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インテル Core i7-14700Kがマルチスレッドワークロードで最大20%高速化するベンチマークを発表

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Raptor Lake Refreshチップは、マルチスレッドワークロードにとって、前モデルからの魅力的なアップグレードとなるかもしれない。

Twitterをベースとしたハードウェアのリークに精通した人物が、Intel Core i7-14700Kを3つのベンチマークにかけた結果を示すと思われるスクリーンショットを共有した。

WXnodは数時間前にコメントなしでスクリーンショットを共有し、その中でRaptor Lake RefreshチップとされるものがAIDA64、Cinebench、CPU-Zでテストされているのを確認することができる。

前モデルのCore i7 13700Kと比較すると、新しいチップはマルチスレッドワークロードで20%も高速になっているようだ。

インテル Core i7-14700Kは、最新の情報によると、コアのスペックを再構成したユニークなモデルであり、Raptor Lake Refreshの中でも特に興味深いモデルになると予想されている。

前モデルが8P+8Eのコア構成だったのに対し、リフレッシュモデルは8P+12Eのコア構成になると噂されているからだ。

WXnodのリークでは、なぜかすべてのコア構成の詳細がぼかされている。

しかし、Twitterのハードウェア・リーク仲間であるHarukaze5719が、コア構成データを含むBaiduソースのスクリーンショットでこのリークを補強してくれた。以下を見てほしい。

画面上のデータから、このチップはLGA 1700ソケット用のRaptor Lake-Sモデルであり、10nmリソグラフィ(Intel 7)で製造され、この例では5.5GHzまでクロックアップし、TDPは125Wであることがわかった。

このスクリーンショットは、インテルCore i7-14700Kのベースクロックが3.40GHzで、コア構成が20C/28Tであることを示している。

これは、8P + 12Eコア(16 + 12スレッド)と一致する。

WXnodから流出した元の情報に戻り、ベンチマークが本物で、正確で、代表的なものであると仮定し(ただし、塩をひとつまみ入れて)、比較表を作成する必要がある。

Core i7-13700Kのデータは、我々のレビュー(リンク先)とオンライン・データベースからのものだ。

Intel Corei7-13700Ki7-14700K
AIDA64
read (GB/s)
94114
Cinebench 1T2,1072,192
Cinebench nT30,88036,296
CPU-Z 1T864908
CPU-Z nT12,43014,988

メモリテストの結果(AIDA64)からは、帯域幅の疑惑と大幅な向上が確認できるが、これは新しいマザーボードと異なるRAMモジュールを選択したシステムによって助けられた可能性がある。

Cinebenchに目を移すと、シングルコアテストはさほど変わらないものの、このRaptor Lake Refresh CPUに期待されたコア/スレッドの増加がその価値を示している。

同じことがCPU-Z 1TとnTプロセッサーのテストでも言える。プロセッサーのマルチスレッドテストでは、i7-14700Kは前世代のCPUと比較して、CPU-Zでは最高で20.6%、Cinebenchでは最高で17.5%高速である。

インテル・ソケットLGA 1700のシステムを使用していて、Raptor Lake Refreshチップにアップグレードしたくなる可能性がある場合、「K」チップは10月中旬から下旬に登場する予定なので、それほど長い時間待つ必要はないだろう。

しかし、Core i7-14700K(特に)は、正しく動作させるためにBIOSアップデートを適用する必要があるとの指摘もある。

ソース:Tom's Hardware - Purported Intel Core i7-14700K Benchmarks up to 20% Faster in Multi-Threaded Workloads

 

 

 

解説:

Core i7-14700Kのベンチマークがリーク

シングルスレッド性能はほとんど速くなってないですね。

誤差かな?とも思いましたが、CPU-Z、CHinebenchともに速くなっているので、恐らく、100MHzか200MHzくらいはブーストクロックが上がっているのでしょう。

反面、マルチスレッド性能は顕著に高くなっています。

Eコアが4コア増量されているというのは本当のようです。

私はちょっとクロックアップするだけかなと思っていたのですが、「Refleshでいいや」とIntelが思った理由にも納得出来ました。

後はチップセットがどのくらい強化されるかですね。

USB4の対応が進むのか同課によっても違ってくると思います。

また、BIOSのアップデートによって600シリーズでも使えるというのは大きいと思います。

アメリカのamazonで一番売れているのがAM4のCPUなのはやはりプラットフォームが長く使えるからというのはあると思います。

IntelもLGA1700は3世代にわたって使えるわけですが、今の時代にあってこれは結構評価が高いのではないでしょうか。

 

 

 

Core Ultra 200Sシリーズ

ソケットLGA1851

Core Ultra 285K

 

Intel 第14世代Coreシリーズ

ソケットLGA1700

 

※ 末尾にFがついているモデルはGPUがありませんのでご注意ください。

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