ASRockが9のX570マザーボードを準備
最初のPCIe 4.0コンシューママザーボードはEECのWebサイトで発見されています。
ASRockのX570マザーボードのリークは、Phantom Gaming、Extreme 4、TaichiおよびPro 4シリーズを特徴としています。
X570は、Zen2ベースのプロセッサ用のAMDのチップセットです。
Ryzen 3000デスクトップシリーズはComputexのまわりで期待されています。
ASRockからのリークは、X570マザーボードが早く利用可能になることを示している可能性があります。
- ASRock X570 Phantom Gaming X
- ASRock X570 Phantom Gaming 6
- ASRock X570 Phantom Gaming 4
- ASRock X570 Extreme4
- ASRock X570 Taichi
- ASRock X570 Pro4
- ASRock X570 Pro4 R2.0
- ASRock X570M Pro4
- ASRock X570M Pro4 R2.0
MSI GeForce GTX 1660 Ti
さらに、MSI GTX 1660 Tiグラフィックスカードが最初にリストされています。
MSIはレイトレーシングなしのTuring搭載のARMOR、VENTUSおよびGAMINGシリーズを発売するでしょう。
TU116ベースのGTX 1660 Tiは来月初めに約279 USDで発売される予定です。
- MSI GeForce GTX 1660 Ti GAMING Z 6G
- MSI GeForce GTX 1660 Ti ARMOR 6G OC
- MSI GeForce GTX 1660 Ti VENTUS XS 6G OC
- MSI GeForce GTX 1660 Ti GAMING X 6G
GIGABYTE GeForce GTX 1660 Ti
ギガバイトはまたEECで新しいGTX 1660 Tiシリーズをリストしています。
ここには、AORUS、Gaming、WindForceそしてMini ITXシリーズさえも含むかなりの数のモデルがあります。
- GV-N166TAORUS-6GD
- GV-N166TGAMING OC-6GD
- GV-N166TWF2OC-6GD
- GV-N166TOC-6GD
- GV-N166TIXOC-6GD
- GV-N166TGAMINGOC PRO
- GV-N166TGAMINGOC WHITE
- GV-N166TGAMING-6GD
- GV-N166TWF2-6GD
- GV-N166TD5-6GD
- GV-N166TIX-6GD
ソース:videocardz.com - ASRock X570 motherboards, MSI GeForce GTX 1660 Ti listed at EEC
解説:
EEC=ユーラシア経済委員会のことです。ユーラシア経済委員会の概要についてはこちらか参照してください。
※ 別窓、または新しいタブで解説ページを開きます。サイトは「コトバンク」なので安心して開いてください。
実は私も知らなかったので今回調べました。
うーん。うちのサイトは役に立ちますね。(笑
このEECのサイトにいまだに情報が出てなかった製品の型番が登録されているという話です。
政府機関やそれに類するサイトに情報が載るというのはリーク情報の信頼性としては極めて高いです。
来月出ることが確定しているGeforce GTX1660Tiはともかく、AsrockのX570チップセットのマザーの型番が載るのは「案外発売は早いのかも」と思わせるのには十分な情報です。
ただし、このEECの登録のルール(例:発売何か月前から登録する必要があるなど)がわかりませんので、はっきり断言はできません。
ここで参考に過去のRyzenシリーズの最初の発売日を見てみましょう。
Ryzen7/5 1000シリーズ
Ryzen7 1800X/1700X/1700・・・2017年3月2日
Ryzen5 1600X/1600・・・2017年4月11日
Ryzen5 1500X/1400・・・2017年4月15日
Ryzen7/5 2000シリーズ
Ryzen7/5 2700X/2700/2600X/2600・・・2018年4月19日
上のような発売スケジュールになっています。
3月なら2019Q1、4月なら2019Q2となります。
今までのリーク情報からすると2019Q2からComputex以降というのが大勢を占めていましたので、早くても4月だと思います。
わたくしはComputex以降だと思っていたのですが、すでに型番を登録するということは4月なのかもしれません。
3月ということはないと思いますが・・・。
こうした情報が事前に出てしまったのは、intelの製品がショートしている現在、それなりの数が出る見込みで初期ロットをある程度まとまった数生産しているからなのかもしれません。
日本の自作ショップや各BTOでもRyzenシリーズをプッシュし始めており、intelの製品がショートし続けている現在、売るものがなくなって困っているというのが現れています。
intelの製品は確かに優秀だと思いますが、一つの企業の製品に頼り切るのが如何に危険かよくわかる状況なんじゃないかと思います。
Ryzen3000シリーズは確かに優秀ですが、それ以前の問題として、一時的に商品の供給に問題が起きたときにすぐに主力を切り替えられるような体制を取っておかないといざというときに困るんじゃないかと思います。
これは余談ですが、当サイトのリストのBlackOnyxシリーズの最下位モデルは現在GTX1060です。
RTX2060のモデルを入れようと思っていたのですが、下位(デフォルト)GTX1660Ti、上位(オプション)RTX2060に設定しようと思います。
理由はやはり、RTX2070とRTX2060の性能差が小さすぎるからです。
各モデルのCUDAコア数の違い
RTX2080Ti・・・4,352(0)
RTX2080・・・2,944(1,408)
RTX2070・・・2,304(640)
RTX2060・・・1,920(384)
GTX1660Ti・・・1,536(384)
()内は一つ上の上位モデルとのCUDAコア数の差
上を見てもらえばわかる通り、RTX2070とGTX1660Tiとの間のCUDAコア数の差は784となり、ちょうどいいのかなと思います。
CUDAコア数384というと、OCモデルが一つ上の通常モデルの性能とあまり変わらないということになってしまいます。