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インテル Core i3-12100 エントリーレベルのAlder LakeデスクトップCPUのベンチマークがリーク、AMDのエントリーレベルRyzen 3ラインナップよりも高速に動作

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Intelの次期デスクトップCPUであるCore i3-12100は、非K Alder Lakeファミリーに属し、XFastest(via Videocardz)によってAMDのエントリーレベルRyzen CPUと比較テストされました。

XFastest社は、第12世代のラインナップの中で最もエントリーレベルのチップとなる新製品のエンジニアリングサンプルを入手することができました。

インテルのAlder LakeデスクトップCPUの中で最もエントリーレベルのCore i3-12100が、AMDのRyzen 3チップと比較されました。

現在のAlder Lakeのラインナップは、Core i9、Core i7、Core i5の3種類のみ。非Kパーツに加えて、よりエントリーレベルのSKUは、少し遅れてH670、B660、H610のマザーボードプラットフォームで発売されます。

このラインナップには、エントリーレベルのCore i3デスクトップCPUも含まれており、低価格帯の製品として人気を博すものと期待しています。

ハイエンドおよびメインストリーム分野で価格と性能の両面で勝利を収めたインテルは、今後はより低価格な製品に注力していきます。

Intel Core i3-12100 Desktop CPUの仕様は、4コア8スレッドとなっています。すべてのコアはGolden Coveアーキテクチャーを採用しており、Core i5-12600K以下のすべてのチップのようなハイブリッドアーキテクチャーは搭載していません。

ブーストクロックは最大4.3GHz(シングルコア)、TDPは60Wですが、最大ターボパワー(MTP)は77Wです。

そのため、これらのチップがアンロックされた兄弟のように100W以上の電力を消費しないことは確かです。

Intel Core i3-12100 Alder Lake Desktop CPUは、ASRockのZ690 Steel Legendボードに16GB DDR4-3600メモリとGeForce RTX 3060 Tiグラフィックスカードを搭載してテストされました。

比較対象としては、クアッドコア設計のAMD Ryzen 3 3300XとRyzen 3 3100を、ASRockのX470 Taichiマザーボード上で、同じメモリとGPUの構成でテストしました。様々なテストとパフォーマンスベンチマークを実施し、以下の結果を得ました。

Intel Core i3-12100 対 AMD Ryzen 3 3300X & Ryzen 3 3100 CPU (Synthetic) ベンチマーク:

Intel Core i3-12100 対 AMD Ryzen 3 3300X & Ryzen 3 3100 CPU (Gaming) ベンチマーク:

Intel Core i3-12100 対 AMD Ryzen 3 3300X & Ryzen 3 3100 CPUパワー/温度テスト:

Intel Core i3-12100 Alder Lake デスクトップ CPU 対 AMD Ryzen 3 3300X & Ryzen 33100:

ベンチマークIntel Core
i3-12100
AMD Ryzen
3 3300X
AMD Ryzen
3 3100
I3-12100 vs
Ryzen 3 3300X (%)
3DMark CPU4,0743,3163,00723%
PCMark
Overall Score
6,9886,1405,75514%
PCMark
Essentials
9,8749,4428,7135%
PCMark Pr
oductivity
10,1368,4768,17120%
PCMark
Digital Content Creation
9,2547,8517,26618%
Cinebench R23 ST8,4746,7236,03126%
Cinebench R23 MT1,6491,2801,14529%
7-Zip Compression47,09242,83338,64710%
PugetBench
Export
100555482%
PugetBench
Playback
72555431%
PugetBench
GPU
81596237%
VRMark
Orange Room
14,85912,5239,94719%
CSGO (4K High)2562362329%
Cyberpunk 2077
(1080p Ultra +RT + DLSS)
110937618%
AIDA64
CPU Temps
436145N/A
AIDA64
FPU Temps
557567N/A
AIDA64
CPU Power
385036N/A
AIDA64
FPU Power
646154N/A

上記の結果からもわかるように、Intel Core i3-12100は、わずか4コアのエントリーレベルのチップでありながら、かなりの馬力を発揮しています。

このチップは、AMDのエントリーレベルのZen 2ラインのCPUよりも高速であるだけでなく、性能が向上しているにもかかわらず、低温で動作し、消費電力もほぼ同じです。

前モデルのCore i3であるi3-10100の販売価格が122ドルだったことを考えると、Intel Core i3-12100の価格は100ドル近くになるかもしれません。

