過去3年間の推計によると、販売されたゲーム用ハンドヘルド機の大半はAMD Ryzenチップを搭載している。
2025年末までに約800万台のハンドヘルド機が出荷される見込みで、AMDが勝利を収める
携帯ゲーム機は何十年も前から存在していたとはいえ、PCゲームをプレイできる携帯ゲーム機が普及したのは、2022年にSteam Deckを発売してからだ。
それからわずか3年で、ASUS、MSI、ZOTACなどの人気ベンダーから多数のハンドヘルド機が登場している。
過去3年間の推計によると、販売されたゲーム用ハンドヘルド機の大半はAMD Ryzenチップを搭載している。
2025年末までに約800万台のハンドヘルド機が出荷される見込みで、AMDが勝利を収める
携帯ゲーム機は何十年も前から存在していたとはいえ、PCゲームをプレイできる携帯ゲーム機が普及したのは、2022年にSteam Deckを発売してからだ。
それからわずか3年で、ASUS、MSI、ZOTACなどの人気ベンダーから多数のハンドヘルド機が登場している。
From Zero to Hero, in just four years. Vast majority of these handhelds are powered by @AMD https://t.co/cL4tpBWGj1 pic.twitter.com/0Cjg90pdlN
— Saša Marinković (@SasaMarinkovic) February 25, 2025
素晴らしいことだと思います、
これは3年前には存在しなかったもので、何もないゼロの状態から、数百万台単位でカテゴリーを増やすことができたのです。
- AMD、コンシューマー・ゲーミング・マーケティング、フランク・アゾール氏
IDCの市場調査によると、WindowsとSteamOSを搭載したハンドヘルド機の総出荷台数は、過去3年間(2023~2024年)で600万台に迫った。
2025年の予測は約200万台で、大半のハンドヘルド機はAMDのプロセッサーを搭載している。
このデータには、すべてのハンドヘルド機が含まれているわけではなく、Steam Deck、ASUS ROG Ally、Lenovo Legion Go、MSI Claw 7など、最も人気があり販売されているハンドヘルド機が含まれている。
とはいえ、600万台の半分以上がSteam Deckの販売台数であり、現時点で400万台を突破している可能性があることを示唆している。
Steam Deckは上記の中で最も遅いゲーム用ハンドヘルド機だが、SteamOSによる優れたユーザー・インターフェースにより、Windowsベースのハンドヘルド機に比べ、より多くの支持を得ることができた。
確かに、インテルはLunar Lakeチップでかなり健闘しているが、もしAMDのStrix Haloがゲーム用ハンドヘルド機に搭載されれば、インテルの次期シリーズであるPanther LakeがiGPU性能でStrix Haloに対抗できるほど本当に強力でない限り、インテルが性能でAMDに追いつくのは信じられないほど難しくなるだろう。
AMDも新しいRyzen Z2シリーズを展開しており、ゲーミングハンドヘルド市場は非常に競争の激しい状態にある。
解説:
AMDとValveの携帯ゲーミングPC Steam Deckが新しい市場を作り出したことが記事になっています。
AMDもStrix Point、Krackan Point,Strix Haloとそのラインナップを増やしており、未来はかなり明るいということでしょう。
ValveのSteam Machineも一時期話題になっていました。
もう少し低価格帯のAPUの性能が上がればFullHDでAAAタイトルがある程度の画質で楽しめるのではないかと思います。
Strix HaloというMCMの新しい高性能チップもラインナップされましたが、当面価格を下げるのは難しいのではないかと思います。
IntelのLunarLakeも携帯ゲーミングPCに採用されていますが、価格を下げるのが難しいので中心になるのはAMDの低価格帯APUになると思います。
Phoenix2やKrackan Pointですね。
ゲーミングPCとしてみると、かなり心もとない性能ですが、入門用のゲーム機としてみると、悪くないコスパだと思います。
数年前、Steamdeck発売前には存在していなかった市場であるだけに、ここが開拓されたのはメーカーにとって大きな意味があると思います。
Ryzen 9000シリーズ
Ryzen 7000X3Dシリーズ
Ryzen 8000GシリーズAPU(GPU内蔵)
Ryzen 5000/4000シリーズ