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UGREEN SATA USB3.0 変換アダプタ レビュー

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amazonには実にたくさんのSATA USB3.0 変換アダプタが売られているのですが、その中でUGREEN製のアダプタを購入しましたのでレビューします。

実はUGREEEN製品の中でもたくさんのSATA USB3.0 変換アダプタがあります。

UGREEEN製品は型番などを特に明示していないため、非常に分かりづらく、紛らわしいです。

その中でも今回わたくしの選んだ製品は

  • USB3.0対応
  • UASP対応
  • 最大12TB(理論値は20TB)までの3.5 / 2.5インチ SATA SSDおよびHDDドライブをサポート

これらの特徴があります。

理論値20TBまでの製品に対応していることを謳っているのはこの記事を書いている現在、本製品だけであり、これが本製品を選んだ最大の理由です。

多くのSATA USB3.0変換アダプタは最大容量6TBまでであり、中には2/4TBまでしか対応していない製品もあります。

UGREEN製品も中国メーカーであり、この辺りは中国製品らしく、非常に分かりにくくなっています。

本製品には3.5"HDDにも使えますが、別途電源アダプターを使用する必要があります。

こちらはどのような電源アダプタが使えるのか明示されておらず、この点も非常に不親切だと感じました。

下に本製品のリンクとわたくしが動作確認したAC-DCアダプターのリンクを張っておきます。

UGREEN SATA USB3.0 変換アダプタ対応のAC-DCアダプター(3.5"HDDの動作確認済)

 

※ 同じメーカーで外観もほぼ同一の仕様違いの製品が多くあるため、理論値20TB対応の「SATA USB3.0 変換アダプタ」の詳細を見たい場合は必ず上のリンクから飛んでください。検索をすると似たような製品が山ほど出てきてどれがどれなのかわかりません。

また、AC-DCアダプターは100円以下の非常に安価な製品が売られていますが、まともな動かないフェイク製品のようですので、引っかからないようにしてください。

 

 

外観

※ クリックすると別Window・タブで開きます。

箱・・・表

箱・・・裏

アダプタ本体

AC-DCアダプター差込口

SATAコネクタ部

電源が入るとロゴの隣のLEDが白く光ります。アクセスすると点滅します。(AC-DCアダプタは別途購入する必要があります。)

キャップ付きのUSBコネクタ部

重さは約38グラムと非常に軽いです。

大きさの比較1。10円玉と比べてみてください。非常にコンパクトです。

大きさの比較2

 

外観は非常に小さく、驚きました。

この製品購入以前はUSB2.0対応の同様の製品を持っていたのですが、製品自体も大きく、アダプターも非常にゴツくてケーブルも硬く使いにくかったですが、本製品はコンパクトで使いやすいです。

この辺りに時の流れを感じます。

使用を2.5"HDDのみに限れば、電源アダプターも必要なく、使い勝手はほぼケーブルと変わりません。

ケーブル部分の長さは約50cm、SATA接続部分も含む全長は約60cmとなります。

10円玉と比較した写真を載せていますが、いかに本製品がコンパクトか理解していただけるではないかと思います。

 

性能

本製品はUSB3.0及びUASP対応とのことですので、どの程度の性能なのか、SSD使って比較してみました。

比較に入る前に規格のスピードをおさらいしてみます。

SATA3.0・・・最大転送速度6Gbps 750MB/s

※ ただし、実効スピードは実データ8bitにつき制御bitが2bitですので、600MB/sとなります。

USB3.0・・・最大転送速度5Gbps 625MB/s

※ UASPモード対応の場合、速度が大きく向上する場合がある。UASPとはSCSIのプロトコルをUSB上で使えるようにしたもので、USB2.0以降で対応している製品がある。

USB3.0は最大転送速度5.0Gbpsとなっていますが、実際の転送速度はUSBコントローラーの性能や、ソフトウェアの処理時間などにより、論理値よりも低下します。

この辺は実際にテストしてみないとわからないところです。

 

テスト環境

CPUAMD Ryzen 9 3950X
メモリDDR4 32GB 16GBX2
SSDCFD販売 CSSD-M2B1TPG3VNF
HDDSeagate ST4000LM024 + AGI256G16AI198
※ StoreMIを構築
マザーボードROG STRIX X570-I Gaming
電源SFX電源750W Corsair SF750
CPUクーラー(水冷)280mm簡易水冷 Thermaltake Floe Riing 280
ケースSliger SM580

 

テスト環境はRyzen 7 3950X+X570マザーボードで行いました。

計測は当サイトではおなじみ、Crystal DiskMark7を使用しています。

 

使用したSSD

比較にはSamsungのSSD 840を使用した。

 

USB3.0+UASP

Crystal Disk Infoの情報

------------------------------------------------------------------------------
CrystalDiskMark 7.0.0 x64 (C) 2007-2019 hiyohiyo
Crystal Dew World: https://crystalmark.info/
------------------------------------------------------------------------------
* MB/s = 1,000,000 bytes/s [SATA/600 = 600,000,000 bytes/s]
* KB = 1000 bytes, KiB = 1024 bytes

