来月発売予定のintelの次期Core iシリーズプロセッサである、Core i9-9900KとCore i7-9700Kの価格がSilicon Lotteryというショップに誤って表示されてしまったようです。
数日前、このサイトはリテール向けのパッケージ入りプロセッサーの価格を明らかにし、第9世代Core iシリーズファミリの一部であるCoffee Lake-R(リフレッシュ)用の新しいページを公開しました。
その後、価格は削除されましたが、我々はそれを確認しました。
Intel Core i9-9900K小売価格約480米ドル、Core i7-9700K小売価格約370米ドル
現時点ではロンチ時に購入可能となる三つのロック解除SKU(K付きモデル)のうち二つのプロセッサ価格のみがリストされています。
これには、8コアと16スレッドを搭載したCore i9-9900Kと、8コアと8スレッドを搭載したCore i7-9700Kがあります。
Core i9-9900Kは、Core i7-8700K(Intelの以前の主力プロセッサー)よりも約100米ドル高い480米ドルの価格で掲載されました。
Core i7-9700Kは、Core i7-8700Kと同じ価格で370米ドルで掲載されています。
これはIntel社のCore i7プロセッサが搭載されている価格帯で、驚くことはありません。
この価格はSilicon Lotteryがミスに気が付いた後、すぐに削除されました。
CPUは現在「Sold Out」と表示されており、公式にロンチされた後にこれらの破棄されたモデルが表示されると思われます。
それまでは第9世代Core iシリーズプロセッサが公式発表される10/9まで待つしかありません。
Intel Core i9-9900Kはインテル初の8コア16スレッドCPUとなり、8コア負荷時4.7GHzで稼働します。
インテルCore i9-9900Kは、第9世代コアファミリーのフラッグシップSKUです。
これはデスクトップCore i9のメインストリーム向けの第1世代となるでしょうし、8コア16スレッドを誇る最初のインテルチップでもあります。 キャッシュは、このCPUは16MBのL3を搭載し、内蔵GPUはUHD 620を搭載します。
ここでクロックスピードをチェックしてみましょう。ベースクロック3.6GHzに対して1コア、2コアの動作では5.0GHz、4コアでは4.8GHz、6/8コアでは4.7GHzです。
これは8コアでの最高クロックとなります。TDP95Wとなりますので、かなりの冷却システムが必要とされるでしょう。
Intel Core i7-9700Kはintel最初の8コアのCore i7メインストリームデスクトップCPUとなり、全てのコアに負荷がかかってる状態でのターボクロック4.6GHzとなります。
Core i7の最高モデルは8コア8スレッドとなります。
以前の噂では6コア12スレッドのパーツとされていましたが、その噂とは全く違っていました。
CPUには12MBのL3キャッシュが搭載されており、御覧の通り、現在の Core i7-8700Kよりスレッド数は減りますが、コア数は多くなります。
このため、おそらくは今までのモデルより性能が向上するでしょう。
クロックに関してはベースクロックが3.6GHz、1コア負荷時で4.9GHz、2コア負荷時で4.8GHz、4コア負荷時で4.7GHz、6-8コア負荷時で4.6GHzまでブーストします。
TDPは95Wが維持されます。
参考記事:Core i9-9900KのCineBench R15 OCスコアがリーク 、Core i7 9700Kのゲーミング性能
海外のショップがやらかして価格が表示されてしまったようですね。
そのショップのやらかしURLは下になります。
当然ですが、現在ではSold Out、価格は$0.00になっています。
ネット時代になってからこういうことが増えましたね。
それをすかさずメディアが見つけてリークするのが凄いです。
こういうところを見ると、日本の社会と違って活気があるなと思います。
もうロンチ日が10/9ですので、これ以外に新しい情報は無いです。
ゲーマーにはあまり関係がありませんがやはり内蔵GPUはUHD620とされるようです。
UHD620はかなり息の長いGPUとなってしまいました。
GPU部分は次のモデルでモデルチェンジとなりそうです。
製造プロセスのトラブルに見舞われ、改良に改良を重ねた製造プロセスですが、来年発売されるモデルでようやく新しいプロセスに変更になる見込みですね。
まあまだ第9世代も発売されてないので気が早すぎる話ですが。
性能なども今まで噂が出ていた通りですが、価格のみCore i9-9900Kは$450とされていましたが、$480で出ましたので、intelの希望小売価格は$480っぽいですね。
新しくモデルを作った意図の通り、従来のモデルであるCore i7-8700Kの一つ上の価格帯になりました。
丁度、GPUもGeforce RTX2000シリーズが出てきていますので、これで次世代のCPU、GPUが出そろう形になります。
待っていた人たちもこれで行動が起こせるでしょう。