AMD Ryzen 7000X3Dの値下げが復活
ここ数週間、AMDはRyzen 7000 CPUシリーズの値下げに難色を示していた。
それにもかかわらず、小売業者は異なる見解を持っており、最近、最新の7000X3Dシリーズの少なくとも2つについて価格調整を実施した。
上位のRyzen 9 7000シリーズの価格設定は、市場の現実に対する反応が比較的鈍く、フラッグシップの16コアCPUは依然として699ドルまたは599ドル(それぞれX3DシリーズとXシリーズ)に甘んじている。
しかし、ハイエンド・セグメントでようやく動きが出てきた。
Ryzen 9 7900X3Dは現在470ドルで入手可能で、AM5プラットフォームで最も人気のあるゲーミング・コンポーネントである7800X3Dは381ドルで入手できる。
さらに、Ryzen 7 7700X3Dは276ドルに値下がりした。
特筆すべきは、これら3つの製品すべてにStarfieldゲームの無料コピーがバンドルされていることだ。
AMD Ryzen 7000のお買い得情報:
- AMD Ryzen 9 7900X3D: $469.78 (Amazon) + Starfield
- AMD Ryzen 7 7800X3D:381.00ドル(Newegg)+スターフィールド
- AMD Ryzen 7 7700X:276ドル(アマゾン)+スターフィールド
AMD Ryzen 7000シリーズだけが値引きされているわけではない。
B&Hでは、3つのRyzen 5000 SKUが低価格で販売されており、中でも5800X3Dは270ドルで、他の主要な米国ストアよりも少なくとも50ドル安くなっている。
AMD Ryzen 5000のお買い得情報:
- AMD Ryzen 7 5800X3D:269.99ドル(アマゾン)
- AMD Ryzen 9 5900X:327.49ドル(B&H)
- AMD Ryzen 7 5700X:190.16ドル(B&H)
ゲーマーは間違いなくX3Dシリーズを最重要視している。
とはいえ、経済的な制約があり、必ずしも最高のフレームレートを目指していない個人は、Ryzen Xシリーズに目を向けることを検討するかもしれない。
7月上旬の最初の値引きの後、この1ヶ月はやや平穏であったが、特定のコンポーネントが値下げされるのはやはり新鮮である。
ソース:Videocardz.com - AMD Ryzen 7 7800X3D drops to $381, Ryzen 7 5800X3D now available at $270
解説:
Ryzen 7 7800X3D、Ryzen 7 5800X3Dがアメリカで値下がり
スターフィールドのバンドルにプラスしてAMD製品が値下がりしているようです。
Intelの自社製品が苦しかった時期はAvengerなどのバンドル製品やタイアップ製品を出していましたが、AMDもバンドル攻勢しています。
これからIntelはRaptorのRefleshを出しますが、AMDは既に7000シリーズのX3Dを出してしまったため、今後撃てる弾があるとは思えず、やはり値下げ攻勢で行くのですかね。
日本においては、円安の動向によって「おま国」で値下がりがキャンセルされる可能性も0ではないのであまり期待しないようにした方がいいです。
現在アメリカでは金利を上げていますが、為替政策の違いによって日本ではそれほど金利を上げていません。
この傾向はしばらく続くと思いますので、アメリカが金利を上げればさらに円安になるという傾向になると思います。
自作パーツ受難の時代です。
海外では景気よく値下がりしていますが、日本では余っていてもあまり価格が下がらないのは円安が進んでいるからです。
今は1ドル144円でチャートのトレンドは完全に円安です。
PCパーツの値下がりは期待できないと考えておきましょう。
Ryzen 9000シリーズ
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