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Intelは、144レイヤーQLCおよびTLCを含む、Optane、NANDの新しいロードマップを発表

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Intelは本日、韓国での記者会見で、メモリ分野での今後の製品発売の計画を発表しました。

OptaneはIntelがこの分野の牽引力のある製品の名前です-それについて目新しいことはありません-そして同社はOptaneエンタープライズSSDとOptane DC Persistent Memoryモジュールの第2世代のリリースをプッシュします。

実際のPC愛好家にとって最も興味深いのは、2020年に144レイヤーQLC NANDを市場に投入したことです。

これにより、NANDベースのデバイスの価格がさらに低くなります。

後に、同社は144層のTLC NANDソリューションの発売も計画しています。

新しいOptaneモジュールは、どうやら第一世代の3D XPointメモリを利用しているようです。これは、現在では機能しないIntel-Micronパートナーシップの成果です。 Intelの新しいOptane DC Persistent Memory製品は、コードネームBarlow Passモジュールで実現し、2020年に予定されているCooper Lake(14nm)およびIce Lake(10nm)サーバープロセッサなどのリリース予定があります。

OptaneをベースにしたIntelの唯一の消費者向けソリューション-Optane Memory H10ツーインワンSSD-孤立したラインナップへの注力であり、以前に計画されたOptane Memory M15には加わりません(メカニカルベースのストレージを備えたシステム用の専用キャッシュドライブはすでに出ています)

Optane SSD 815P(これは118 GBのストレージのみを提供し、市場全体の現在のデータ保存トレンドには明らかに少なすぎます。

おそらく最も興味引いているSSD製品に関しては、Intelは好評の660p SSDの後継モデルを今年後半または2020年初めに665pの形でリリースすると発表しました-これにより、更新された96層NAND(660pで現在使用されている64層と比較)により、価格がさらに引き下げられます。

パフォーマンスはほぼ同じレベルを維持する必要がありますが、価格/ビットはIntelの660pの強みです。

2020年後半、インテルは144層のQLC NANDを採用した最新のSSD製品を発売し、価格の大幅な向上を実現します。

96層のSSDと14層のSSDが最終的にリリースされたときに、パフォーマンスがあまりシフトしない可能性があります-おそらくIntellは144層のTLCに賭けて、より高性能な新製品を市場に投入し、665pの後継モデルは、予想されるはるかに低い価格設定により、ユーザーのコンピューターの大部分のストレージスペースを占拠するでしょう。

脚注として、Intelはラボで5ビット/セルのNANDフラッシュメモリが動作することも実証していますが、しかし、同社はその技術が実装可能であり、市場に投入できるかどうか(コストと信頼性の観点から)実現可能かどうかはまだわかりません。

ソース:techpowerup - Intel Shares New Roadmap for Optane, NAND, Including 144 Layer QLC and TLC

解説:

技術的な点はさておき、政治的な面からこの発表を見てみましょう。

Intelは本日、韓国での記者会見で、メモリ分野での今後の製品発売の計画を発表しました。

この発表はIntelから半導体世界一の座を奪ったSamsungの国である韓国で行ったというところにIntelの半導体世界一企業奪還への強い意志を感じます。

 

こちらに一般紙の記事がありますので、こちらの方がわかりやすいでしょう。

韓経:「メモリー半導体の枠を崩す」というインテル…サムスン・ハイニックス「牙城」に挑戦状

一般紙では「DCPMをDRAMとSSDのいいとこどりの凄い製品」としていますが、半導体の世界のニュースであるtechpowerupの記事では、すでに破綻したパートナーシップから生まれた未来の無い製品と切り捨てています。

一般紙と半導体の世界から見たニュースを比較してみると、プレスリリースをそのまま解釈するという一般紙の記事がそのまま一般人のとらえ方となり、Intelの信用力もあって、それなりのインパクトを与えられるということがよくわかるのではないでしょうか。

我々から見るとこういう一般に下りてこない製品よりも現在ある製品の価格が半分や1/4になってもらった方がありがたいのですが、どちらかと言えばこうした製品の方がインパクトがあって見栄えが良いというのもあると思います。

また、ベンダーがサポートと一緒に売るにはそれなりに優秀な製品ということにもなるかと思います。(ただし、状況から言って続くモデルは無いと思います。しかし、データセンターの納入機材は一代限りで、設備投資の償却が終わり、元を取って利益を出した後は新しい機材と入れ替えするだけですので、そういったことはあまり関係ないでしょう。)

半導体ニュースを追いかけている方も一般のニュースとの比較は行ってみた方が視点が広がりますので、お勧めです。

 

さて、コンシュマー製品ですが、Optqne Memoryを使っている人というのはあまり多くはないのではないかと思います。

※ そういう方がいたら申し訳ない表現で恐縮です。

やはり主流は安さ爆発のIntel 660p SSDだと思いますが、こちらは64層NANDを使っている660pに対して、96層NANDを使った665pが2020年に予定されているようです。

最終的には144層NANDを使った製品につなげていく予定のようですが、この144層NAND製品はかなり安価になり、「ほとんどのユーザーのストレージ置き換えを狙う」製品になるようです。

CPUではぱっとしない状況の続くIntelですが、ストレージではかなり戦略的な製品を製造・販売する予定であり、この辺も半導体世界ナンバーワン企業であるIntelの凄みだと思います。

CPUでコケると会社が傾くAMDとはやはり幅の広さが違います。

 

 

 

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