そうなれば、このチップはエントリーレベルおよび低価格のPCセグメントにおいて強力な競争相手となるでしょう。

AMDはこの脅威を認識しているようで、Core i3 Alder Lake CPUに対抗するために、Zen 2を搭載したRenoir X CPUのラインナップを準備していると言われていますが、それがGolden Coveコアに対抗するのに十分かどうかは、今後の動向を見守る必要があります。

インテル第12世代Alder LakeデスクトップCPUのスペック "速報値"

CPU名Pコア数Eコア数全コア/
スレッド数
Pコア ベース /
ブースト (最大)
Pコアブースト
(全コア)
Eコア ベース /
ブースト
Eコアブースト
(全コア)
L3キャッシュTDP (PL1)TDP (PL2)予想
小売価格
Core i9-
12900K
8816 / 243.2 / 5.3 GHz5.0 GHz
(全コア)
2.4 / 3.9 GHz3.7 GHz
(全コア)
30 MB125W241W$599 US
Core i9-
12900
8816 / 243.2 / 5.2 GHz4.9 GHz
(全コア)
未確認未確認30 MB65W~200W$509 US
Core i9-
12900T
8816 / 24未確認 /
4.9 GHz
未確認未確認未確認30 MB35W未確認未確認
Core i7-
12700K
8412 / 203.6 / 5.0 GHz4.7 GHz
(全コア)
2.7 / 3.8 GHz3.6 GHz
(全コア)
25 MB125W190W$429 US
Core i7-
12700
8412 / 203.6 / 4.9 GHz4.6 GHz
(全コア)
未確認未確認25 MB65W~200W$359 US
Core i7-
12700T
8412 / 20未確認 /
4.7 GHz
未確認未確認未確認25 MB35W未確認未確認
Core i5-
12600K
6410 / 163.7 / 4.9 GHz4.5 GHz
(全コア)
2.8 / 3.6 GHz3.4 GHz
(全コア)
20 MB125W150W$279 US
Core i5-
12600
606 / 123.7 / 4.8 GHz4.4GHz
(全コア)
未確認未確認18 MB65W~200W$249 US
Core i5-
12600T
606 / 12未確認 /
4.6 GHz
未確認未確認未確認18 MB35W未確認未確認
Core i5-12500T606 / 12未確認 /
4.4 GHz
未確認未確認未確認18 MB35W未確認未確認
Core i5-
12400
606 / 12未確認未確認未確認未確認18 MB65W~200W$203 US
Core i5-
12400T
606 / 12未確認 /
4.2 GHz
未確認未確認未確認18 MB35W未確認未確認
Core i3-
12200T
404 / 8未確認 /
4.2 GHz
未確認未確認未確認12 MB35W未確認未確認
Core i3-
12100T
404 / 8未確認 /
4.1 GHz
未確認未確認未確認12 MB35W未確認未確認

ソース:wccftech - Intel Core i3-12100 Entry-Level Alder Lake Desktop CPU Benchmarks Leak Out, Faster Than AMD’s Entry-Level Ryzen 3 Lineup

 

 

 

解説:

Core i3-12100のベンチマークの結果がリーク

比較としてRyzeh 3 3300Xと3100の結果が出ており、残念ながら同数のコアではZen2コアではGolden Coveに遠く及ばないという結果が出ています。

結果としてモノリシックなRenoirの内蔵GPUを殺してRenoir Xとしてコア数を増やさざるを得なかったのだと思います。

現在のAMDやTSMCのリソースでは下位のモデルに最新のZen3コアを使うわけにはいかないのかもしれませんが、型落ちのZen2コアではZen3コアでも敵わないGolden Coveに対抗することは難しいようです。

 

2021年の年末商戦に参加しないAMD

コロナ・半導体不足、マイニング特需といろいろなことが重なっていますが、AMDは2021年のクリスマス商戦には参戦していません。

そのため、積極的に新製品を出していないわけですが、もし仮に出していたとしてもAlderLakeには敵わなかったでしょうから、白黒がはっきりつけられていたと思います。

しかし、それでも新製品を全く出さないというのはあまりに消極的過ぎて良い結果が出るとは思えません。

このあまりに消極的過ぎるAMDの戦略はともすればIntel製品から逃げているようにも見えてしまいます。

実際のところは半導体需要に生産が追い付かなかったり、サーバーやモバイル製品に力を入れているのでしょうが、市場に与える印象としてはやはり消極的に見えてしまいます。

2022年はAMDも新製品を多数出すと言われていますので、いずれ白黒はハッキリつくでしょう。

今年の消極策が白と出るか黒と出るかはその時にわかると思います。

 

 

 

 

第12世代intelCore i5/7/9シリーズ

 

K無しロックモデル(OC不可)

※ 末尾にFがついているモデルはGPUがありませんのでご注意ください。

 

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