Core i9-9900Kの調達に失敗してしまった管理人です。
今は上のような気持ちです。
※ 9900Kが買えなくて涙に濡れる管理人(AMDer) (笑
「intel様、今までいろいろ言って申し訳ありませんでした。どうか私めに9900Kを売ってください。」
まあ、冗談(?)はさておき、やはりショップさんも困ってるようです。
IT Media PC USERさんに早速記事が出ていました。
どちらも少数の入荷で、週末を待たずに品薄化したが、特にi9-9900Kは予約や抽選分でほぼ全てが売り切れてしまい、店頭で買える在庫は見かけなかった。
私も自作を始めてからintelのデスクトップ向けハイエンドCPUが手に入らないという事態は初めての経験です。
intelの製品供給バランスは極めて優れていたので、発売までは軽く考えていたのですが、今は「これはちょっとまずいかも」と思っています。
件の記事では店員さんも「機会損失」という言葉を使っていますが、前年対比で11月の売り上げが半分になったら次の月に1.5倍の売り上げが上がるかと言ったらそうではなく、PC以外の別のものに予算を振り向けられたりしますので、かなりの痛手でしょうね。
それとは対照的にRyzenが好調のようです。
海外の掲示板でもあまりの品薄に先に調達したZ390マザーを売ってRyzen7 2700Xに切り替えた人が怒りの投稿をしており、今回の混乱は売り手買い手双方にとって結構痛かったんじゃないかと思います。
こうしたあまりこだわってない人たちがRyzenに流れて、AMDerの私がひたすらCore i9-9900Kを待ち続けるというのは何とも皮肉な話です。
Ryzenはゲーミング性能は落ちますが、1920X1080@60Hzまでは殆ど関係ないです。
WQHDや4Kなら、さすがにCore i7-9700K/i9-9900Kを使ったほうが良いと思います。
ゲーミング用途には総じてintel製CPUの方が向いています。
私はAMDerですが、これは事実です。
AMDが好きだからこそ、向いてない用途にははっきり「向いてない」と言います。
殆どのゲームでCore i5-9600K≒Ryzen7 2700Xという図式が成立するんじゃないかと思います。
価格もそれを反映したものになっています。
あとはRyzenはLoLのようにチート対策で性能が出なかったりするゲームが個別にあるようです。
この状況がいつ改善されるかですが、
再入荷のめどが立っているというコメントは聞かなかったが、i9-9900Kについても「早ければ11月中旬」から「年末にはまあ大丈夫な状態になるらしい」などの情報はあり、今後の供給状況についてそこまで絶望視はされていない。
とありますので、年末までには手に入るんじゃないかと思います。
intelファンの方は根気強く待ち続けるとよいのではないでしょうか。
「intel製品がショートする」という事態にはみんな慣れてないと思いますので、今は結構混乱していますが、あきらめてRyzenに流れた人も一定数出ていますので、しばらくしたら落ち着くんじゃないかと思います。
この「諦めた人たち」の怒りというのは結構大きなマイナスなんじゃないかと思います。
個人的にはBTOの搭載モデルにはかなり出ている(品切れが無い)のに、自作用のリテールには品物が流れてこないというのはかなりイメージダウンが大きいかなと思います。
もう一つの品薄商品Geforce RTX2080Ti
Geforce RTX2080Tiに関してもメーカーは選べる状況にはないですが、とりあえず手に入るようになったと言ってもよいと思います。
amazonを見ていてもかなり品薄が解消されている感じです。
あとは価格が落ち着いてくれれば、標準の低価格版(末尾にAが付いてないモデル)は2スロットジャストサイズでで14-15万くらいで出回るようになると思います。
現状では日本で出回っている製品のほとんどが2スロット以上使う製品で、Mini-PC(Mini-ITX)には使えないのでこの辺のモデルが出始めるとまた需要が出てくるんじゃないかと思います。
※ 多分待っている人はいるんじゃないでしょうか。
店員さんも2スロットジャストサイズの低価格版が出たらPOPでガンガン煽ったらいいんじゃないかと思います(笑
Fractal DesignのDefine Nano-Sもそうですが、inwinのA1とかRijintekのOphion /EVOとか個人的にはかなり注目ケースが出てます。
inwinのA1は電源が600Wなのがかなり痛いですが、久しぶりに物欲を刺激されたケースです。
RijintekのOphion /EVOもかなり良いです。
これらのケースは3スロットには対応してません。a1が2.5スロットくらいです。
Ophion /EVOは蓋が閉められなくなることを覚悟すれば3スロットいけるんですかね。
Core i9-9900KもGeforce RTX2080Tiもそれぞれ6.6万円、20万円弱の超高額な製品ですので、ゲーム機のようにいつまでも求める人が途切れないってことはありません。
ある程度の数、供給されればあとは価格が落ち着いてくると思います。
マイニング需要は完全に終わってますので、時間が経てば経つほど値上がりするということはもうないですし、現時点ではレイトレーシングもDLSSも依然姿を現してませんので、落ち着いて待った方がよいでしょう。
ソース:IT Media PC USER - Core i9登場も供給不足のIntel、Ryzenとの微妙なバランスが続く