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AMD Ryzen Threadripper PRO 7995WX 96コアCPUがリーク、最大5.14GHzまでブースト可能

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AMD Threadripper 7000が最大96コア、5.1GHzのクロックを特徴とすることがリークで確認される

AMD HEDTがより多くのコアとより高い周波数で復活する。

AMDはついにThreadripperシリーズのコア数をアップグレードするようだ。

長い間延期されていた、大容量CPUを搭載するHEDTプラットフォームが、96コア192スレッドを搭載するRyzen Threadripper PRO 7995WXで復活する。

コア数のアップグレードはThreadripper 3000シリーズ以来となる。

このCPUはHP Z6 G5ワークステーション・システムに搭載され、AMDによるOEMパートナーによる最初のプレビルド・プラットフォームの1つになるかもしれない。

ご存知の通り、Threadripper PROシリーズはAMD HEDTラインアップの中で優先されると予想されており、PRO以外のコンシューマー・モデルはまだ登場する気配がない。

7995WXのCPUがGeekbenchに登場し、96コアの新しい構成が明らかになった。

ベース周波数は不正確に表示されているが、興味深いのは、リーク情報によると、96コアCPUは5.14GHzのブーストクロックを達成できる可能性があることだ。この洞察は、詳細なGeekbenchの出力によって確認されている。

Threadripperプラットフォームの他の変更点の中で、ここで初めて使用される新しいメモリ規格DDR5へのアップグレードについても言及しなければならない。

ベンチマークソフトはこの情報を表示しないが、503.27GB(512GB)のメモリ構成が利用されていることを示している。

さらに、Geekbench 5.5でのシングルコア2095点、マルチコア81408点というスコアは、このCPUが市場で最速の部類に入ることを示している。

実際、エベレストが指摘するように、HWBOTデータを考慮する限り、これは世界新記録である。

噂を信じるならば、Threadripper PRO 7000は今四半期末までにリリースされる予定だが、これらのCPUをフィーチャーしたリークが突然急増したことは、発売が予想以上に近いことを示唆しているのかもしれない。

噂のAMD Ryzen Threadripperシリーズ

コア数/
スレッド数
ベース
クロック
ターボ
クロック
TDP希望小売価格
AMD Ryzen Threadripper PRO 7000 “Storm Peak”
Zen4 [128 PCIe 5.0 Lanes, 8x DDR5 Memory]
TR PRO
7995WX
 96C/192T不明不明 350W不明
TR PRO
7985WX
 64C/128T不明不明 350W不明
TR PRO
7945WX
TBC不明不明 350W不明
AMD Ryzen Threadripper PRO 5000 “Chagall”
Zen3 [128 PCIe 4.0 Lanes, 8x DDR4 Memory]
TR PRO
5995WX
 64C/128T 2.7 GHz 4.5 GHz 280W $6,499
TR PRO
5975WX
 32C/64T 3.6 GHz 4.5 GHz 280W $3,299
TR PRO
5965WX
 24C/48T 3.8 GHz 4.5 GHz 280W $2,399
TR PRO
5955WX
 16C/32T 4.0 GHz 4.5 GHz 280WOEM
TR PRO
5945WX
 12C/24T 4.1 GHz 4.5 GHz 280WOEM
AMD Ryzen Threadripper PRO 3000 “Castle Peak”
Zen2 [128 PCIe 4.0 Lanes, 8x DDR4 Memory]
TR PRO
3995WX
 64C/128T 2.7 GHz 4.2 GHz 280W $5,490
TR PRO
3975WX
 32C/64T 3.5 GHz 4.2 GHz 280W $2,750
TR PRO
3955WX
 16C/32T 3.9 GHz 4.3 GHz 280W $1,150
TR PRO
3945WX
 12C/24T 4.0 GHz 4.3 GHz 280WOEM

ソース:Videocardz.com - AMD Ryzen Threadripper PRO 7995WX 96-core CPU leaks out, boosts up to 5.14 GHz

 

 

 

 

 

解説:

96コアのRyzen Threadripper PRO 7995WXがGeekbench6で世界新記録をたたき出す。

高すぎて私には全く手の届かない製品ですが、96コアのRyzen Threadripper PRO 7995WXがGeekbench6で世界新記録をたたき出したそうです。

半導体不足の折、Thredripper5000シリーズは市場にほとんど流れてこなくなりましたので市場のイメージとしてはあまり良くないのでしょうが、それでもワークステーション向けとしての性能はかなり夢のあるものだと思います。

ノーマルのHEDT版も出るようですが、どのくらいの価格で発売されるのか価格によっては人気が出るのではないかと思います。

Intelの場合HEDT版にはECCメモリが使えないなど、Xeonとは明確に差が避けられていたのですが、ThreadripperはECCメモリも使えていましたので、7000シリーズも同様の仕様ならば、プアマンズEPYCとして使えることになりますね。

Intelもそろそろ本気でHEDT向けの製品を出してきそうな気配ですから、面白い勝負になりそうです。

 

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