AMD Ryzen 5 7500Fは統合グラフィックス非搭載
AMDが今週、新しい6コアCPUを発表すると韓国の小売業者が主張。
AMDは、AM5 CPUの最も一般的な特徴の1つを欠く可能性のある新しい6コア・プロセッサーを間もなくリリースするようだ。
Ryzen 5 7500Fは、統合グラフィックスをサポートしないAMD初のデスクトップCPUとなる。
公開されている最初の情報によると、このCPUは実に6コアで、同じコア数のRyzen 5 7600より100MHzほど遅いはずだ。
このCPUはすでに、X670EマザーボードとDDR5-4800メモリで動作するPugetBenchウェブサイトに登場している。
統合GPUのサポートがないため、IODとして知られる第3チップレットに変更が加えられたことは注目に値する。
この世代のAMD RyzenデスクトップCPUでは、統合GPUサブシステムをコンピュート・タイルではなく、このチップレットに配置した。
前世代のAMD RyzenデスクトップCPUは、モバイルAPUシリコンをベースにしたGシリーズを除き、iGPUをサポートしていなかった。
このCPUの価格は、当初229ドルで発売されたRyzen 5 7600より約10ドル安いとされており、現時点では219ドルに下がっている。
AMD Ryzen 7000シリーズのスペックと価格
コア数/ スレッド数 | ベース クロック | キャッシュ (L2+L3) | iGPU | 発売時価格 (USD) | |
Ryzen 9 7950X3D | 16C/32T | 5.7 GHz | 144MB | 2CU RDNA2 | $699 |
Ryzen 9 7950X | 16C/32T | 5.7 GHz | 80MB | 2CU RDNA2 | $699 |
Ryzen 9 7900X3D | 12C/24T | 5.6 GHz | 140MB | 2CU RDNA2 | $599 |
Ryzen 9 7900X | 12C/24T | 5.6 GHz | 76MB | 2CU RDNA2 | $549 |
Ryzen 9 7900 | 12C/24T | 5.4 GHz | 76MB | 2CU RDNA2 | $429 |
Ryzen 7 7800X3D | 8C/16T | 5.0 GHz | 104MB | 2CU RDNA2 | $449 |
Ryzen 7 7700X | 8C/16T | 5.4 GHz | 40MB | 2CU RDNA2 | $399 |
Ryzen 7 7700 | 8C/16T | 5.3 GHz | 40MB | 2CU RDNA2 | $329 |
Ryzen 5 7600X | 6C/12T | 5.3 GHz | 38MB | 2CU RDNA2 | $299 |
Ryzen 5 7600 | 6C/12T | 5.1 GHz | 38MB | 2CU RDNA2 | $229 |
Ryzen 5 7500F | 6C/12T | 5.0 GHz | 38MB | – | 不明 |
解説:
内蔵GPU無しのRyzen 5 7500Fが準備されている・・・らしい。
AM5のGPU無し製品が準備されているようです。
察するところAM5で低価格帯の製品を発売して早めにAM4から切り替えたいのでしょうが、何かズレているなあと言う感じ。
どうせ低価格市場の切り替えを狙うならば、APUで最も安い(と思われる)7520UのAM5版を5000円以下の低価格で出したらどうかと思いますね。
7520UはZen2の4C8T+Radeon 610Mですが、CPUのみを簡単に切り替えられる自作PC向けなら、ショボ過ぎてノートPCのレビューサイトからも酷評されている7520Uでも全く問題ありません。
それどころから、「買い替えるときやBIOSの更新のために1個くらい持っておけ」くらいの感覚でしょう。
いっそマザーボードにバンドルしたらどうですかね(苦笑。
同じものがChromebookに採用されているところを見ると原価はかなり安いのでしょう。
マザーボードを買ったらおまけにCPUが付いてくるというのは結構お得なのでは?(苦笑。
A620+7520Gで10,000円以下に出来るなら、AM4からの移行を簡単に促せるのでは?と思います。
ハイエンド志向の人は7520G(?)なんて絶対に使わないので、特に他のモデルが売れなくなるということは無いのではないでしょうか。
Ryzen 9000シリーズ
Ryzen 7000X3Dシリーズ
Ryzen 8000GシリーズAPU(GPU内蔵)
Ryzen 5000/4000シリーズ