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Minisforum、ディスクリートGPUオプションを搭載した6リッターデスクトップを発表

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コンパクトなパワーハウス

コンパクトPCのスペシャリストであるMinisforumは本日、新しいMini ITX PCの画像とプレスリリースを発表した。

MinisforumがCOMPUTEXで発表したMini ITXマザーボードをベースに、AMDとIntelの両方がラインナップされる予定だ。

つまり、購入者はAMDのDragon Range 7045HXまたはIntelの第13世代Raptor Lake HX 55ワット・プロセッサーのいずれかを搭載した6リットルPCを注文できることになる。

プロセッサーの選択肢からすでにお分かりのように、MinisforumはこれらのコンパクトなパワーハウスPCにモバイルプロセッサーを搭載する予定だ。

AMD側では最大16コア、インテル側では最大24コアのプロセッサを選択できることになる。

Minisforumは、これらの強力かつ電力効率に優れたプロセッサーを非常にコンパクトなフォームファクターに搭載し、標準的なデスクトップと同じようにディスクリートGPUを簡単に追加できるようにマザーボードとケースを設計しました。

これは発売前のニュースリリースであるため、詳細は不明だが、わかっていることはすべて以下の表にまとめた。

Minisforum
Mini ITX PC
CPUAMD Ryzen 7045HX
シリーズ
もしくは Intel Raptor Lake HX55
シリーズ CPU
拡張性能単体GPU用
PCIE5.0 x16スロット , DDR5x2,
M.2 SSD
スロットx2
ポート前面: Audio, USB-C,
USB-A, power button.
背面: USB-C, 4x USB-A,
HDMI, DP, Ethernet,
Wi-Fi, 3x audio.
電源SFX PSU搭載済み
容積6L
材質サイドパネル:アルミ
天板:ベニヤ 手回し式ネジで
内部にアクセス可能

購入者は、デスクトップ・ユーザーが利用できるのと同じアップグレード・オプションの多くを、小さなパッケージで利用できるようになるようだ。

ただし、CPUはアップグレードできない。

したがって、購入検討者は、システムの寿命のためにCPUの選択を非常に慎重に検討する必要がある。

私たちが知らないが、教えてもらいたい重要なこととして、私たちが使用できる最大のGPUは何か。トリプルファンや2スロット以上のコンシューマー向けグラフィックカードがますます一般的になっている中、そのような巨大なものはこのケースにどのように収まるのでしょうか?また、搭載される可能性のある冷却システムについても教えていただけるとうれしいです。

Minisforumは、マザーボード/CPUコンポーネントを別売りにすると言っているが、これはすでに他のMini ITXケースデザインを持っていたり、好んで持っている人には歓迎されるかもしれない。

上記のマザーボードとシステムの価格は後日発表される。Minisforumによれば、これらは「ハイエンド顧客を念頭に置いて設計されている」ため、高価格になることは覚悟しなければならない。

また、発売日や入手可能な時期も未定です。

Minisforumからのこれらの新しいMini ITX PCは、Intelが最近NUCプロジェクトからの撤退を表明していることを考えると、良いタイミングと言えそうだ。

ソース:Tom's Hardware - Minisforum Announce Six-Liter Desktops With Discrete GPU Options

 

 

 

 

解説:

小型PCメーカーのMinisforumが6LのMini-ITXベアボーンを発売予定のようです。

GPUが内蔵出来て、CPUにはモバイル用のCPUを直付けしたマザーボードが使われるようです。

ギリギリまでPCパーツを詰め込んでDAN CASEが7.2Lですので、それよりも小さいということになります。

 

サイズを小さくするというのは何かを我慢すること

私もミニPCを愛好しているものとして一言言わせてもらえれば、サイズを小さくするということは何を犠牲にすると言うことに他なりません。

Mini-ITXのサイズは170mmx170mmです。

そしてGPUの高さは142mm程度です。

※ 実際にはマザーボードの厚みや補助電源ケーブルを最低限度収めるスペースがいるのでもっと高くなると思います。

GPUの長さは170mmのものもありますが選択肢を多くしたければ200mmを想定したほうがいいです。

つまり最低170mmX200mmX142mmは無いとすべてのパーツが収まらないということになります。

これだけで最低4.8Lになりますので、電源の設置スペースやストレージの配置スペース及び最低限度の配線スペースを考えると大体ギリギリで7.2L程度にはなるでしょう。

ここから少しでも容積を削ろうとすると使えるパーツにかなり制限がかかるということになります。

今回の場合で言えば、CPUが直付けでCPUクーラーも付属しているものと思います。

要するにCPUの交換は出来ません。

Mini-PCを作られる方は容積を見て自作難易度を測れるようになると一人前だと思います。

 

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