インテル、Raptor Lake Refresh SKUを確認
インテルは、第14世代Coreデスクトップの全ラインアップを意図的(意図せず?)に明らかにした。
製品変更通知は、製品パッケージの今後の変更や製造中止の可能性に関する情報を提供する慣例的な文書です。
今回のPCN「119696-00」は、インテル製CPUをトレイに搭載して出荷している小売店、システムインテグレーター、OEM企業に対して、これらのトレイのアップグレードが予定されていることを通知するものです。
この変更は、インテルが輸送媒体、出荷方法、梱包の強化に継続的に取り組んでおり、出荷用トレイのデザイン更新が予定されていることに起因しています。
インテルは、LGA1700 CPUトレイの第3弾を10月25日に出荷開始すると発表した。
しかし、インテルのパートナーは、インテルがこれらのトレイの供給を使い果たすまで、第2リビジョンを受け取り続ける。しかし、この変更通知の本当の意味は別のところにある。
輸送可能なLGA1700 CPUのリストには、Alder LakeとRaptor Lakeの両方のCPUがあり、Core、Pentium、CeleronのSKUにまたがっている。
興味深いのは、このリストで第14世代Coreモデルの全ラインナップも公開されていることで、インテルはこれまで製品パッケージの変更や製造中止の可能性を公表していなかった。
今回のPCN「119696-00」は、インテル製CPUをトレイに搭載して出荷している小売店、システムインテグレーター、OEM企業に対して、これらのトレイのアップグレードが予定されていることを通知するものです。
この変更は、インテルが輸送媒体、出荷方法、梱包の強化に継続的に取り組んでおり、出荷用トレイのデザイン更新が予定されていることに起因しています。
インテル第14世代コア "Raptor Lake Refresh"
構成↓ | ベースクロック (Pコア) | ブーストクロック (Pコア) | PBP (TDP) | iGPU | |
Core i9- 14900KS | 24/32T (8P+16E) | TBC | 6.2 GHz | 150W | 〇 |
Core i9- 14900K | 24/32T (8P+16E) | 3.2 GHz | 6.0 GHz | 125W | 〇 |
Core i9- 14900KF | 24/32T (8P+16E) | 3.2 GHz | 6.0 GHz | 125W | – |
Core i9- 14900 | 24/32T (8P+16E) | 2.0 GHz | 5.8 GHz | 65W | 〇 |
Core i9- 14900F | 24/32T (8P+16E) | 2.0 GHz | 5.8 GHz | 65W | – |
Core i9- 14900T | 24/32T (8P+16E) | 1.1 GHz | 不明 | 35W | – |
Core i7- 14700K | 20/28T (8P+12E) | 3.4 GHz | 5.6 GHz | 125W | 〇 |
Core i7- 14700KF | 20/28T (8P+12E) | 3.4 GHz | 5.6 GHz | 125W | – |
Core i7- 14700 | 20/28T (8P+12E) | 2.1 GHz | 5.4 GHz | 65W | 〇 |
Core i7- 14700F | 20/28T (8P+12E) | 2.1 GHz | 5.4 GHz | 65W | – |
Core i7- 14700T | 20/28T (8P+12E) | 1.3 GHz | 不明 | 35W | – |
Core i5- 14600K | 14/20T (6P+8E) | 3.5 GHz | 5.3 GHz | 125W | 〇 |
Core i5- 14600KF | 14/20T (6P+8E) | 3.5 GHz | 5.3 GHz | 125W | – |
Core i5- 14600 | 14/20T (6P+8E) | 2.7 GHz | 5.2 GHz | 65W | 〇 |
Core i5- 14600T | 14/20T (6P+8E) | 1.38 GHz | 不明 | 35W | – |
Core i5- 14500 | 14/20T (6P+8E) | 2.6 GHz | 5.0 GHz | 65W | 〇 |
Core i5- 14500T | 14/20T (6P+8E) | 1.7 GHz | 不明 | 35W | – |
Core i5- 14400 | 10/16T (6P+4E) | 2.5 GHz | 4.7 GHz | 65W | 〇 |
Core i5- 14400F | 10/16T (6P+4E) | 2.5 GHz | 4.7 GHz | 65W | 〇 |
Core i5- 14400T | 10/16T (6P+4E) | 1.5 GHz | 不明 | 35W | – |
Core i3- 14100 | 4/8T (4P+0E) | 3.5 GHz | – | 65W | – |
Core i3- 14100F | 4/8T (4P+0E) | 3.5 GHz | – | 58W | – |
Core i3- 14100T | 4/8T (4P+0E) | 2.7 GHz | 4.7 GHz | 60W | 〇 |
Intel 300 | 2/4T (2P+0E) | 3.9 GHz | – | 46W | – |
Intel 300T | 2/4T (2P+0E) | 3.4 GHz | – | 35W | – |
ソース:Videocardz.com - Intel accidentally confirms entire 14th Gen Core Desktop CPU lineup before launch
解説:
Intelの製品変更通知からRaptor Lake Refleshの全ラインナップが明らかに
意図せずしてなのかどうなのかははっきりしないようですが、出荷先向けの文書から明らかになったようですね。
ラインナップを見ると省電力デスクトップのTシリーズを含めていつも通りと言った感じです。
最近、X上で第14世代Coreを購入するか同課のアンケートを取っている方がいたのですがねかなりの人が高すぎて買えないと答えているのが印象的でした。
世界的な物価上昇傾向によってあらゆるものが値上がりしていますが、PCパーツも簡単に「買う」とは言えない時代になってきたのかもしれません。
そうした傾向を見ると、ソケット(マザーボード)の寿命は延びる一方なのかなと思います。
無線LANやUSBなど移り変わりの早いものはありますが、やろうと思えば長く使えるだけに毎年プラットフォームを変更するということをしていたらソケットの変更時に脱落するユーザーが出てくる可能性が高いです。
PC Gamerとは昔はPCを更新するのに金を惜しまなかったユーザーが多かったのですが、こういう話を聞くと時代は変わったなあと思います。
ある意味、日本でもかなりゲーミングPCは一般的になったと言ってもよいと思います。
Core Ultra 200Sシリーズ
ソケットLGA1851
Intel 第14世代Coreシリーズ
ソケットLGA1700
※ 末尾にFがついているモデルはGPUがありませんのでご注意ください。