[Read]
Sequential 1MiB (Q= 8, T= 1): 451.147 MB/s [ 430.2 IOPS] < 18556.65 us>
Sequential 1MiB (Q= 1, T= 1): 429.941 MB/s [ 410.0 IOPS] < 2438.24 us>
Random 4KiB (Q= 32, T=16): 158.150 MB/s [ 38610.8 IOPS] < 13025.47 us>
Random 4KiB (Q= 1, T= 1): 19.563 MB/s [ 4776.1 IOPS] < 209.21 us>

[Write]
Sequential 1MiB (Q= 8, T= 1): 256.312 MB/s [ 244.4 IOPS] < 32575.44 us>
Sequential 1MiB (Q= 1, T= 1): 259.821 MB/s [ 247.8 IOPS] < 4031.55 us>
Random 4KiB (Q= 32, T=16): 169.769 MB/s [ 41447.5 IOPS] < 12210.92 us>
Random 4KiB (Q= 1, T= 1): 41.087 MB/s [ 10031.0 IOPS] < 99.56 us>

Profile: Default
Test: 1 GiB (x5) [Interval: 5 sec] <DefaultAffinity=DISABLED>
Date: 2020/03/14 15:48:29
OS: Windows 10 Professional [10.0 Build 18363] (x64)

 

SATA3.0

------------------------------------------------------------------------------
CrystalDiskMark 7.0.0 x64 (C) 2007-2019 hiyohiyo
Crystal Dew World: https://crystalmark.info/
------------------------------------------------------------------------------
* MB/s = 1,000,000 bytes/s [SATA/600 = 600,000,000 bytes/s]
* KB = 1000 bytes, KiB = 1024 bytes

[Read]
Sequential 1MiB (Q= 8, T= 1): 533.131 MB/s [ 508.4 IOPS] < 15706.14 us>
Sequential 1MiB (Q= 1, T= 1): 529.814 MB/s [ 505.3 IOPS] < 1978.23 us>
Random 4KiB (Q= 32, T=16): 225.279 MB/s [ 54999.8 IOPS] < 9109.31 us>
Random 4KiB (Q= 1, T= 1): 28.182 MB/s [ 6880.4 IOPS] < 145.22 us>

[Write]
Sequential 1MiB (Q= 8, T= 1): 256.490 MB/s [ 244.6 IOPS] < 32536.80 us>
Sequential 1MiB (Q= 1, T= 1): 259.638 MB/s [ 247.6 IOPS] < 4036.85 us>
Random 4KiB (Q= 32, T=16): 195.203 MB/s [ 47657.0 IOPS] < 10559.24 us>
Random 4KiB (Q= 1, T= 1): 76.774 MB/s [ 18743.7 IOPS] < 53.24 us>

Profile: Default
Test: 1 GiB (x5) [Interval: 5 sec] <DefaultAffinity=DISABLED>
Date: 2020/03/14 16:17:43
OS: Windows 10 Professional [10.0 Build 18363] (x64)

 

テストの結果

テストの結果はシーケンシャルリードに関しては、USB3.0の5GbpsとSATA III の6Gbpsの速度を割ると0.83333になるが、451MB/s÷533MB/s=0.846とほぼ最大転送速度に応じた結果が出た。

このSSDは妙にWriteが遅く、USB接続しているのが原因なのかとも思ったのだが、SATAでつないでも256MB/sしか出ないため、OEM向けにデチューンされているモデルなのかもしれない。

SSD840発売当初のレビューを見ていたが、リテール向けのSSD840はWriteも500MB/s前後出るようだ。

その他、ランダムリード/ライトもSATA IIIに結果は及ばないが、SATA-USB変換アダプタの用途を考えると、これだけの速度が出れば実用上困ることはないだろう。

なお、12TBのHDDに接続してもきちんと認識するようだが、実際にはどうなのか、環境がなくテストできなかった。

この点は非常に残念だ。

 

まとめ

この記事を執筆している現在、SSDの主力はすでにNVMeに移行しつつあり、SATAのSSDとの価格差もなくなりつつありますが、一方で容量当たりの単価が安い3.5"HDDがいまだに現役という環境も多いと思います。

そういった環境の場合、本製品はそれほど値が張らないこともあり、AC-DCアダプターと併せて一つ持っておくと便利です。

また、手持ちの古いSSDを外付けメディアとして有効に活用したいという方にとっても非常に有用な製品でしょう。

UGREEN社の製品はUSB3.0対応のSDカード/MicroSDリーダー・ライターを以前レビューしましたが、他社の製品と比較すると転送速度が速く、優秀というイメージがありました。

本製品を購入してみて、一層そのイメージが強くなりました。

非常に優秀な製品だと思います。

UGREEN SATA USB3.0 変換アダプタ対応のAC-DCアダプター(3.5"HDDの動作確認済)

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