AcerとAsusのMeteor LakeノートPCがリーク、価格とモデル仕様が明らかに。
PCハードウェアのリーカーであるmomomo_usは、AcerとAsus製のMeteor LakeノートPCの複数のリストを発見した。
近々発売される製品の初期小売リストが掲載されるのは珍しいことではないが、これらのリークは、完全なマーケティング説明、画像、スペック、そして一見正確な価格設定まであるものがある点で注目に値する。
最も完全なリストは、Swiftの新モデルと思われるAcerの次期ラップトップだ。Core Ultra 5 125H、16GBのLPDDR5Xメモリ、512GBのSSDを搭載した廉価版がある。
一方、Core Ultra 7 155H(XPS13にも搭載される)のバリエーションは、32GBのRAMと1TBのSSDを搭載している。
どちらのラップトップも14インチ、解像度2880×1800のOLEDディスプレイを搭載し、バッテリー駆動時間は11時間としている。
しかし、おそらく値札が最もエキサイティングな部分だ。ドイツの2つの小売店(BaurとOtto)では、Core Ultra 5 125H搭載ラップトップは999ユーロ(1088ドル)、Core Ultra 7 155H搭載モデルは1249ユーロ(1360ドル)だ。最終的な価格設定か、それに近い価格設定と思われる。
同じ販売店の他のAcer・Swift・ラップトップと比較すると、これらのMeteor Lakeラップトップは通常の価格設定となっている。
ハードウェア探偵はまた、私たちがpc21.frであると推測した別の小売業者の価格のスクリーンショットを共有し、5つの今後のAsus Zenbooksをリストアップした。
これらのラップトップは、AcerがSwiftに搭載しているHクラスのバージョンではなく、Core Ultra 7 155UとCore Ultra 5 125Uを使用する。
これらのラップトップはすべて16GBのRAM(おそらくLPDDR5X)、512GBまたは1TBのSSDを搭載し、4台は16インチスクリーンで、1台だけが13インチディスプレイを使用している。
ただし、価格が正しいかどうかは不明だ。
BX 5304 MA-NQ 125 Xは1,209.10ユーロ (1,317ドル) (税別) で、この小売店のすべてのノートPCがそうであるようだが、この価格が維持されるかどうかはわからない。
BX5304MA-NQ125Xは、他の2つの小売店でも販売されていることがわかった。
Pure Gaming(これもフランスの小売店)での価格は1,415.17ユーロ(1,541ドル)だが、Admi Computer(これもフランスの小売店)での価格は1,849.99ユーロ(2,015ドル)だ。
一方、pc21.frとPure Gamingは一般的な価格に同意しているようだが、Admi Computerはより最終的な価格設定をしているようだ。
推測するに、Admi Computerの価格は、ハイエンドのDuo 14を除いて、他のZenbookが2,000ユーロ(2,178ドル)近くすることはないため、プレースホルダーの可能性が高いと思われる。
Meteor Lakeはかなり最先端のテクノロジーを使っているが、新しいCPUを使ったノートパソコンは超高額にはならないようだ。
これは、インテルがMeteor Lakeを世に送り出し、Raptor Lakeからの移行を促進するのに役立つだろう。
しかし、インテルは利益を上げる必要もあり、特に同社は最近黒字に転換したばかりだ。
インテルのためにも、Meteor Lakeのマージンが十分であることを願う。
解説:
Meteor Lake搭載ノートPCは超高額にはならない(欧米限定)
何れも価格は1300ドル台で日本円に直すと20万円ほどとなります。
このくらいの価格だと日本では単体GPUを搭載したゲーミングノートが楽に購入できますので、かなり高いなあと言う印象を持ってしまいます。
amazonだとRTX3060Mを搭載したゲーミングノートが15万円ほどで売っています。
AMD、Intelともに内蔵GPUの性能が上がっているとはいえ、やはりまだ外付けのGPUの方が性能が高いのは事実だと思います。
どっちかと言うとMeteorLakeのウリは高性能ではなくAI機能だと思うのですが、違うのでしょうか。
MeteorLakeはIntelの最新技術を搭載したCPUで、モバイル市場にしか出しません。
昔のIntelならば、こうした限定的な最新技術を投入したCPUを搭載した製品は超高額で販売するはずですが、そうではないようです。
自作のトレンドはもう性能ではなく、価格になりつつありますねえ。
長く使えるプラットフォームでミドルレンジ以下の価格をいかに安く出来るかが売れる鍵。 https://t.co/89pi0OG0J0— Lisaちゃん@PC自作 (@KotoriKanase) December 2, 2023
こちらでもツイートしましたが、自作市場では23年ブラックフライデーの売り上げでAMD:Intelで9:1と言う結果が出ています。
格差が広がっている現在、生活物資の高騰などで庶民の生活はどんどん苦しくなっており、性能よりももはや価格が購入の決め手になる傾向がはっきりと表れています。
もちろん、そうした傾向はノートPCでも同様でしょう。
第14世代intelCore i5/7/9シリーズ
※ 末尾にFがついているモデルはGPUがありませんのでご注意ください。