
UBSによると、TSMCにおけるNVIDIAのCoWoS受注は、現世代のBlackwell AIチップと将来のRubin製品の牽引により、過去最高を記録しました。
NVIDIAのAI GPU生産は大幅な増加が見込まれ、TSMCなどの企業に調整の余地はほとんど残されていません。
複数の報道によると、AIハードウェアの需要はすぐには衰えそうにありません。
そのため、NVIDIAはすでにサプライチェーンの準備に着手しています。
UBSのアナリストによると、Team Greenは2026年のCoWoSウェハの需要を67万8000枚と予測しており、これは今年の数字から約40%増加しており、同社が今後大量のAIチップ受注を見込んでいることを示しています。
UBSは(Jukan経由)、需要の主な牽引役はNVIDIAのBlackwellおよびBlackwell Ultra製品であり、Rubinの生産量増加に加え、前四半期比30%の出荷増が見込まれると報告しています。
UBS Raises CoWoS Demand Forecasts for NVIDIA and Broadcom, With Rubin and CPX as Key Growth Drivers
UBS (T. Arcuri, Oct 8, 2025)
UBS has raised its CoWoS demand forecasts for NVIDIA and Broadcom in its latest report. The firm had previously revised TSMC’s CoWoS capacity… pic.twitter.com/hpDhkezpdG
— Jukan (@Jukanlosreve) October 10, 2025
NVIDIAは中国からの受注に限定されていたものの、次世代アーキテクチャの採用と既存アーキテクチャへの関心の高まりを背景に、複数の顧客からの需要が大幅に増加していることは確かです。
NVIDIAは、CoWoS-Lパッケージを採用する次世代Rubinファミリーへの需要が大幅に増加すると予想しており、CoWoSの需要も増加すると見込まれています。
さらに重要なのは、新たに発表されたRubin CPXプラットフォームが推論に重点を置いたオプションであるため、TSMCにおけるCoWoSの受注が増加すると予想されていることです。

その結果、UBSはNVIDIAのGPU総生産数が2026年には740万台に近づくと予測しており、これも前年比でかなりの伸びを示しています。
全体的に見て、AI業界もTSMCのような企業も、AIブームが進む中で需要が「鈍化」しているのではなく、むしろ勢いが飛躍的に高まっており、TSMCはテクノロジー大手からの半導体およびパッケージングの注文に対応できないほどになっています。
NVIDIAのラックスケールソリューションであるBlackwell Ultraは現在、同社の主力製品であり、Rubinは2026年初頭に発売される予定です。
これは、巨大テック企業に莫大なコンピューティングパワーがもたらされることを意味します。
解説:
先日OpenAIがAMDのMI400シリーズを大きく評価しているという話題が出ましたが、やはりAIアクセラレーターでNVIDIAはかなり強力なようです。
これに伴いCoWoSの需要は大幅に大きくなり、Fab側の調整の余地は殆どないとのこと。
AMDはこれによってRDNA4の上位モデルのチップをキャンセルしました。
RTX6000シリーズも同様になることはないと思いますが、価格は影響を受ける可能性は大ですね。
現在HBMやサーバー向けのSSDの需要がAIサーバーによって急増していることから、来年に入ると価格が高騰するのではないかという予測が入っています。
一見HBMやサーバー向けのSSDは自作erには関係ないように見えますが、HBMやサーバー向けのSSDの生産を優先することによって普通のDRAMやコンシュマー向けのSSDの生産数が言々して価格の高騰を招くといわれています。
猫も杓子もAIサーバーとなってしまった現在、これは避けられないことなのかなと思います。
一時期のNVIDIA AIサーバー向けの価格は利益率900%などといわれていました。
利益率が低い一般消費者向けの製品は後回しにされても仕方ないといったところだと思います。
ほしいものがあったら前倒しにして今のうちに購入した方が良いかもしれません。