Intelは、CES 2025の会場において、クライアント・コンピューティングとAI市場の両方における「画期的なイノベーション」を発表する予定であることを明らかにした。
Intelの共同CEOが待望のCES 2025基調講演のスケジュールを明らかに、チーム・ブルーの未来が明らかになる可能性が高い
チーム・ブルーはビジネスではあまりうまくいっていないが、同社の未来は実に明るいようだ。
IntelはCES 2025のスケジュールを発表し、NVIDIAやAMDよりも早い1月6日午前8時30分(太平洋標準時)から基調講演を開始する見込みだ。
Intel-Driven Keynote: AI Inside for a New Era(Intel主導の基調講演:新時代のAIインサイド)」と銘打たれたこの基調講演では、Intelの新共同CEOであるミシェル・ジョンストン・ホルタウス氏が、クライアント・コンピューティング・グループ担当SVPのジム・ジョンソン氏とともにイベントをリードする姿を初めて目にすることになる。
残念ながら、パット・ゲルシンガー氏はもうその場にいない。
Check out a sneak peek of what you'll see at #CES2025 🫣
Tap below to reveal what we've been working on. https://t.co/iWpCbt2KRE #StartsWithIntel #AIPC pic.twitter.com/tcxlN0rKiM
— Intel (@intel) December 23, 2024
今回の基調講演でIntelに期待されることとしては、「AI」という単語がより頻繁に出てくる可能性が高いが、冗談はさておき、おそらくIntelのArrow Lake-HおよびHXバリアントが発表されるだろう。
デスクトップ向けには、チーム・ブルーがArrow Lake「Core Ultra 200S」CPUの非Kバージョンを発表する見込みで、LGA 1851互換の格安マザーボード(おそらくB860シリーズ)の登場も予想されている。
グラフィックス分野では、Intel Arc B850 GPUと一緒にBattlemage SKUが追加発売される可能性がわずかにあるが、Intelはリリーススケジュールを頻繁に変更する傾向があるため、今のところ確実ではない。
その他のアップデートには、Intel Foundryの動向や、同部門の次のメインストリーム製品となる18Aプロセスに関する広範なアップデートが含まれる。
来月はエキサイティングな月になることは間違いなく、各社がテック市場に何をもたらすのか、私たちは待ちきれない。
いつものように、CES 2025の会場からの最新情報にご期待ください。
ソース:wccftech - Intel Reveals Its CES 2025 Keynote Schedule; Slated For January 6 Alongside AMD & NVIDIA
解説:
IntelのCES2025基調講演は1/6、AMD、NVIDIAと同じ日
「新時代のAIインサイド」という題名なのでAI関連することだと思います。
IntelのGaudiシリーズは現時点ではあまりうまくいっているとは言い難く、何かテコ入れがあるのでしょうか。
NVIDIAのCEOもIntelの潜在的な能力は恐ろしいと言っていてるので長期的には存在感が発揮できる可能性は高いですが、今のところ、大半の先行者利益をNVIDIAがその1/10ほどをAMDが占めている状態です。
他社の競合製品は2026年あたりから出始める予定なので、少なくとも2025年はまたNVIDIAが圧倒していくものと思います。
InetelはOneAPIを使ってCUDAに対する互換性を実現していますが、こういった大掛かりな仕組みを普及させるだけの力がIntelにはあると思います。
ただし、普及させるには時間がかかるので今すぐは無理でしょう。
あとは純粋にハードウェアの性能と価格のバランスによるのでしょう。
ゲーム用のGPUで見るとB580はかなり価格を頑張っていますので、アメリカでは売れているようです。
※ 日本は除く
Intelは日本でのGPU販売にはあまり力を入れていませんが、この辺り、改善してほしいところですね。
Intel GPU ARC Bシリーズ
Intel GPU ARC Aシリーズ