PS5デジタルエディションには、オプションでブルーレイプレーヤーも用意されている。
ソニーは、1TBの内蔵ストレージを搭載し、フォームファクターを大幅にスリム化したPS5およびPS5 Digital Editionの新バージョンを発売する。
PS5の新バージョンは11月に発売され、現行モデルと置き換わる。
ディスクドライブ版の価格は据え置きだが、Digital Editionは50ドル値上がりする。
ソニーの新型プレイステーション5は、現行モデルよりも大幅にスリム化されている。
PS5とPS5 Digital Editionの両方が、従来モデルと比べて30%以上スリム化され、18%と24%軽量化されている。
その違いは視覚的にも明らかで、スリム化されたPS5は、中央のマットブラックの部分の厚みが大幅に薄くなっている。
ソニーの新型PS5では、内蔵ストレージとブルーレイ機能もアップグレードされた。
PS5とPS5 Digital Editionは、825GB SSDから1TB SSDにアップグレードされ、ゲーマーのストレージ容量が24.1%増加した(少なくとも、オペレーティングシステムを考慮する前の値)。
また、PS5 Digital Editionには、オプションとしてUltra HD Blu-rayディスクドライブが新たに追加された。
これにより、必要に応じてPS5 Digital Editionを、より高価なディスクを搭載したPS5に変更することができる。
これらの新型スリム・コンソールは、機能的にはソニーの旧型と同じで(ストレージとディスク・ドライブのアップグレードを除いて)、現在販売されている厚くて重い現行モデルに取って代わるように設計されている。
ソニーは、新型PS5スリムモデルを11月より米国の一部小売店およびPlayStation Storeにて発売することを発表しました。
米国での発売後、順次グローバルでの販売を開始する予定です。なお、PS5®の在庫がなくなり次第、PS5®スリムモデルのみの販売となります。
PS5 Digital Editionの価格は50ドルアップの449.99ドルで、Ultra HD Blu-rayディスクドライブを搭載した標準モデルの価格は、現行のPS5と同じく499.99ドルです。
オプションのUltra HD Blu-rayディスク・ドライブは、新型PS5 Digital Edition向けで、価格は79.99ドルとなる。
ソニーは縦置きスタンドを廃止し、PS5スリムモデル全モデルに同梱される横置きスタンドを採用する。
PS5を従来の縦置きで使用したいゲーマーのために、ソニーはPS5の全モデルに対応するオプションの縦置きスタンドを29.99ドルで提供する。初代PS5では、付属のスタンドは横置きと縦置きの両方に対応していた。
ソース:Tom's Hardware - New PS5 Design is Thinner, Upgrades to 1TB SSD
解説:
新型PS5の話題が出ていますので、取り上げてみます。
もうすでにゲーム系のYoutuberなども散々取り上げていますので知っている方もいると思います。
米国では光学ドライブ付きのバージョンは価格が変わりませんのであまり批判的な論調の記事はありませんが、日本では光学ドライブ無しのデジタルエディションで10,000円台、光学ドライブありの通常版で6,000円台の値上げがあったため、ボロクソに批判されています。
私はPS5発売後半年後から1年半、値上げ迄ずっと応募し続けましたが全部外れたのでもうPS5を買うのは諦めました(笑。
買う気は無いので薄型PS5が値上げしても何とも思いませんが、購入する気のある人にとっては痛い話なのでしょうね。
日本では新型に変更されると値下がりするのが普通だったので今回の新型になったけど値上げと言うのはかなりショックな話であることは理解できます。
円安と材料・燃料価格が上がっているのである意味仕方ないのですが、買う側としては納得できないですよね。
それも理解出来ます。
私の中では有効な転売対策を取らなかったソニーに対してはいろいろと思うところがあります。
私はもうPS5を購入する気が無いのでこれ以上は触れません。
gamesindustry.bizでは、今後ゲーム機で成功するにはSwitchのようにある程度枯れた部品を使って生産性を高める必要があると主張していましたが、この結果を見ると「なるほどな」と思わされます。
ゲーム機は感情移入する人が多い製品なので、一度悪いイメージが付くとずっと尾を引きますし、致命的です。
やはり、今後、ゲーム機が成功するかどうかを左右するのは必要な時に必要な分だけ台数を用意できるかと言うのも関係してくるのかなと思います。
日本では、あちこちに人口減少の弊害が出始めていますが、PS5が日本を重視しなくなったのと同様のことはこれから他の分野でもどんどん出てくると思います。
覚悟しておきましょう。