MSIはRTX 4060 Ti 16GBカードを519ユーロで販売しており、発売時より少なくとも20ユーロ安くなっている。
16GBのメモリを搭載したNVIDIA RTX 4060 Tiは、公式なレビュー報道もなく、発売当初は限定的な販売にとどまった。
アップグレードされたメモリと高価格にもかかわらず、ゲーマーやボードパートナーの支持を得られず、結果的に導入されたモデルは少なくなった。
発売日当日、このGPUは大手小売店でしか在庫を見つけることができず、そこでも数台しか販売されなかった。
当然のことながら、GPUの価格はすでに発売当初の549ユーロを下回っている。
割引競争をリードするMindfactoryは現在、MSIのRTX 4060 Ti 16GB Ventus 3X OCを519ユーロで提供している。
注目すべきことに、このカードは当初538ユーロで販売され、すでに希望小売価格よりも安い価格でデビューしていた。
公式のUS499MSPは、20%の付加価値税を含めると約540ユーロになる。したがって、このオファーをどう見ても、NVIDIAが当初このカードを販売する予定であった価格よりも低いことに変わりはない。
RTX 4060 Ti 16GBは、NVIDIAではなく小売業者によって、発売時に即座に値引きされた残りの4070以下のSKUに加わることになるようだ。
これでNVIDIAが公式値下げに踏み切らなければ、おそらく何もできないだろう。
値下げにもかかわらず、売れ行きはそれほど伸びていない。
MSI Ventus 3X 16GBの販売台数は10台で、24時間以上この水準を維持している。
NVIDIA GeForce RTX 4000シリーズのスペック
GeForce RTX 4060 Ti 16GB | GeForce RTX 4060 Ti 8GB | GeForce RTX 4060 | |
ボード/SKU | PG190 SKU 363 | PG190 SKU 361 | PG173 SKU 371 |
アーキテクチャー | Ada (TSMC 4N) | Ada (TSMC 4N) | Ada (TSMC 4N) |
GPU | AD106-351 | AD106-350 | AD107-400 |
CUDA コア数 | 4,352 | 4,352 | 3,072 |
ブースト クロック | 2.5 GHz | 2.5 GHz | 2.4 GHz |
メモリ容量 ・種類 | 16 GB G6 | 8 GB G6 | 8 GB G6 |
メモリクロック | 18 Gbps | 18 Gbps | 17 Gbps |
メモリバス幅 | 128-bit | 128-bit | 128-bit |
メモリ帯域幅 | 288 GB/s | 288 GB/s | 272 GB/s |
TDP | 160W | 160W | 115W |
インターフェイス | PCIe Gen4 x8 | PCIe Gen4 x8 | PCIe Gen4 x8 |
希望小売価格 | $499/€549 | $399/€439 | $299/€329 |
発売時期 | 2023/07/18 | 2023/05/24 | 2023/06/29 |
ソース:Videocardz.com - NVIDIA RTX 4060 Ti 16GB is already below MSRP in Germany
解説:
ドイツでRTX4060Ti 16GBが早くも値下がり
一部の安価なRTX4070より高いRTX4060Ti 16GBがドイツで値下がりしているそうです。
20ユーロ値下がりしているということなので日本円に直すと3000円引きくらいです。
私の目にはnVIDIAの高価格政策はもう破綻しているように見えます。
今後は安売りするのが嫌ならば、Geforceは潔く止めて、AI/MLチップやプロクリエイター向けだけで食っていけばよいのでは?と思います。
さすがに今のままでは在庫の山になるでしょうし、小売店も迷惑じゃないかなあと思います。(苦笑。
RTX4060って3-4万円くらいで、RTX4060Tiが5万円台程度が望まれていてる価格だと思うのですが、スペックを落としてでもこのくらいの価格で売らないことには売れないんじゃないでしょうか。
いい加減、現実を知ることも大事だと思います。
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