Intel XeSS 1の対応タイトルが150タイトル以上に拡大、XeSS 2の対応タイトルも近日追加予定。
Intel XeSSのサポートが150タイトル以上に拡大、XeSS 2をサポートするタイトルは少数だが、XeSS 1とXeSS 2の両方のサポートは近日中にさらに多くのタイトルに追加される。
Intelは、ディスクリートGPUメーカーとして初めて、第1世代のIntel Arc Alchemistラインナップにスーパーサンプリング方式を導入した。
XeSSがリリースされてから2年以上が経ちますが、いくつかの開発段階を経て、現在の最新版がXeSS 2です。
XeSS 2はまだ広く採用されていないものの、オリジナルのXeSS 1.0とその最新版は多くのゲームに採用されています。
Intelは本日、XeSSが現在150以上のタイトルでサポートされていることを誇らしげに発表しました。
さらに、まもなくさらに増える予定です。
XeSSテクノロジーが統合されたゲームの全リストをご覧いただけますが、その中には人気のある最新のトリプルAタイトルも含まれています。
しかし、XeSS、AMDのFSR、NVIDIAのDLSSの間にはまだ競争はありません。
We’ve hit the mark on 150+ games with #XeSS support, with more on the way!
👾Experience peak gaming for yourself with Intel XeSS AI upscaling today.👾 pic.twitter.com/n1lWDpo0UY
— Intel Gaming (@IntelGaming) January 30, 2025
Intelがライバルに対抗できるようになるにはまだ長い道のりが必要だが、以前よりははるかに有利な立場にあるようだ。
なお、これらのゲームのほとんどはXeSS 1とその最新バージョンをサポートしているが、XeSS 2はまだほとんどのタイトルに搭載されていない。
現時点でXeSS 2をサポートしているゲームは『F1 2024』と『Marvel Rivals』の2本だけだが、近日中に最新のXeSS 2技術を導入する予定のタイトルや既存のタイトルがいくつかある。
その中には、『Assassin's Creed Shadows』、『Killing Floor 3』、そしてさらに一握りのタイトルが含まれる。
とはいえ、いくつかのゲームはIntelのXeSS Frame Generationもサポートしているが、FSRやDLSS Frame Gen技術ほどには普及していない。
ただし、XeSS 2とFrame GenerationはIntel Arc Battlemage GPUでしか動作しない。現
在、このラインナップのGPUはArc B580とArc B570の2つしか発売されておらず、入手性は非常に悪い。
ソース:wccftech - Intel XeSS Receives Support In Over 150 Games, More Titles Coming Soon
解説:
IntelのXeSSとXeSS2対応タイトル数が150以上になったという話です。
DLSSの対応タイトル数(アプリ含む)は2023年1月3日の時点で250以上
※ 最新でDLSSと明言している数は見つけられませんでした。NVIDIAはRTX(レイトレ対応タイトル)が700以上という言い方をしています。レイトレに対応していれば何らかの形でDLSSに対応していると思うのですが、確証がないので名言されているソースを引用します。
FSRの対応タイトルは76タイトルにとどまります。
この辺りAMDのソフト環境の弱さが浮き彫りになっていますね。
Intelの150タイトルは見事だと思います。
こうしたことに近道はないので、コツコツと地道に積み上げていくしかありません。
Radeonのようにゲームの外からドライバレベルで対応するよりはゲームの中に実装してもらった方が手間も金もかかりますが、安心できると思います。
単体GPUはどれほど個別のゲームと真摯に向き合うかで差が付く世界ですから、AMDにももうちょっと頑張ってほしいところです。
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