンチマークでは、10900Kは9900Kよりも最大26%高速です。
これらすべての結果に基づくと、CPUは現在の世代のCPUよりも平均で13%高速です。
リークの数は、第10世代のCoreシリーズが非常に近いことを示唆しています。
実際、Intelは1月6日の記者会見を発表しました。
その日、Core i9-10900Kの詳細を聞いているかもしれません。
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CPUモ デル名 | コア数/ スレッド数 | ベース クロック | シングルコア ターボ | Max Turbo 3.0 | 全コア ターボ | TDP |
i9-10900K | 10C/20T | 3.7 GHz | 5.1 GHz | 5.2 GHz* | 4.8 GHz | 125W |
i9-10900 | 10C/20T | 2.8 GHz | 5.0 GHz | 5.1 GHz* | 4.5 GHz | 65W |
i7-10700K | 8C/16T | 3.8 GHz | 5.0 GHz | 5.1 GHz | 4.7 GHz | 125W |
i7-10700 | 8C/16T | 2.9 GHz | 4.7 GHz | 4.8 GHz | 4.6 GHz | 65W |
i5-10600K | 6C/12T | 4.1 GHz | 4.8 GHz | 無し | 4.5 GHz | 125W |
i5-10600 | 6C/12T | 3.3 GHz | 4.8 GHz | 無し | 4.4 GHz | 65W |
i5-10500 | 6C/12T | 3.1 GHz | 4.5 GHz | 無し | 4.2 GHz | 65W |
i5-10400 | 6C/12T | 2.9 GHz | 4.3 GHz | 無し | 4.0 GHz | 65W |
i3-10320 | 4C/8T | 3.8 GHz | 4.6 GHz | 無し | 4.4 GHz | 65W |
i3-10300 | 4C/8T | 3.7 GHz | 4.4 GHz | 無し | 4.2 GHz | 65W |
i3-10100 | 4C/8T | 3.6 GHz | 4.3 GHz | 無し | 4.1 GHz | 65W |
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ソース:Videocardz - Intel claims Core i9-10900K is 2% to 30% faster than Core i9-9900K
解説:
発売が近づくCore i9-10900K他Comet Lake-S
一時期は4月と言われていましたが、遅くとも2月には発売されそうな気配ですね。
Comet Lake-Sが発売に向けてリーク情報がどんどん出始めしています。
シングルスレッド性能はどうなるのか?
Max Turbo 3.0でさらにシングルスレッド性能が強化されているようですが、実際のゲームでどのような効果が得られるのか?
シングルコアのシングルスレッド性能で考えると5%程の向上となります。
コア数の増加と合わせてCore i9-9900Kと比較すると最大30%の性能向上をIntelは主張しているようです。
また、最近のゲームはマルチコアに対応するような作りになっていますので、これからはシングルコア性能だけでなく、マルチコア性能も影響してくるものと思います。
この傾向はどんどん強くなっていくでしょう。
厳しいAMD製品との戦い
残念ですが、Ryzen9とまともに戦える性能ではないと私は思います。
10コア20スレッドのCore i9-10900Kで12コア24スレッドのRyzen9 3900X以上のモデルと戦えるかと言ったら厳しいでしょう。
シングルスレッド性能もそれほど大きく変わりませんので、どちらを選ぶかと言ったらやはりコア数が多い方を選んでしまうのではないかと思います。
単純な要素ですが、物理的な要因なだけに影響は大きいです。
フラッグシップは製品全体のイメージを左右しますので、Comet Lake-S世代になっても厳しさは変わらないのかなと思います。
しかし、全体の売れ行きを左右する売れ線の下位モデルでは、互角に戦えるラインナップになっているとは思います。
第14世代intelCore i5/7/9シリーズ
※ 末尾にFがついているモデルはGPUがありませんのでご注意ください。