RTX 4080 SuperまたはRTX 4080 Tiが発売されれば、RTX 4080の価格は改善するかもしれない。
Nvidia（MEGAsizeGPUより）は、最高のグラフィックカードに匹敵するRTX 4080 TIクラスのカードを製造していると伝えられており、リリース時期は2024年初頭と噂されている。
噂されているRTX 4000シリーズ（Ada Lovelace）GPUは、RTX 4080S（Super）またはRTX 4080 Tiのモデル名を持ち、RTX 4090のAD102 GPUダイと450W以下の定格電力を特徴とするかもしれない。
MEGAsizeGPUのツイートで最も刺激的だったのは、RTX 4080S/Tiが「...RTX 4080と同じ価格帯」になる可能性があるという彼の主張だ。
この表現は、RTX 4080S/Tiが単にNvidiaのAda Lovelaceラインナップの価格ギャップを埋めるための別のSKUではなく、Nvidiaのハイエンドにおけるひどい価格設定を潜在的に是正するものであることを示唆している。
この噂が正確であれば、NvidiaのRTX 4080 Super/Tiは、RTX 4080の1,199ドルの希望小売価格と直接ではないにせよ、ちょうど同じぐらいの価格になると予想できる。
これを補うために、RTX 4080の価格は、それ以上ではないにせよ、少なくとも100～200ドル下がることは避けられないだろう。
我々はすでに、RTX 4080の値札が4桁(ドル)を下回るのを目にしている。
この動きは、より多くの顧客がNvidiaのRTX 4080クラスのグラフィックカードを購入する動機付けとなるだろう。
RTX 4080が発売されたとき、このグラフィックカードはその信じられないほど高い価格設定によって激しく批判された。
思い起こせば、RTX 4080は、699ドルで市場に投入されたその前身であるRTX 3080のほぼ2倍の価格で発売された。
RTX 4080の価格割引は、このGPUがAMDのより競争力のあるフラッグシップGPU RX 7900 XTXとよりよく競争することを可能にする。
7900 XTXは、1440Pおよび4K解像度でRTX 4080をわずかに上回る性能を持ちながら、（RTX 4080の希望小売価格1,199ドルより）100～150ドル安いため、ラスタライズされたゲームでは2つのカードのうち7900 XTXの方が優れている。
数百ドルの値下げにより、RTX 4080はRX 7900 XTXと遥かに良い勝負をしながら、レイトレーシングを使用するゲーマーに優れた電力効率とレイトレーシング性能を提供することができる。
価格だけでなく、NvidiaのラインナップにはRTX 4080S/Tiクラスのカードが存在する余地がある。
RTX 4090と4080のコア数とSM数の差はなんと50％であるため、RTX 4080S/Tiは適切な仕様であればRTX 4080よりもはるかに高速になる可能性がある。
しかし、NvidiaがRTX 4080 SuperやRTX 4080 Tiをリリースするという保証はないので、いつものように、これらの噂は割り引いて考えてほしい。
ソース：Tom's Hardware - RTX 4080 Super or RTX 4080 Ti May Arrive In 2024 Within RTX 4080 Price Range
解説：
RTX4080Super/Tiが登場か？
価格は今のRTX4080無印と同じと言うことですから、1,199ドル、日本円だと219,800円です。
ただし、今はメーカーにこだわりがなければ163,764円のモデルがあります。
元記事にもある通りねRTX4090とRTX4080には埋められないほどの差があります。
RTX4090は16,384CUDAに対してRTX4080は9,728CUDAですから、その差は1.684倍となります。
2倍は大袈裟ですが、1.5倍以上の差があるということになります。
その間にモデルは全く存在していないので如何にRTX4090が隔絶した領域にあるモデルなのかがわかると思います。
RTX4000シリーズはこれからモデル末期を迎えていくわけですが、今からRTX4090Tiではなく、RTX4080Super/Tiを出していくのは非常にうまいところをついていくなあと感じます。
CUDAコア数がどのくらいになるのかの言及は一切ありませんが、RTX4080の1.2倍以上あればなかなかお得感高いのかなあと思います。
RTX4080の1.2倍だと11,712CUDAになります。
もし、1.5倍くらいならば、かなり売れるのではないかと思います。
Ada LovelaceからはRTX4090以外のモデルはほとんどが1CUDA当たりの価格が固定されてしまいお得感のあるモデルと言うのは存在しなくなってしまいました。
製品としての求心力が落ちるモデル末期にお得感のあるモデルを出すのは合理的だと思います。
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