ケーブルを正しく差し込むだけ
GamersNexusは、NVIDIA電源ケーブルの故障について真実を知っていると主張しています。
一部のNVIDIAケーブルが溶けているのは、異物混入とユーザーのミスが主な原因である可能性が高いです。ボードパートナー、ケーブルメーカー、GNの視聴者から収集したデータによると、故障率はまだ0.05%から0.1%と比較的低いです。
この結論は、GamersNexusが数週間に及ぶテストを行い、故障分析テストラボまで含めて行われた結果、出されたものです。
GNチームは、多くの理論や多くのケーブルをテストしましたが、ユーザーが知っておくべきことは、ケーブルの溶融は、ケーブルのサプライヤーや12Vケーブルの接続数とは関係がないということです(GNは、12Vレーンの2/3を削除したケーブルをテストしました)。
ケーブルが溶ける主な原因は、ユーザーによる不適切な挿入にあると思われます。
これに加えて、アダプタのラッチ機構の不備や大電流が故障の原因となる。
また、ケーブルの製造時や不適切な挿入による異物混入も考えられます。
コネクタについた擦り傷がケーブルのハウジングに蓄積され、故障の可能性が高くなると考えられます。
しかし、ケーブルが溶ける原因として最も考えられるのは、不適切な挿入です。
GamersNexusは実際に、大きな隙間を空けて斜めに挿入するという誤った方法でケーブルを挿入した結果、1本のケーブルだけを溶かすことに成功しました。
Corsair PSU エキスパート Jon Gerow (Johnguru) も同様の結論に達しています。
しかし、元の記事は理由不明で削除されています。
結論の全容は、Steve Burke氏自身がRedditでまとめてくれているので、30分の時間が惜しい人は、これだけ見ておけば大丈夫でしょう。
NVIDIAはまだこの問題を調査中であり、ユーザーは自分のカードを心配そうに観察している。
しかし、適切に挿入されたケーブルは、大幅にリスクを減らすことができるように見えますので、適切に取り付けられていることを確認してください。
GamersNexusの独自の調査によると、ユーザーは、変換コネクタや専用ケーブルを含めて、快適に使えるはずです。
故障率はまだ非常に低いとのことです。
解説:
世間ではRTX4080の発売に湧いていますが、12VHPWRの話題が出ていましたので取り上げてみます。
海外のゲーム情報サイトおよびYoutubeチャンネルのGamer's Naxusでは、12VHPWRの問題はユーザーの不適切な取り扱いが原因であるとしています。
斜めに差し込んで不適切な状態で使用すると1本のケーブルが溶ける状況を再現できたようです。
私は現物を一度も使ったことがありませんので、そのようなことが可能なのかどうかはっきりわかりません。
8Pコネクタだと斜め刺しはできないのではないかと思います。
Corsairの電源のエキスパート(どのような役職なのか不明)Jon Gerow氏も同じ結論に達して発言したようですが、なぜかその投稿は削除されてしまったようです。
正直、この話を聞くと、削除しないでキッチリ結論づけてほしかったです。
一応、nvidiaのほうでまだ調査中と言うことなので思い切ったことは言うなと言うことなのでしょうか。
12VHPWRはRTX3090Tiでも採用されているはずですがそちらでこういう話は一切出ていなかったのも気になりますね。