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遅ればせながらスイッチを購入しました(スイッチ修理記1)

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遅ればせながらスイッチを購入しました(スイッチ修理記2)

遅ればせながらスイッチを購入しました(スイッチ修理記3)

 

タイトルの通り、今更ですが、スイッチを購入しました。2017年製の中古です。

「なーんだハズレじゃん」と思われ方もいると思いますが、あえて2017製を選んで買いました。

理由は未対策機が欲しかったからです。

何に使うのかは説明しなくてもわかる人にはわかると思うので、ここでは触れません。

この中古のスイッチはメルカリで送料込み20,000円強ほどで手に入りました。

状態は割と良く、かなり大事に使っていたことがわかる個体でした。

事前の不具合説明として、

  • 左コントローラーがロックボタンを押さなくても脱落する。
  • 左のジョイコンが勝手に動く

と言うよくある不具合があるとのことでした。

この2つはかなり発生率の高い不具合で、有名です。

Youtubeで業者の方があまりに発生率の不具合が多すぎて対応しきれないため、補修パーツを小売して、「出来る人は自分で直してください」として、やり方を説明しています。

PC自作erなら、難なく出来る作業ですので、スイッチ修理の国内第一人者である「あすか修繕堂」さんからパーツを購入してこの2つの不具合を自力で修理しました。

ちなみに本体とほぼ同時に購入しましたが、補修パーツの方が到着が早かったです。

まず、状態の確認

到着したスイッチ本体はかなり状態が良いもので、当初左のジョイコンが勝手に動く不具合は発生していませんでした。

しかし、使っていくうちに発生しましたので、状態としては「徐々に悪化している」と言う感じでした。

左のジョイコンがロックボタンを押さなくても外れるという不具合はそのまま発生していました。

写真は外した状態ですが、ビニールの内袋もすべて残っていて、かなり状態の良い個体です。

不具合の発生はほぼ経年劣化と言ってもよいと思います。

今回発生しているのは上の2つの症状です。ジョイコンロック不具合とジョイコンスティック不良です。

作業中の写真は数点載せますが、動画のわかりやすさには敵わないので、これから自力で修理されると決意された方は上の動画を一通り見ておくことをお勧めします。

補修パーツ1 金属製ロックバックル

補修パーツ2 ジョイコン・アナログスティック

 

今回使用した工具セット

工具セットに付属するマグネットシート。スチールのねじならくっついて無くなりにくくなります。アイディア商品

左ジョイコンをばらします。

アナログスティックを交換

所謂「三枚におろした」ところ

交換したバックルです。樹脂製左上のロックする部分が削れているのが確認できました。

金属製のパーツに交換して組上げたジョイコン。黒いボタンの隣が金属製になって光っているのがわかると思います。お手持ちのジョイコンと比較してみてください。

右のジョイコンをばらしたところ。ここからバッテリーを載せている台を外して三枚におろします。

右の作業は似たようなものですので、割愛します。

 

交換が終わったら、本体の設定でジョイスティックの調整を行いようやく終了です。

簡単でしょ?

自作PCと違うところは

  • 一部がY字の「トライポイントネジ」で止まっているため、特殊な工具が必要
  • ケーブルのほとんどはフイルム型のフレキシブルケーブルで止まっているため、若干慣れが必要

このくらいです。

自作PCをやられている方ならば、手順さえわかれば難易度はそれほど高くないです。

機会があったら、ぜひともチャレンジしてみてください。

 

今回使用した工具を紹介します。

特殊ネジも含めた122種類のアタッチメントを交換して対応できる工具セット。モバイル系の機器を修理するならばぜひとも持っておきたい一品

今回はジョイコンのみですが、トライポイントネジがY字の15番、内部の小さな「+ネジ」が000番でぴったりでした。

サイズが違うものを使ってネジを舐めないようにしてください。ジョイコン側の樹脂はかなり柔らかいのでネジが回りやすく、ほぼ問題ないと思います。

 

