Define XL R2はFractal Designのフルタワーで、発売は2013年とDefineシリーズの中ではかなり古いモデルになります。
しかし、XL-ATXまで入るケースのため、ポテンシャルが高く、最近のマザーボードでも過不足なく使えます。
私はあまり小さなケースを勧めていませんが、やはり大きなケースというのは非常にポテンシャルが高いので、置く場所さえ確保できれば、初心者にもやさしく、どのような構成にも応用が利いて使いやすいです。
2013年から変わりなく売れ続けているというのがその証拠だと思います。
現在のフルタワーというのはSocketTR4やLGA2066などの高価なプラットフォームと組み合わされることが多く、そのためケースも非常に高価になっています。
Define XL R2はその点も優れており、他社のフルタワーだと5万円前後が相場になっていますが、1万円台で手に入るフルタワーというとこのケースくらいです。
欠点は360mmなどの大型ラジエーターとの組み合わせができないこと、アクリルやガラスなどのサイドパネルを使った中が見えるモデルがないので、水冷だと不安が残るところでしょう。
この辺は基本設計が古いのでやむを得ないところでしょう。
しかし費用対効果が高く、ATXはもちろんのこと、E-ATXやXL-ATXと組み合わせても不便なく使えるというのは非常に美点です。
そろそろモデルチェンジしてもよいと思いますが、そうなると価格が大幅に上がると思いますので、安価なフルタワーが欲しい方は今のうちに買っておいた方がよいかもしれません。
製品名 | Fractal Design Define XL R2 Black | Fractal Design Define XL R2 Titanium |
ケースタイプ | フルタワー | |
対応マザーボード | Mini-ITX、microATX、ATX、E-ATX、XL-ATX | |
対応電源 | ATX 12V(奥行き:345mmまで) | |
対応グラフィックボード | フルサイズ(上部HDDケージ搭載時:330mm、上部HDDケージ非搭載時:480mm) | |
対応CPUクーラー | 全高170mm | |
拡張スロット | 9 | |
ドライブベイ | 外部5.25インチ×4、内部3.5/2.5インチ共用×8 | |
搭載可能ファン | 上面:120/140mm×2(240/280mm 水冷ラジエータが取り付け可能) 前面:120/140mm×2 背面:140mm×1 底面:140mm×1 側面:140mm×1 ファンコントローラ搭載(最大3個までのファンを制御可能) | |
付属ファン | 前面:140mmファン×1(Silent Series R2、1,000rpm) 背面:140mmファン×1(Silent Series R2、1,000rpm) 底面:140mmファン×1(Silent Series R2、1,000rpm) | |
I/Oポート | USB 3.0×2、USB 2.0×2、マイク×1、ヘッドホン×1 | |
外形寸法 | 232(W)×559(H)×560(D) mm | |
重量 | 16.4kg | |
カラー | ブラック | チタングレー |
型番 | FD-CA-DEF-XL-R2-BL | FD-CA-DEF-XL-R2-TI |
発売時期 | 2013年 2月上旬 | 2013年 2月上旬 |
色:チタングレー
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色:ブラック
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