マザーボード関係

AMD初の 「B850 」マザーボードの画像がオンラインで公開される。

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AMDの 「次期 」B850マザーボードの初期画像がオンラインで公開され、Team Redの次の 「格安志向 」マザーボードに何が期待できるかが明らかになった。

AMDは2025年のCESまでに 「低予算向け 」B850 & B840マザーボードをリリースする予定で、すでに供給が開始されている。

通常、AMDはハイエンド製品をリリースしてから低価格製品をリリースするのが一般的で、CPU、マザーボード、GPUのラインナップのほとんどがそうなっている。

しかし、ひょんなことからAMDは2024年に手頃な価格の800シリーズ・チップセット・マザーボードをリリースしないことを決定し、代わりにリリースを翌年に延期したため、市場に空白が生じた。

現在、興味深いことに、VideocardzはGigabyte B850M AORUS ELITE WIFI6E ICEマザーボードの画像を入手することに成功しており、B850シリーズがついにサプライチェーンに登場することを示唆している。

AMDのB850チップセットに期待することは分かっているため、公開された写真にはエキサイティングなことは描かれていないが、マザーボードの画像がいくつか公開され、パッケージやボード全体の外観が明らかになった。

Gigabyte B850M AORUS ELITE WIFI6E ICEは、4つのDIMMスロット、オールホワイトのデザイン、そしてVRMヒートシンク全体に施された伝統的なAORUSブランドを備えている。

B850チップセットの一般的な仕様に少し踏み込むと、このチップセットはGen5とGen4の両方の機能を提供し、Gen5は主にNVMeストレージ・デバイスに、Gen4はグラフィックスに使用されると言われている。

マザーボード・メーカーは、Gen5レーンをディスクリート・グラフィックス・カードに専用化するオプションがある。

エキサイティングな要素は、B850マザーボードがメモリとCPUのオーバークロックをサポートすることで、インテルの同等製品よりも優位なラインナップを提供する。

発売時期に関しては、AMDのB850およびB840「低価格」マザーボードは2025年のCESで発売される予定で、消費者はRyzen 9000シリーズCPUに最適なチップセットを選択する幅広い選択肢を得ることができる。

AMD AM5チップセットの比較:

チップセット 名PCIeレーン数
Gen (PCH)
USB サポート
(最大)
オーバークロック
サポート
グラフィック
構成
X870EGen5
(GPU & NVMe)
USB4CPU及びメモリ16x1, 8x2
X670EGen5
(GPU & NVMe)
USB 3.2
(20 Gbps)
USB4 (Optional)
CPU及びメモリ16x1, 8x2
X870Gen5
(GPU & NVMe)
USB4CPU及びメモリ16x1, 8x2
X670Gen5 (NVMe)
Gen4 (GPU)
USB 3.2
(20 Gbps)
USB4
(Optional)
CPU及びメモリ16x1, 8x2
B850Gen5
(NVMe / GPU Opt)
Gen4 (GPU)
USB 3.2
(20 Gbps)
CPU及びメモリ16x1, 8x2
B650EGen5
(NVMe / GPU)
USB 3.2
(20 Gbps)
USB4
(Optional)
CPU及びメモリ16x1, 8x2
B650Gen5 (NVMe)
Gen4 (GPU)
USB 3.2
(20 Gbps)
USB4
(Optional)
CPU及びメモリ16x1, 8x2
B840Gen3 (NVMe / GPU)USB 3.2
(10 Gbps)
メモリのみ16x1
A620Gen4
(NVMe / GPU)
USB3.2
(10 Gbps)
USB4
(Optional)
メモリのみ16x1

ソース:wccftech - AMD’s First “B850” Motherboard Images Surfaces Online, Showcasing An “All-White” Design

 

 

 

 

解説:

AM5の大本命、B850の発売がいよいよ迫ってきました。

X870/Eが発売され、AMD800シリーズの最上位モデルが登場したわけですが、最大の売れ線であるB850と最も低価格なB840は来年の早期に出るとされています。

B850はGPUがGen5であるかどうかはオプションとし、NVMeのみGen5が保障されています。

B840はNVMeとGPUが両方ともGen3となりましたが、おそらく価格をA520並みに抑えることができるのでしょう。

どちらもB650/EとA620の価格と売れ行きから必要とされるところを改善したのだと思います。

B840が今時GPU、NVMe両方ともGen3に設定してあるのは相当に安価にする予定なのでしょう。

もっとリッチな仕様が欲しい人はB850の安価なモデルを購入してくれということなのでしょう。

B850の高価なモデルはX870無印に迫る仕様になるのでしょう。

X870E=きわめて高価

X870=高価

B850=高価-安価

B840=極めて安価

特にA620はGPUとNVMeをGen4にしてしまったがためにA520と比較してかなり高止まりしてしまいました。

そこを反省してA520/A320と同じくGPU/NVMeをGen3にしたのでしょうね。

最新マザーボードですが、安ければ6000円台で出てくるかもしれません。

ここしばらく円安が続いていますのでどうなるのかは断言はできませんがA520に近いくらいは安価になるでしょう。

 

 

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