100円ショップ - 精密ドライバーセット

100円ショップで売っていた精密ドライバーのセット、こういう精密ドライバーはトルクが決まっていて、無理な力がかからないようになっているので、ネジが回りそうかどうかを試しているのに適しているほか、ネジを外したあと、付いているパーツをこじって開けるのにも使えます。

ただし、やり過ぎて壊さないようにしてください。

 

100円ショップ - 組み立て式ドライバーセット

こちらも今回マイナスドライバーをパーツをこじって外すのに使いました。ちょうどいいサイズと剛性も高いので使いやすいです。

 

補修パーツ

あすか修繕堂さん公式HP - Nintendo Swich(レギュラー) 関連の補修部品販売

あすか修繕堂さん公式HP - 任天堂スイッチパーツ - 金属製ロック

あすか修繕堂さん公式HP - 任天堂スイッチパーツ - Switchジョイコン修理用 アナログスティック基板(井型)

※ コメントでご指摘をいただきました。amazonで「あすか修繕堂」さん名義で売っている業者は偽物だそうです。紛らわしい・・・。amazonに申し出た方が良いのではないかと思うのですが・・・・(苦笑

 

今回は実は左側(青)しか不具合が発生していなかったのですが、右側(オレンジ)も機械的に交換しました。

今回の個体は最初期型と言うことで発売から4年、そろそろ稼働パーツは経年劣化で故障してもおかしくない頃ですので、この機会に右側もジョイスティックとロックバックルのパーツ交換を済ませました。

不具合は綺麗に解消して、快適になりましたよ。

スイッチは転売屋の悪質な買い占めによって価格が高騰していましたが、有機ELモデルの発売によって全体的に相場が下がっています。

価格の高騰によって上がっていた動作不能ジャンクの相場などもかなり上がっていましたが、恐らく、本体価格の下落に伴って下がると思います。

直せば高い値段で売れるから価値があましたが、そうでなければ価値はありません。

 

 

左側のジョイコンに不具合発生が集中する理由

今回、左側のジョイコンのみ不具合が発生していました。

あすか修繕堂さんの動画によるとジョイコン修理に持ち込まれる個体の8-9割ほどは左側に集中しているそうです。

左右ともに同じような構造なのになぜ左側に不具合が集中しているのか?不思議に思っていたのですが、今回自分でスイッチを手に持ってみてピンときました。

その原因はズバリ「バッテリー」です。

スイッチの左側には大きなバッテリーが入っており、こちらはかなりの重量になっています。

要するにスイッチは重心が左に寄っているので、一番端にあるコントローラーに「てこの原理」で大きな力がかかり、バックルロックやジョイコンにも無理な力がかかっているということです。

ゲームをするときは熱くなる人もいますので、無意識に無理な力をかけている可能性も少なからずあるでしょう。

コントローラーは単なる樹脂製で剛性も低いですから、バッテリーの重量の影響をモロに受けるということになります。

動画でも誰も指摘していませんが、これが「正解」だと思います。

ちなみにスイッチを持つときは必ず両手で持つこと、横着して片手で持ってはいけません。

コントローラーに無理な力がかかり、故障しやすくなります。

スイッチのコントローラーは完全に剛性不足で、試しに本体に装着した状態で片手でもつと、コントローラーがわずかにひしゃげているのがわかるほどです。

金属のフレームでの補強かもっと硬い樹脂でハウジングを作る必要があると思います。

構造的な欠陥ですね。

こうした構造的欠陥は有機ELになっても変わっていないようです。

 

 

