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Metro ExodusはもはやEpic Games Store独占的ではない? Microsoft Storeにリストされています

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これは奇妙なことです。 私たちみんなが知っているように、Metro ExodusがEpic Games Storeで販売されることになった時、それは1年間の独占契約であることが明らかになりました。

Microsoftストアの新しいリストによると、私たちは予想より早くPCの別のプラットフォームでMetro Exodusを見ることになるでしょう。

すべてのアカウントでは、リストが正しい場合は、来週には早々にはそれを見ることができます。

 

来週6月9日、MicrosoftがE3カンファレンスを開催し、次期PC版のXboxゲームパスでゲームを公開する予定であるため、Metro Exodusもこのパスの一部になると予想されます。

これはまた、Deep SilverがEpic Gamesとの独占契約の範囲内で機能することができる方法かもしれません。

これは、PCでプレイしたくない理由がEpic Games Storeである人にとっては、当然のことです。

Xbox Game Pass on PCの一部としてMetro Exodusのようなタイトルを使用しているため、Epic Gamesからゲームを購入したくないタイトルには、ゲームをプレイするためのルートになります。

店頭での直接価格は記載されていないため、1年間の独占権が完了するまで直接購入できない可能性は十分にあります。

 

すべてのことを考慮して、これはマイクロソフトの素晴らしい働きであり、問題を抱えている店でのみ販売されているゲームをラインナップして、PC Xboxゲームパスの価値を高めました。

 Metro Exodusは素晴らしいゲームなので、これはとても良いことです。少なくともゲームをレビューした時点では、私はそう思いました。

マイクロソフトがPC Xboxゲームパスを発表した次の週にそうなるかどうか、私たちは確実に知ることができるでしょう。

ソース:wccftech - Metro Exodus No Longer an Epic Games Store Exclusive? Listed on Microsoft Store

 

解説:

Computexが終わってE3まで大きな動きが次第になくなってきました。

nVidiaのSUPERの続報に関してはまだあると思うのですが、今のところは動きがないです。

さて、本日の話題はMetro ExodusはSteamの分配率に不満を持ち、(おそらく)Steamより分配率の高いEpic Games Storeで一年間の独占販売タイトルとなりました。

しかし、この契約に反して、Metro Exodusがマイクロソフトストアでリストされたというものです。

マイクロソフトストア - Metro Exodus販売ページ

Epic Games StoreとSteamに関してはいろいろとゴタゴタがありました。

しかし、GoogleがSTADIAを発表して、その全貌が明らかになってくると、ソニーとマイクロソフト、Steamとマイクロソフトがそれぞれ提携してコンシュマーやPCゲームストア間の垣根がなくなる方向に動きが出てきました。

そうした動きの一環なのかどうか迄はわかりませんが、こうした動きは気になるところです。

こうしたパブリッシャー系のストアが素直にSTADIAに乗るつもりなのかどうか、それともGoogleの一強独裁支配を嫌っているものなのかどうかというのはどこもコメントしてないのでまだわかりません。

E3でかなりコメントが出るものと思います。

GoogleがSTADIAを開始すれば、今までパブリッシャーがやっていたことはGoogleがやるようになりますので開発会社が直接販売にまで乗り出せるということはパブリッシャーにとっては脅威なのかもしれません。

GoogleがYoutubeやその他の(未来の)コミュニティをを作ったとしたら、開発者とユーザーの距離もずいぶん近くなるでしょう。

パブリッシャーやデベロッパーがそこにどんな未来絵図を描いているのかは、E3である程度はっきりするのではないかと思います。

 

 

紙面が余ったので、とりあえず一般論としてのコンテンツのクラウド化によって加速するものをリストしておきます。

  1. すべてのコンテンツは価値が0に近くなっていく(例:スマホゲーム、MMOなどのゲームの無料化)
  2. 収入はコンテンツではなく、コンテクスト(文脈)に課金されることによって発生するようになる(例:ガチャ課金、コンテクストに課金するというのはコンテンツ内の自分の立場を変化させるために課金するということです。)
  3. 流通や仲介、マネジメントを行うものは全て役割がなくなり、コンテンツホルダー(開発者)がインフラを通じて直接販売するようになる。マネジメントはクラウドシステムが行う
  4. コンテンツは、コンテンツそのものよりもコミュニティを形成する要素が重要視されるようになる。

ゲーム論に属することですが、クラウド化によって加速するのは主に上の四要素であると思います。

今でも一部のゲームではそうなっています。

1と2はゲームに1万円出すのは「高い」と思いますが、ガチャ課金に何十万円も使ってしまうことが普通になるということです。

コンテクストというのはコンテンツ内の自分の地位や立場みたいなものですね。

YoutuberのSuperChatみたいなものです。ファンになっているYoutuberさんに反応してもらったり支援するために課金するわけですよね。

これも典型的なコンテクスト課金になります。

コンテンツに課金させるというのは非常に難しいのですが、コンテクストに課金してもらうのは心理的な障壁をコントロールできることもあり、結構簡単です。

Youtuberでいえば、動画に課金するのは大変ですが、自分の動画を見てファンになった人たちからSuperchatをもらうのはそれほど難しくはないでしょう。

※ ただし、自分というコンテンツをそこまで売り込むのは非常に難しいです。

3.も割とわかりやすいと思うのですが、クラウド化すれば今までマネジメントや広報を行ってきた人たちは要らなくなるということですね。

それはGoogle子飼いの広告エージェントであるYoutuberやクラウド上のマネジメントシステムそのものが行うことになります。

放送免許を持たないAbemaTVが出て来たのなんかはわかりやすい例でしょう。

TVもクラウド化が進めば、今まで下請けでTVの番組を作っていた事務所が直接コンテンツ販売をするようになるということです。

また、新聞もクラウド化すれば、現在の収入や規模が維持できなくなるのでかたくなに販売店制度を維持して抵抗している業界の一つです。

クラウド化になれば、共同通信とか時事通信などの通信社が直接コンテンツとして販売することになるんじゃないでしょうか。

デジタルの世界では、簡単にコンテンツのコピーができるため、一次ソースを出せない会社や中抜きのみを行っている会社には存在価値がなくなります。

4.も今でもそうなりつつありますが、完全なオフゲーでも最近のゲームは何人クリアしたなどの数が出るようになっています。

スコアや難易度別のクリア率を出すことによって、競争をあおったり、難易度の判断をしやすくしてるわけですが、原始的ではありますが、これも立派なコミュニティ機能です。

コミュニケーションというのは別に氏名や性別がわからなかったとしても成立するものです。

ゲームの統計情報を出すことも立派なコミュニティとなります。

未来ではこうした動きが加速していくものでしょう。

 

 

 

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