AMDは現在、Ryzen Z2のハンドヘルド向けAPUラインアップの中で新しいバリエーションを発表すると噂されており、その中核となるのはおそらくAI性能だろう。
AMDのRyzen Z2 APUラインナップは、より高速なAIパフォーマンスを可能にするNPUオンボードのチップを搭載するようだ。
さて、チーム・レッドはハンドヘルド市場を支配することに関して立ち止まることはないようで、最近発表されたZ2 APUシリーズでは、パフォーマンスを新たなレベルに引き上げることを計画している。
我々はZ2 SoCの公式仕様を知っているが、有名なリーカー@AnhPhuHによると、チームレッドが計画している新モデルがあるかもしれないと主張している。
Ryzen Z2
Ryzen Z2 A
Ryzen Z2 Go
Ryzen Z2 Extreme
Ryzen AI Z2 Extreme— Hoang Anh Phu (@AnhPhuH) April 3, 2025
ハンドヘルド機でのAI計算の必要性はそれほど大きくないが、AMDは、まともなAI TOPSを搭載しているインテルのLunar Lake SoCからの影響に対抗するために動いていると思われる。
一般的に、Z2シリーズはゲーミングハンドヘルド機ではNPUが無効化されるが、噂されているRyzen Z2 AI Extremeチップでは、AMDは何らかの形でAIアクセラレーションを提供すると思われる。
リーク元が言及したRyzen Z2 Aモデルもあるが、その詳細についてはまだ言及されていない。
共有されたリストがそれぞれのSoCの性能順であることから判断すると、Ryzen Z2 AはNPUを搭載した、より 「廉価な 」オプションになると予想され、またもやAI TOPSを必要とするアプリケーションをハンドヘルド機で実行できるようになる。
これまでのところ、Z2シリーズには5つのSoCが搭載される予定であり、インテグレーターが多くの選択肢から選べるようになることを示している。
仕様を簡単に説明すると、Ryzen Z2 Extremeはラインナップのフラッグシップ・チップとなり、合計8コア16スレッドを提供する。このチップは、最大ブーストクロック5.0GHz、24MBのキャッシュ、TDP 15~35W、16個のRDNA 3.5 iGPUコアを誇り、「Strix Point」ダイを採用し、Zen5初のハンドヘルド向けチップとなる。
Z2 Extremeに続くのは、Z2 Goと標準的なZ2で、それぞれRembrandtとHawk Pointダイを採用する。
これらのSoCの詳細については、こちらをご覧ください。
解説:
携帯ゲーミングPCでのAI PC化にZ2 Extremeが登場。
Z2 Extreme の正体はStrix Pointでしょう。
このSoCはコスト的に厳しいとして生産数も多くなく、評価も芳しくあり真理戦でしたが、実際にはずいぶん名前が上がるなあという印象です。
ゲームにおけるAI性能自体が、FSRとAutoSRの二種類のアップスケーラーで別々の技術でAIを使用しており、この辺統合してもっと負荷を下げるなり、性能を上げるなり出来たら効率が良いのになあと思わなくはないです。
実際にはMSとAMDという二つの企業が同時並行的にゲーム向けのアップスケーラーを実装しただけなわけですが、後から歴史を紐解いたときに黎明期に見られる混乱と切って捨てられるだけではいささかもったいないなと思います。
IntelはOneAPIによってNPUとGPUのAI性能を統合していく考えが透けて見えますが今のところ、AMDにはそのような考えは見えません。
NVIDIAも今年に出るといわれているモバイルAI PC向けのSoCでどのような扱いになるのかはまだ不明ですから、AMDの方針が全くの間違いというわけではもちろんないです。
しかし、RyzenAIのNPUは登場したあと、しばらく「何もできないNPU」だったことを考えるとROCmなどと絡めてぜひとも有効活用してほしいかなと感じてしまいます。
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