
IntelのGPU部門は、新型バトルメイジ「Xe2」チップの開発だけでなく、将来のXe4データセンターソリューションの準備も進めている。
Intelの大型バトルメイジ「BMG-G31」サポートが再びゲーマーに希望を与える一方、Xe4データセンターGPUが実機で確認される
Intelは最新バージョンのXPU Manager内で、ビッグ・バトルメイジGPU「BMG-G31」のサポートを再びリストアップした。このサポートは昨日追加されたもので、BMG-G21や多数のiGPUオプションに加え、Xe2アーキテクチャベースの高速なバトルメイジディスクリートGPUが間もなく登場する可能性をさらに示唆している。

BMG-G31 GPUが登場するのは今回が初めてではなく、Intel公式ソフトウェアでサポートされるのも今回が初めてではない。
今月初めにも、BMG-G31 GPUのサポートを追加した別のソフトウェアについて報じたが、2025年には無数のパッチがリリースされている。
Intel Arc Battlemage BMG-G31 GPUについて現時点で判明しているのは、4つのSKUが用意される予定であり、デバイスIDのリーク情報もこの点と一致しているようだ。
仕様面では、Arc BMG-G31 GPU「Big Battlemage」は最大32基のXe2コアと16GBのGDDR6メモリを搭載し、300~400米ドル帯で価格設定されればArc A770からの良好なアップグレードとなる見込みだ。
これによりNVIDIAのRTX 5060やAMDのRX 9060シリーズと容易に対抗できる性能となる。またTDPは300Wと報じられている。
Intel Arc バトルメイジ グラフィックスカードの「噂」スペック:
| グラフィック カードモデル | Arc B7XX | Arc B580 | Arc A770 |
| GPU ダイ | Arc BMG-G31 | Arc BMG-G21 | Arc ACM-G10 |
| 製造プロセス | TSMC 5nm | TSMC 5nm | TSMC 6nm |
| ダイサイズ | 未定 | 272mm2 | 406mm2 |
| シェーディング ユニット数 (コア数) | 4096 (32 Xe2-コア) | 2560 (20 Xe2-コア) | 4096 (32 Xe-コア) |
| GPU クロック (グラフィックス) | 未定 | 2.67 GHz | 2.10 GHz |
| メモリ容量 ・種類 | 16 GB GDDR6 | 12 GB GDDR6 | 16 GB GDDR6 |
| メモリ速度 | 19 Gbps | 19 Gbps | 17.5 Gbps |
| メモリバス幅 | 256-bit | 192-bit | 256-bit |
| メモリ帯域幅 | 608 GB/s | 456 GB/s | 560 GB/s |
| TGP | 300W | 190W | 225W |
| 価格 (発売時) | 未定 | $249 | $349 |
Big Battlemage GPUに加え、次世代のXe4 GPUもnbd.ltdの出荷明細書内で確認された。同明細には「Intel Data Center GPU XE4 Subsystem」と記載されており興味深い内容だが、これは2023年のリストである。
— X86 is dead&back (@x86deadandback) December 18, 2025
Intelが現在、Xe3Pアーキテクチャをベースとした次世代データセンター向けチップ(コードネーム:クレセント・アイランド)を開発中であることは周知の事実です。
したがって、Xeアーキテクチャは、噂が絶えずその将来性をiGPUに限定し続けているにもかかわらず、ハイエンド分野において依然として関連性と重要性を保っている。
IntelのXe4「Arc」ラインアップは当初「Druid」と呼ばれ、Xe3「Celestial」に続く予定だった。
しかし最新の変更により、Xe3は依然としてBattlemageファミリーに属する一方、Xe3PはCelestialファミリーに移行することとなった。

Xe3は、Arc BシリーズiGPUファミリーとしてPanther LakeCPUに初搭載される。
一方Xe3Pは、次世代ArcファミリーとしてNova Lakeおよび単体GPUの製品群向けに正式導入される。
今後、Arcセグメントにおけるディスクリートグラフィックスの展開がさらに進むことを期待している。
解説:
Big Battlemageの噂がまた出てきました。
出る、出るといわれ証拠もたくさんあるのですが、なかなかでないですね。
そうこうしているうちにメモリ不足になってなかなか価格的に厳しい情勢になってきました。
Intelの単体GPUはブランド力が弱すぎて全然うれていないのですが、それでもきちんと製品は出さないと評価自体がされません。
ここは苦しくてもなんとか食らいついていってほしいところです。
仮に価格と性能といった実力が同じだとしたら、ユーザーは確実にGeforce、もしくはRadeonを選ぶわけで、何か明確に優れた点が無かったら先行二社を超える評価を受けるのは難しいでしょう。
私は一番わかりやすく差をつけられるのがメモリ容量だったと思っています。
しかし、現在のメモリ高騰の情勢では難しいでしょう。
例えば、メモリを先行二社の同グレードで倍を搭載したとしたらどうでしょうか?
性能は設計もあるので確実に勝てるとは言い切れないです。
Intelの新モデルを出すタイミングもあって勝つのは難しいでしょう。
しかし、メモリだけは仕様を煮詰めていけば確実に勝てる容量を搭載することができます。
ゲームではオーバースペックになる可能性もありますが、一見死にスペックでも横並びで比較されれば、容量が多い方を選ぶ人もいるでしょう。
今は確実に「IntelのDGPUを使ってもらうこと」を考える時期だと思います。
もちろんこれは利益率を圧迫しますし、赤字になる可能性もありますが、一度IntelのGPUを使ったユーザーは問題がなければ次も使ってくれる可能性は高くなります。
一度の使ったことのない会社の製品をいきなり使うというのはかなり精神的なハードルが高いですから、今は少しでも多くのユーザーを獲得すべき時期だと思います。
このように、どんなにいい製品を発売したとしても、成熟した市場で地歩を固めるというのは文字通り血を吐くような努力が必要になるということです。