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AMDはPhoenix Zen4/RDNA3シリコンを搭載したRyzen 7000Gデスクトップ・シリーズを準備中かもしれない、新たなAGESA 1080が示唆

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AMD AGESA 1.0.8.0がPhoenixデスクトップAPUのサポートを追加

AMD PhoenixがAM5プラットフォームで発売される。

AMDがデスクトップAPUを最後に発表してから、実に長い時間が経過した。同社はVermeer/Cezanne(Zen3)やRaphael(Zen4)といったハイエンド・ゲーミング・シリーズに関心を向けているようで、後者はすでにRDNA2グラフィックスを統合している。

しかし、AMDのAPUシリーズの更新、特に最新のRDNA3グラフィックスの搭載を熱望するユーザー層は多い。

なお、Zen3アーキテクチャを採用したRyzen 5000Gシリーズには、古いVegaグラフィックスが搭載されている。

AMDは、RDNA1またはRDNA2グラフィックス・アーキテクチャを搭載したデスクトップAPUをリリースしたことがなく、それはゲーム用に設計されていないRaphael SOC 2CU GPUの一部でしかなかった。

したがって、デスクトップ・プラットフォームにPhoenixシリコンを導入することは、AMDデスクトップAPUシリーズのグラフィックス技術において3世代の飛躍を意味する。

特に、AM5プラットフォーム向けの最新のAGESA 1.0.8.0ファームウェアで、Phoenix Ryzen 7000Gシリーズのサポートが最近導入されたことを考慮すると、Phoenix Ryzen 7000Gシリーズの発売の可能性への期待が高まっている。

この進展は、これらの新しいAPUが間もなく市場に投入されることを示唆している。

Phoenixシリコンは、Ryzen 7040H(S)、Ryzen 7040U、Ryzen Z1シリーズとして、ノートPC、Mini-PC、携帯ゲーム機向けにすでに展開され、成功を収めている。

残念ながらデスクトップ用CPUとしてはリリースされなかったRembrandt(Zen3+/RDNA2)よりも大幅にアップグレードされている。

注目すべきは、新しいファームウェアを掲載しているASUS B650マザーボードのページに、「近日発売予定のCPU」と明確に記載されていることだ:

注目すべきは、インテルが現在のラインナップでPhoenixに代わるものを用意していないことだ。

Phoenix APUは最大8個のZen4コアと12個のCompute Unitを提供するが、Intel Raptor Lakeは96個のXe Execution Unitに制限されている。

インテルはMeteor Lakeでより高性能なものを発表する可能性があるが、今のところリークでは確認も提案もされていない。

さらに、強力な統合グラフィックスを搭載したこのようなAPUの登場は、ローエンドのデスクトップ・グラフィックス市場がさらに縮小することも意味する。

ソース:Videocardz.com - AMD might be preparing Ryzen 7000G desktop series with Phoenix Zen4/RDNA3 silicon, new AGESA 1080 suggests

 

 

 

解説:

AM5に不死鳥が降り立つ

AM5プラットフォーム向けの最新のAGESA 1.0.8.0ファームウェアで、Phoenix Ryzen 7000Gシリーズのサポートが最近導入された

 

元記事中にはこのようにありますので、あと少しでRyzen 7 7700G/7600Gが発売される可能性が高いということになります。

既にROG AllyやRyzen 7 7840Uと言ったAPUで市場に投入されてはいますが、ようやくデスクトップにも降りてくるということになります。

  • 0:00 Far Cry 6
  • 0:25 Cyberpunk 2077
  • 0:50 Assassin's Creed Valhalla
  • 1:15 Red Dead Redemption 2
  • 1:40 Horizon Zero Dawn

上の動画を見ると、Ryzen 7 7700Gに搭載されるRadeon 780Mの性能を見ることができます。

残念ながらFullHDではオプションを落として25-40FPS程度となっています。

恐らく、720Pでは60FPS近くまで出るのではないかと思います。

現時点ではここまでですが、StrixPointでは16CU1024SPになります。

Phoenixでは12CU768SPです。

次世代ではさらに高性能になることが期待できますので、もうすぐ内蔵GPUでAAAタイトルがプレイできる世界がやってくるかもしれません。

ロンチされたばかりのFSR3ではAPUへの対応状況は不明(Redittではゲーム内オプションでオンに出来るゲームのみにしか対応しないと情報がありました。)ですが、今後の対応に期待したいところです。

 

そもそも・・・

このような状況ではあるのですが、月額1,210円のXboxゲームパス UltimateについてくるXbox Cloud Gaming(ベータ)では普通のノートPCでもクラウドゲーミングでAAAタイトルが楽しめるようになっており、高価なゲーミングPCっているの?と言う状態になりつつあります。

配信でもしない限りはライトゲーマーなら普通のノートパソコンでも十分と言う状態になりつつあります。

Xbox Cloud Gamingでのプレイ状況を上の動画で確認できますが、ライトゲーマーならこれで十分なんじゃないかなあと思ったり思わなかったり・・・。

このような状況はどんどん進んでいくと思います。

スマホでも動くので、もはやPC自体が必要なのかどうか?と言う状態になりつつあるということです。

 

 

 

 

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