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Switch 2では『信長の野望・新生』完全版の4K@60を実現できなかった

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来週、全世界の店舗でデビューする予定の新型ゲーム機「Nintendo Switch 2」のシステム性能について、さまざまな憶測が飛び交っている。

このシステムは、携帯モードでは最大120フレーム/秒、ドッキングモードでは最大4Kと60フレーム/秒をサポートしており、『サイバーパンク2077』や『スター・ウォーズ アウトロー』のような複雑なオープンワールドゲームがこのハードに移植されている。

しかし、コーエーテクモのインタビューで、ローンチタイトル『信長の野望・新生』完全版について聞いたところ、日本のチームはこのゲームを4K解像度、60FPSで動かそうとしたが、1080P@30FPSに縮小せざるを得なかったという。

ゲームプロデューサー兼ディレクターのミチ・リュウ氏がWccftechに語った内容は以下の通り:

NVIDIA DLSSは使用していません。

ゲームはフルHD、30fpsで動作します。

4K、60fpsも実験しましたが、このグラフィックで日本列島をレンダリングするのに必要なパワーは想像以上で、安定させるのも難しいので断念しました。

今後、機会があれば再挑戦したいと思っています。

『信長の野望・新生』は、PCの推奨動作環境を見ればわかるように、決して負荷の高いゲームではない:

  • OS: Windows 10、Windows 11、64ビット
  • プロセッサー インテル Core i7-3770以上(Windows 10)、インテル Core i3-8350K以上(Windows 11)
  • メモリー:8GB RAM
  • グラフィックス NVIDIA GeForce GTX 1060(6GB)以上、AMD Radeon RX580(8GB)以上
  • DirectX: バージョン11
  • ネットワーク ブロードバンドインターネット接続
  • ストレージ:25GBの空き容量
  • サウンドカード 16ビットステレオ、48KHz WAVEファイル再生可能
  • その他の注意事項 1920 x 1080ディスプレイが必要

それでも、リュウによれば、Nintendo Switch 2の所有者は、少なくともグラフィックが大幅に改善されるという:

Switch 2のハードウェアの進化のおかげで、グラフィックは大幅に改善されました。

海や空、地面といった要素がよりリアルに見えるようになり、ゲームへの没入感を高めています。

携帯機でこれだけのグラフィックが楽しめるのは大きなポイントです。

また、Joy-Con 2によるマウス操作やUSBマウスにも対応し、直感的な操作が可能になりました。

また、これまでアジアでしか遊べなかったゲームコンテンツも収録していますので、そちらも楽しんでいただければと思います。

Nintendo Switch 2は6月5日(木)発売。

ソース:wccftech - Switch 2 Couldn’t Manage 4K@60 in NOBUNAGA’S AMBITION: Awakening Complete Edition

 

 

 

解説:

Switch2の話題です。

コーエイテクモの人気ゲーム『信長の野望・新生』完全版でうの60FPSを実現できなかったという話です。

メーカーの方が「やろうと思ったけど、無理でした」って言っていますので無理だったんでしょうねえ。

以前から指摘されている方がいましたし、最初のRTXであるTuringが発売されたときにも言われていましたが、ゲームに活用されるAIの最大の欠点はGPUのコア数が少なくなると処理が厳しくなるところです。

GPUというのは同じような回路の集合体を並列に動作させて性能を稼ぐという仕組み上、AIの処理を実現するには一定の数以上のコア数が求められます。

AIでのアップスケール処理にも負荷がかかりますので、コア数が少ないとおのずと処理にも限界があるということになります。

Switch2の場合、Ampere世代+αといわれています。

これがTuring世代だったらGPUのコア数的にDLSSの処理は不可能だったかもしれません。

同じ世代の最も性能が低いiGPUであるMX570は2048CUDAですが、Switch2は1536CUDAといわれていますから、なかなか厳しいものがあるのでしょう。

DLSSによってどのくらい処理が拡張されるのかですが、RTX2080Tiの場合、FP32が13.45TFLOPSでしたが、DLSSを使って44TFLOPS相当の処理を行えるようになったといわれています。

あくまでもマーケティング上のスペックですが、Switch2の場合、ドックモードの3TFLOPSが9TFLOPS相当になるみなしてよいのではないかと思います。

他にもレイ再構成などの機能もあるようですから、Swtich2は純粋なラスタライズ性能だけでは語れないところがあると思います。

『信長の野望・新生』完全版の今回のインタビューの場合、また再挑戦したいと言っていますので、最適化や開発のノウハウがたまれば4K60FPSは射程圏内にあると考えてよいのではないでしょうか。

据え置きのゲーム機であるPS5と比較される方もいますが、据え置きとモバイル機とでは求められる性能が全く違うので無意味な比較だと思います。

PSシリーズは次世代は据え置きと同時にモバイルも出るようですが、そのこと自体が初代Switchの成功を示していると思います。

PS5がソニー党のいう通り大成功したならば低スペックにならざるを得ないモバイル機など必要ないはずです。

必要ないにも関わらず、出すということは純粋に現行の据え置き機のエコシステムの限界を示しているものと思います。

 

 

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