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AM5「LGA 1718」デスクトップCPUにZen 4コア16基搭載の「AMD Ryzen 9 7950X」が登場 導入ビデオガイド

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※ 残念ながらこの動画は非公開となってしまったようです。

MSIが公開したAM5デスクトップCPUのインストール動画ガイドに、Zen 4コアを16個搭載するAMD「Ryzen 9 7950X」が登場しました。

MSIがAM5「LGA 1718」ソケットのマザーボードにAMD Ryzen 7000「Zen 4」デスクトップCPUをインストールする方法を紹介

このビデオは、AMD Ryzen 7000デスクトップCPUとLGA 1718ソケットを採用した次世代AM5マザーボードの購入を検討しているPCビルダー向けのインストールリファレンスガイドです。

ビデオでは、おそらくB650チップセットベースのエントリーレベルマザーボードと、未発売のAMD Ryzen「Raphael」CPUを紹介しています。

このCPU「100-000000665」は以前からリークに登場しており、16コア&32スレッドを搭載しているはずだ。

これは間違いなくAMD Ryzen 9 7950X CPUのはずだが、現在はES(エンジニアリング)状態です。

取り付け方法はいたって簡単で、ラッチを外してソケットカバー自体を開け、ソケットの両側に縦に配置されたノッチをCPUのノッチと合わせる必要があります。

あとは、ソケットをラッチで固定し、ソケットカバーの蓋を外すだけです。

IntelのLGAソケットのCPUと同じような取り付け方法です。

CPUを取り外すときも、同じ作業を繰り返す必要があります。

また、サーマルペーストはIHSの4面に均一に広がるが、サーマルペーストを塗りすぎると、AMDのRyzen 7000 Desktop CPUでは基板や複数のコンデンサにこぼれてしまうことが判明した。

これは決して有害なものではありませんが、将来のために掃除するのは本当に慌ただしくなってしまうかもしれません。

また、LGA 1718のマウントパッドもよく見えますが、AMDの設計ではソケット自体にコンデンサがないことにお気づきでしょうか。

これは、AMDがCPUの電源管理に必要なコンデンサをすべて基板前面に移動させたためで、Ryzen 7000 Desktop CPUの前面に多くのコンデンサが搭載されているのもこのためです。

このチップのラベルには、2021年に製造されたと書かれています。

これは、非常に初期のサンプルであることを意味し、おそらくAMDが現在ラボで稼働させている量産前のチップよりも古いものである可能性があります。

このビデオは、AMDが2022年秋に600シリーズマザーボードと最新のZen 4搭載Ryzen 7000デスクトップCPUを搭載したAM5プラットフォームを発表する際に、本当に役に立つでしょう。

今後数カ月間のAMDからのさらなる情報にご期待ください。

※ 該当の動画は残念ながら非公開にされてしまったようです。

AMD Ryzen 7000「Raphael」デスクトップCPUの噂のスペック:

CPU名アーキテクチャー製造プロセスコア数/
スレッド数
クロック
(シングル
コア最大)
TDP価格
AMD Ryzen
9 7950X
Zen 45nm16/325.4 GHz105-170W~$750 US
AMD Ryzen
9 7900X
Zen 45nm12/245.3 GHz105-170W~$600 US
AMD Ryzen
7 7800X
Zen 45nm8/165.2 GHz105W~$450 US
AMD Ryzen
5 7600X
Zen 45nm6/125.1 GHz65W~$300 US

ソース:wccftech - AMD Ryzen 9 7950X With 16 Zen 4 Cores Shows Up In AM5 ‘LGA 1718’ Desktop CPU Installation Video Guide

 

 

 

解説:

MSIさんがAM5のCPUのインストレーションガイド動画を公開していたようです。

「していたようです」と書いたのはこの記事執筆時点では既に非公開にされていたからです。

このマザーボードはかなり初期のものらしく、恐らくは間違って公開されたものなのでしょう。

なんにしても貴重なAM5のCPU実装動画が公開されたということでかなり価値のある動画だと思います。

SSを見ると、ほぼIntelのソケットと同様のインストール方式になるようですね。

何か巷ではZIFソケットが怖いと言っている方がちらほらと見受けられますが、元々、LGAはサーバーに先に採用されていた方式で電気的にはこちらの方が優れていると言われています。

一方、ZIFソケットの方が一般向けで危険がなく取り扱いが簡単です。

※ 最も外すときはスッポンする可能性もありますが・・・。

ZIFソケットが「怖い」と言うのは隔世の感がありますね。

LGAの方がソケット破損する可能性は高いと思います。

しかし、なんにせよ、AMDもAM5からLGAに移行しますので、Intelと同じく、マザーボード側に剣山が付いた形式に変更になるということになります。

 

 

Ryzen 7000X3Dシリーズ(Socket AM5)

 

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