AMDのRyzen 3000シリーズは、最近最も期待されているハードウェア発売の1つです。
AMDのプロセッサの発売を取り巻く刺激的な宣伝は、Intelのものとは異なり、市場の期待を覆すような革新的な製品を発表するために、私たちの本性にあると思われる本当の熱意から出たと言えるでしょう。
AMDのプロセッサの発売は、いくつかのGPUの立ち上げが、並外れて、さらに言うまでもなく、当然のことながら、誇大宣伝レベルに匹敵することを見てきました。
AMDが自社の製品を中心に宣伝する機会をすべて受け入れることは理にかなっています。
そして、3月18日から3月22日まで開催されるGDC 2019で、そのようなことをするのは当然のことです。
AMDはサンフランシスコのGDC 2019でタイムスロットを開催する予定です。
Ken Mitchellが主催し、GDCのパネルに組み込まれているプレゼンテーションのタイトルは「AMD Ryzenプロセッサソフトウェア最適化(AMDが発表)」です。
発表から読み取れるように、このプレゼンテーションは「最適化の機会を理解するためのプロセッサ、プロファイリングツールおよびテクニックのRyzenラインナップについて学び、そして次世代の「Zen 2」x86コアアーキテクチャを垣間見ることを意図しています。C / C ++、アセンブリ、ハードウェアパフォーマンス監視のカウンタなどの例で、コードの最適化の機会と得られた教訓についての洞察を得ることができます。」
それで、いいえ、アーキテクチャに関する深い説明はありません。
しかし、いくつかの新しい情報があるでしょう - そして私たちは皆、ガイドナビゲーションを推測して実行することが楽しみの大きな部分であることを知っています。
ソース:techpowerup - AMD May Offer Some Insights on Upcoming Ryzen 3000 Series at GDC 2019
解説:
GDC2019とはアメリカの3プランシスコで3/18から3/22(日本時間3/19から3/23)に行われるゲーム開発者向けのカンファレンスのことです。
GDC=Game Developers Conferenceです。
技術的なことから社会問題に関することまでゲームに関する様々な発表がなされます。
割と大きなイベントで、去年は2万8000人が参加しました。
当然のことながら技術的な発表などもされますが、そこでAMDのプレゼンテーション時間枠でRyzen3000シリーズへのプログラム最適化について発表が行われるということのようです。
設計に関する深い説明はないようですが、開発者レベルのリテラシーがあれば説明を聞けばある程度の実態が把握できるくらいの情報が得られるということのようですね。
後半は少し翻訳がわかりにくいと思いますが、ニュアンス的には「プログラムの開発者が内容を聞けば、どんな設計になっているのかある程度推測できるので、みんな楽しみにしている」という感じです。
日本時間で3/19以降、様々な憶測が飛び交っているRyzen3000シリーズに関して、新しい情報が出回るかもしれないということです。
Zen2コアのEPYCに関しては積和演算ユニット(AVX512)の性能差からベンチマークではXeonにボロ負けしていましたが、ゲームでは比較的影響が薄いので、どんな性能を発揮してくれるのか少しでも情報が得られるなら、久しぶりのZen2に関するビッグニュースということになります。
逆に言えばこれまでは確実性の高い情報が出回らないといってもよいと思います。
早ければ4月にも発売されるといわれているRyzen3000シリーズですが、発売を前にして徐々にその姿を現してきているといってよいと思います。
実際、第一世代Ryzen最強の1800XがCore i7-4790Kとシングルスレッド性能がほぼ同じくらいで(ちょっと下くらい)、第二世代の2700XがCore i7-6700Kの少し下くらいです。
そして第三世代Ryzenはintelを抜かすかもしれないといわれているわけです。
そう考えるとCPUの性能があまり上がってないのがよくわかると思いますが、シングルスレッド性能だけでいえば、Core i7-4790KからCore i7-8086K(Core i9-9900Kも同じです)4年間の進化を3年で駆け抜けてきたということですから、注目されるのもわかるんじゃないかと思います。
しかも、相手は絶対王者intelですからね。
ネット上ではこれを「大したことがない」と言ってる人がいるので、いかにバイアスのかかった情報を流しているのかよくわかりますね。
マルチコアに関してもデスクトップのフラッグシップモデルが12コアになるのか、16コアになるのかいまだに発表されいませんからその辺の注目度も高くなることでしょう。
日本はintelの支配力が強いですから、大手メディアさんではポジショントークせざるを得ない方がたくさんいると思います。
これほどのエポックメイキングな製品をintelの顔色を伺いながらコソコソしながら使わなくてはならないのはとても気の毒だと思います。(笑
今回のRyzen3000シリーズは「正直になれる人たちだけのお祭り」なので、特に業界にしがらみのない人はせっかくなので、このCPUの歴史を塗り替える一大イベントを楽しみましょう。
Athlon64X2が発売されたのが2005年ですから、実に14振りにintelに匹敵する性能のCPUが他社から発売されることになります。
私も個人持ちのPCはRyzen3000シリーズに換装予定です。(現在はAtom系のPentium)
一応、購入したらCore i9-9900Kと比較ベンチを行う予定ですので楽しみにしてください。
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