障害発生・・・・

実は不具合は特に起きていないのですが、本体のカバーも外してグリスを塗りなおそうと思っていました。

4年も経っているとそろそろ最初に塗ってあったグリスは乾き始めているころです。

しかし、本体側のトライポイントネジ4か所が固く、外れません。

私は「絶対ナメる」と手ごたえを感じたネジは100%ナメるという特技(?)を持っているので一時作業を中断して、何らかの手段を模索したいと思います。

本当に発生率100%なので絶対に無理はしません。(苦笑

大体、ネジがナメるのは

  • ネジの大きさとドライバーのサイズがあってない。
  • 長いことネジを回していなかったので、樹脂とネジが固着している

この2点なのですが、どうも今回のは後者のようです。

どうしようか考え中です。

技術があったら多分回避できると思いますが、私の場合は恐らく100%ナメます。

何か動きがあったらこの記事を更新してお知らせいたします。

というわけで、今回の「遅ればせながらスイッチを購入しました」は終わります。

Part2になるかこの記事を更新するかはまだ未定です。

 

スイッチは定価で買えるようになりました。旧型です。

 

 

最後に・・・

有機ELの新型に関して「あすか修繕堂」さんが分解動画を出していますので、ツイートでも指摘しましたが、思うところを書いてみます。

分解を見て感じたこと。

内部にアクセスするためのネジ本数は減っているので分解しやすくなっています。

バッテリー容量は初期型から変わってません。

ヒートシンクを冷却するシロッコファンが小さくなっているので、SoCは低発熱に改良されているようです。

旧型で一番壊れる要因になっていたUSB-Cはコネクタにアルミのカバーが付いていますが、強度が上がっているのかはは不明。

シールド目的なのか補強目的なのかはよくわかりません。

個人的にはUSB-Cの構造があまり変わって無かったのに失望しました。

パーツ代は安いのですが、ここを外すにはリフローがいるので、もっと外しやすい構造してほしかったですね。

リフローマシンを使うか、ホットプレートなどであっためてからヒートガンで300度まで上げるというのはあまりに浮世離れしすぎていると思います。

でも、やる人いるんですよね。(苦笑

最近の修理動画界はフラックス塗ってリフローしてからはんだ吸い取り線ではんだを吸い取った後、BGAチップをリボールしてまた付けるとか普通にやっていますからね。

簡単にやっているように見えますが、普通にはマネできないので注意です。

また、そうして直しても高温にさらされることによって基板の実装部品が致命的なダメージを受けて極度に寿命が縮んでいる可能性もあると思います。

有料で修理するにはかなりの度胸がいるでしょうね。

話を戻します。

有機ELのディスプレイユニットは旧型と違いタッチパネル(デジタイザ)と一体型になっています。

また、デジタイザがガラスになっていて、落としたら割れます。

ディスプレイと一体型になっているので、割ったらユニット全交換です。

有機EL裏の本体フレームは樹脂ではなくアルミになったそうですので、全体の強度が上がったそうです。

旧型は熱で反った個体などがありましたが、今後は少なくなると思います。

こういった事情から、小さなお子さんに買ってあげる場合は、有機ELではなく、旧型のスイッチの方が良いと思います。

旧型はガラスが使われていませんので、万が一、落としても割れませんので安心です。

落としたらもちろん壊れる可能性はありますが、少なくとも割れたガラスの破片によってお子さんがけがをすることは無いです。

有機ELモデルは割と評判悪いですが、性能が上がらなかったことも含めて、全体的に残念な仕上がりです。

これだけ酷評されているジョイコンも抜本的な構造の見直しがされなかったのはどうなのかなと思います。

 

有機ELは転売品しかないので載せませんが検索リンクだけ置いておきます。

 

任天堂スイッチ有機ELモデル」でamazonを検索する

 

2021年10月8日発売の「任天堂スイッチ 有機ELモデル」はメーカー希望小売価格37,980円[税込]でそれより上の価格で売っているものは全て転売品です。

新品未開封と謳っていても中古品であり、個人売買と同じになり保証期間内でも無償修理のサポートが受けられません。

スイッチは今まで説明してきた通り、構造上に若干の問題を抱えている製品ですので、転売屋からの購入は絶対に避けましょう。

任天堂公式、修理サービス規定より

保証期間中でも以下の場合は有償修理となります。

(中略)

(12)お買い上げの製品が、使用後に有償無償を問わず譲渡されたもの(中古品)であった場合。

 

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